白木
。。。
DOODLE数年前くらいから描き始めた松日の短編を詰め合わせたものです。完成の目処がつかないのでアップします。ラフをそのまま載せてます(セリフ見えない)真ん中が一番白い。あと、出てくる犭白木支はただの犭白木支です。(=非BLの住人) 45sasuke20044
DOODLE「黄昏刻に龍ぞ棲む4」で勝手に行っていたジュブナイルキャラRTAのパート2です。クーロンキャラを書けるところまで……!と思っていましたが、黒塚くんまでてあえなく終了してしまいました。
見て頂いた方々ありがとうございました。
書いたキャラはやっち、皆守くん、白木さん、夕薙パイセン、ひなせんせ、取手くん、りかちゃま、黒塚君です!
とっても楽しかったです!其々のポーズを考えるの楽しいですね、にっこり。 3
puraimaru_takuo
PROGRESS灰と甘露現行未通過❌ 同卓❌ 同室❌
「相方がHO1稲荷空狐:狐白木杜空の場合の
HO2橋姫:白蓮華 珂否といういきものについて」
実質伏せです。終わったら見てください!
『好事魔多し』通過済み、本編開始前 現状メモ 3
⛰暮正⛰
DONE兄者はよく白木蓮とかこぶしに例えられますが、冬ならさざんかもいいなあと思って書きました。ツイッターから再録するにあたって、加筆・修正を行っています。
さざんか 僕を探して呼ばわる弟から離れようと、庭を歩いている。
別に嫌なわけでも喧嘩をしているのでもない、ただのじゃれ合い、少しのたわぶれ。分かたれた長過ぎる時を埋めようとするかの如く追い求めてくる弟が可愛くないわけではないけれど、折れるまでは同じ屋根の下、互いの居所などすぐに知れてしまう箱庭で暮らす日々の密度のなか、少し意地悪したくもなる。他の刀とすれ違うその度に探しているぞと指摘されるので「追いかけっこだよ」と嘯いた。後を追う弟はきっと彼らに応援されて、不思議がっているだろう。
兄者兄者と呼ぶ声が初冬の空に高らかに響き、僕からどれほど距離があるかをも知らしめる。あちらが根負けするのが先が、それともこちらが飽きてしまうか。否、きっと僕が捕まって終わる。本気で逃げているわけじゃなし、跡も消していないし、痺れを切らして走ってきたら間違いなく追いつかれる。それに庭ももうすぐ果てだ。隅まで行けば行き止まり。
2512別に嫌なわけでも喧嘩をしているのでもない、ただのじゃれ合い、少しのたわぶれ。分かたれた長過ぎる時を埋めようとするかの如く追い求めてくる弟が可愛くないわけではないけれど、折れるまでは同じ屋根の下、互いの居所などすぐに知れてしまう箱庭で暮らす日々の密度のなか、少し意地悪したくもなる。他の刀とすれ違うその度に探しているぞと指摘されるので「追いかけっこだよ」と嘯いた。後を追う弟はきっと彼らに応援されて、不思議がっているだろう。
兄者兄者と呼ぶ声が初冬の空に高らかに響き、僕からどれほど距離があるかをも知らしめる。あちらが根負けするのが先が、それともこちらが飽きてしまうか。否、きっと僕が捕まって終わる。本気で逃げているわけじゃなし、跡も消していないし、痺れを切らして走ってきたら間違いなく追いつかれる。それに庭ももうすぐ果てだ。隅まで行けば行き止まり。
ヒロ・ポン
TRAININGなんぽとは白木屋とか個人経営の居酒屋で閉店まで焼酎瓶抱えて泥酔飲酒するくせに梶とはおしゃれなバーでいっしょになってカクテル飲んでる男、門倉バーで飲んでるかどかじ「それけっこう強いんじゃないですか?」
三角のグラスのお酒は度数が強いんですよね、と年下の男が得意げに言いながら私の手元を指す。
「ええ、まあ度数は調整できるものですから。これはそれほどでも」
「へえ~」
彼の手の中にはタンブラーグラスに入ったオレンジ色の酒。酒はよくわからないという彼が大衆居酒屋で見知った名前だからといって注文した一杯だ。
空になりつつあったグラスを飲みほして同じものを頼む。塩気の強いナッツで酒が進んでしまうが、正直な話これくらいでは酔えない。
「…ん、ウォッカ入ってるんですね。うわ~…僕には無理そう」
「試してみますか?後味はいいですよ」
「はは、潰れちゃったら申し訳ないから…あ、ちょっと僕お手洗い行きますね…」
2381三角のグラスのお酒は度数が強いんですよね、と年下の男が得意げに言いながら私の手元を指す。
「ええ、まあ度数は調整できるものですから。これはそれほどでも」
「へえ~」
彼の手の中にはタンブラーグラスに入ったオレンジ色の酒。酒はよくわからないという彼が大衆居酒屋で見知った名前だからといって注文した一杯だ。
空になりつつあったグラスを飲みほして同じものを頼む。塩気の強いナッツで酒が進んでしまうが、正直な話これくらいでは酔えない。
「…ん、ウォッカ入ってるんですね。うわ~…僕には無理そう」
「試してみますか?後味はいいですよ」
「はは、潰れちゃったら申し訳ないから…あ、ちょっと僕お手洗い行きますね…」