神の国
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MEMORÁNDUM神の国神子ルシフェルEpisode神の国神子ルシフェル
「…何故、何もお応えくださらないのですか?神獣様…」
神の国の神殿、祈りの間にて神の使徒である天使は声を震わせた。
かれこれ数年、神託を受けていない。もしや自分が何か神獣様のお気に触ることをしてしまったのだろうか。
それともまさかーーー
そんなはずはない。神獣様は慈悲深いお方だ。
疑うこと自体が間違っている。
そう、きっと己が良くないのだ。祈りを捧げ、神獣様の為だけに生き、そして死ぬ。
神獣様のお声だけを頼りに、お導きのあるまま。
ーーー神獣様は我らを見捨てたのではないか
そんなはずはない!考えてはいけない!
それは私の信仰心が足りないだけである。
だから神獣様のお声が届かなくなったのだ。
民にはお告げが少なくなった、と伝えているものの実際は少なくなるどころかまったくないのである。
2487「…何故、何もお応えくださらないのですか?神獣様…」
神の国の神殿、祈りの間にて神の使徒である天使は声を震わせた。
かれこれ数年、神託を受けていない。もしや自分が何か神獣様のお気に触ることをしてしまったのだろうか。
それともまさかーーー
そんなはずはない。神獣様は慈悲深いお方だ。
疑うこと自体が間違っている。
そう、きっと己が良くないのだ。祈りを捧げ、神獣様の為だけに生き、そして死ぬ。
神獣様のお声だけを頼りに、お導きのあるまま。
ーーー神獣様は我らを見捨てたのではないか
そんなはずはない!考えてはいけない!
それは私の信仰心が足りないだけである。
だから神獣様のお声が届かなくなったのだ。
民にはお告げが少なくなった、と伝えているものの実際は少なくなるどころかまったくないのである。
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MEMORÁNDUM✱リンゼ・ミルア(31♂)✱神の国(妖精の国)
Character Episodeリンゼ・ミルア
31歳男性ウサギ族。ミルア家三男坊。
妖精の国出身のウサギ族だが、真摯な信徒()ということで神の国で神父をしている。神聖力もそこそこ。
好きなモノは弟と妹、そして酒と金と宝石。
よく法外な値段を要求しながら神の国へと入国させてくれたりする。生臭坊主。
--------
「-----して、神獣様のお導きがあらんことを」
神々しさすら感じる優し気な微笑みに教会に来た者達は魅了される。
子どもの頭を優しく撫で、怪我をしている者には無償で施す。
そんな理想的な神父様。
「………ぅえぇうっぷ…気持ち悪、昨日飲み過ぎたわ…」
光あれば闇がある。これは彼の持論である。
「はぁぁぁぁ、神聖力が自分には使えないとかマジ使えねぇよな。いや、位が上がれば使えるらしいけどよぉ…。……で?今回は何名サマ?俺ぁ今具合悪いからさぁ、明日でもいい?」
102231歳男性ウサギ族。ミルア家三男坊。
妖精の国出身のウサギ族だが、真摯な信徒()ということで神の国で神父をしている。神聖力もそこそこ。
好きなモノは弟と妹、そして酒と金と宝石。
よく法外な値段を要求しながら神の国へと入国させてくれたりする。生臭坊主。
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「-----して、神獣様のお導きがあらんことを」
神々しさすら感じる優し気な微笑みに教会に来た者達は魅了される。
子どもの頭を優しく撫で、怪我をしている者には無償で施す。
そんな理想的な神父様。
「………ぅえぇうっぷ…気持ち悪、昨日飲み過ぎたわ…」
光あれば闇がある。これは彼の持論である。
「はぁぁぁぁ、神聖力が自分には使えないとかマジ使えねぇよな。いや、位が上がれば使えるらしいけどよぉ…。……で?今回は何名サマ?俺ぁ今具合悪いからさぁ、明日でもいい?」
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MEMORÁNDUM神の国神獣を神とし、崇める宗教国家。実は多民族国家であり多種多様な人種が多い。国民全体が熱心な信徒ではあるが、その中でも上層部には背に白い翼のある天使族がいる。
神獣は神聖なものであり、むやみに降臨させないが神の声として神獣の導くまま過ごす。