【飯P】サービスエリアで起こして　免許を取って最初の遠出に、ピッコロさんを乗せて海まで走った。車に乗り慣れていないピッコロさんははじめ渋ったが、修業の成果を見て下さい、の一言で首を縦に振ってくれた。
　今さら海など珍しくもないが、僕の運転する車に二人で、と思うと改まった景色に思えた。海水の冷たさ、焼けた砂の匂い、きらきらと眩しい波、遠い水平線……。
　行きの道中は、あまり覚えていない。ピッコロさんが助手席にいるというだけで、やけに緊張してしまった。日も暮れかけ、まっすぐに帰る今は、気持に多少の余裕がある。
　「……もっとひどく揺さぶられると思った」
「運転、下手ではないでしょう、上手くもないけど」
「自分で何もしていないのに景色が後ろへ流れていくのは、良いな」

邪恶松饼欺负善良咖啡涩谷站到了，涩谷站到了——电子女声提示着车厢乘客们下车。

排队出车门，上楼，右拐后再左拐出闸，冬弥按照地铁指示牌规矩地跟着，没多久便从出站口附近望到被兜帽掩盖着的橙发少年

“彰人！”还在对手机戳戳橙发少年循声抬头，他的搭档正喘着气小跑赶过来。

“笨蛋！没几步路还跑，小心摔倒！”

“抱歉，因为太久没见到彰人了，下次我会注意的。”冬弥笑着应下，小动作一点没停，缓缓地牵上彰人缩在袖子里的手，“我们赶紧去你说的咖啡厅吧？”

“噢，好。跟紧点，要经过商业街，人很多。”彰人轻轻回握冬弥的手，虽然是隔着衣袖握的。偶尔像这样还不赖嘛，反正今天穿的是兜帽衬衫，就算有熟人也看不到脸。

况且……前阵子他大病一场，以“靠太近也会传染给你们啊？！”为理由缺席练习，并拒绝掉来自冬弥一切的亲密接触，包括牵手，还被绘名那家伙说了——