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    温泉

    melrose_E

    PASTうちよそ小話。
    種族が違うことでぐるぐるしがちなうちの子です。
    この頃のFCハウスはミストにありましたね。Sハウスでした。
    懐かしいね(現在はシロガネのLハウスだよ!温泉温泉!)

    簡単な人物紹介
    メル:ララフェル(デューンフォーク)
    ヴィエラの義弟がいるよ。弟は立派なシスコンに育っているよ!
    ルカ:ヴィエラ(ヴィナ・ヴィエラ)
    みんなにもてもてなヒカセンだよ。本人は恋愛とか疎いっぽい?多分?
    雨も好き。でも嫌い。 最寄りのマーケットボードまで買い物に行こうとカンパニーハウスの扉を開けたら、しとしと細かい雫が空から落ちてきていた。ついてないなあと思いながらも、一旦カンパニーハウスの自室に戻り、東の国で作られているという傘を手にして再びハウスの入り口へ向かった。そもそも雨が降ろうが気にしないで濡れるままにする人の方がエオルゼアには多い。濡れないようにと傘を使うのは一部の人だけだし、私もかつてはそうだった。それがわざわざ部屋に戻ってまで傘を手にするようになったのには勿論理由がある。この傘をルカさんから貰ったからだ。
     この傘、番傘というらしいのだけれど。これを貰ったのはまだルカさんと知り合って間もない頃。私はまだ冒険者になったばかりで、初めて見た東の国の衣服がとても可愛くて珍しくて。つい冒険者になる前に貯めていたお金を使って袴というのを買い、頻繁に着ていた。もの凄く高額ではないけれど、それなりのお値段だったのに雨が降ればずぶ濡れにしていたから、気にして袴の時に似合う傘をくれたんだろうな。
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    なまたまご

    TRAININGラノベ作家大倶利伽羅先生と家事代行にょたんばちゃの話2ndシーズンドキドキ温泉旅行編
    序です。

    ※この話はますおさんによる設定をもとにした三次創作です。
    山姥切と初めて会った日、鶴丸は山姥切を俺に舞い降りた天使だと形容した。今となって考えると、それもあながち間違いではなかったかもしれない。

        ◇

     山姥切と出会ってから気づけば2年ほど経っていた。俺の初めてのヒット作、『俺ん家のエロすぎる無表情エルフメイドをどうにかしてくれないか』通称えるどうはアニメ化が決まった。毎度頭を悩ませられるお色気や、恋愛要素を増やしたことが功を奏したのだ。巻数は8巻に届き、発行部数も伸びて毎月の貯金額が少しだけ増えた。全ては順調、なのだろう。そう全く思えないのは2年もこの女と居るというのに、いつまでも振り回されているままであるからだ。それは恐らく…俺がこの女に好意を抱いているらしいと自覚したからという原因も関係しているだろう。誠に遺憾である。しかし、だから何だというのだ。俺はそれをあいつに告げる気はなかった。言ってどうなる?あの女が作る飯は嫌いじゃない。あの女がただこの部屋にいる時間がもはや当たり前だ。無闇にそれを壊すくらいなら、何もしないほうがいい。
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    いっか

    DONEエル主♀。全年齢。痛め。
    なんで痛めなのか〜〜〜エイプリルフールの定義よ〜〜〜。
    ラぅリンの結婚式とか考えてたらこうなるよね〜〜〜。
    ネタバレ:メインv6.4まで。

    それはそうと今年のエイプリルフールはよぉ〜〜wwww
    エルジュに温泉行ってほしいよ〜〜〜www
    しあわせなら++

       しあわせなら


    アストルティアには年に一度、エイプリルフールという日がある。
    冬の合間に訪れる新年の始まりとは別に、冬が終わった後の春の訪れを祝って、皆で笑う日だ。
    この日だけは、悪質なものを除けば、つまらない嘘も悪戯も変わった遊びも何もかもを、待ちに待った春なのだからと許し合い、みんなで指差し笑い合った。
    おおわらいの日、とも呼ばれるほどには。
    魔物だっていつもと違う衣装でやってきたり、とある場所で見られる束の間の夢幻も、まるで神々の悪戯のように、アストルティアには不思議な出来事が起こり得る。

    大陸の内海の真ん中に位置する、この小さなエテーネ島でも、朝からあちこちで笑い声が上がっている。
    元々のエテーネの村にはなかった風習だが、新しいエテーネの村では、外界からやってきた人々が大勢暮らしており、それぞれの慣習を持ち寄って擦り合わせては、自然と馴染んでいった。
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