永倉新八
pagupagu14
DONE儂の誇り/永+ぐだ♀(Fate)永倉おじいちゃんの耳欠けてる~~~~~????!!!!!!と大変興奮したとこから妄想ねりねりした結果の小話。触りたいような、怖いような…一臨おじいちゃんに戦士の残り香を感じたいです…
儂の誇り「おじいちゃんの耳…切れてるんだ」
「あん?」
言われて、何を言われたのか思い至り口角を上げた。
「かっこいいだろ?」
「かっこいいっていうか…痛そう」
「はは、まあお前さんからしたらそうだろうよ。…これはな、儂の勲章よ」
儂の言葉にマスターは数回瞬きを繰り返す。
「儂の戦った記憶、誇り、勲章よ。これは」
「それは…かっこいいね」
「だろォ?」
声を上げて笑うとつられたようにマスターもまた笑った。
「…触るかい?」
「ええっ…」
「悩むのかい、そこで」
孫と、儂の本当の孫とこんなことも話したなと思い出しながら目の前でころころと表情を変える少女の頭をがしがしと乱暴に撫で、頬を膨らませるマスター相手にまた笑った。
-了-
312「あん?」
言われて、何を言われたのか思い至り口角を上げた。
「かっこいいだろ?」
「かっこいいっていうか…痛そう」
「はは、まあお前さんからしたらそうだろうよ。…これはな、儂の勲章よ」
儂の言葉にマスターは数回瞬きを繰り返す。
「儂の戦った記憶、誇り、勲章よ。これは」
「それは…かっこいいね」
「だろォ?」
声を上げて笑うとつられたようにマスターもまた笑った。
「…触るかい?」
「ええっ…」
「悩むのかい、そこで」
孫と、儂の本当の孫とこんなことも話したなと思い出しながら目の前でころころと表情を変える少女の頭をがしがしと乱暴に撫で、頬を膨らませるマスター相手にまた笑った。
-了-