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    癒し

    しがない物書き

    SKIP BEATクザン大将と、その彼女の🌷ちゃんのお話。

    大将vs(?)癒し系動物part3
    「🌷ちゃ〜ん、どっか行きたいとこある?」誕生日が近づく🌷ちゃんに何かしてあげたい。そう聞いておきながら勝手にデートの予定を立ててニヤけていると、予想通りというか何というか「…なにゆえ?」とそっけない返事が返ってきた。
    こういうときは何か変なこと企んでると確信してる私は警戒しながらクザンさんを睨みつける。邪なことを考えるんじゃない、と。「あれ、何でおれ睨まれてんだっけ?🌷ちゃん誕生日近いよね?」「あぁ、そーゆーことか」変なことじゃなくて良かったと表情を和らげ「そうだなぁ…」と、怪訝な顔をしてるクザンさんはほっておいて考え込む。「…じゃあ、動物園に連れてって」
    🌷ちゃんが望むならどこへでも喜んで連れて行くつもりだったおれは、🌷ちゃんはしないだろうなぁと思いつつ、「気遣ってない?どこでもいいよ?」と改めて聞く。当の🌷ちゃんは頬を少し赤らめながら「…癒されたい、モフモフしたいの!」だそうだ。

    2人でワイワイとデートの予定を立てながら、デレデレな🌷ちゃんが見れる!とクザンは1人ほくそ笑んだ。

    動物園に行った🌷ちゃんのはしゃぎようといったら、付き合いの長いおれでも開いた口が塞が 1532

    しがない物書き

    SKIP BEATボルサリーノ大将と、その彼女の🌸ちゃんのお話。

    大将vs(?)癒し系動物part2
    ただいまァ〜、と言おうとして🌸の楽しそうな笑い声に気づいたボルサリーノ。声のする風呂場をそっと覗くと何かの動物と🌸の影が映っていた。ボルサリーノが「ただいまァ〜」と声を掛けると風呂場の扉が開いて、短い髪を結え可愛らしいしっぽができた🌸と雑種らしき子犬の顔が覗いた。「あっ、おかえりなさい」「そのこ、どうしたんだァい〜?」「ついてきちゃって………飼っちゃ、ダメ?」ボルサリーノは🌸の小さなしっぽに視線をずらし「…ん〜その顔はズルイねェ〜」と溢す。🌸の小首を傾げる仕草を横目に見ながら「いいんじゃなァい〜」とついつい安請け合いしてしまったーこの決断を後に後悔するとも知らずにー
    嬉しそうに顔綻ばせた🌸につられて微笑んだボルサリーノは1人、今ここに確かに存在する幸せを噛みしめていた。

    リビングでは、子犬と一緒にお風呂に入った🌸とボルサリーノで会議が開かれていた。「…名前は何にしましょう?」「ん〜、アンとかはァ〜?」「可愛いっ!よし、それにしましょう」サクサク事案が解決されていく。11時をまわった頃🌸が、大方決まったので今日はこれでお開き!と言ってアンを抱え寝室に行ってしまい1人残さ 1365