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    ○⚪︎○(ワッカ)

    DONE🔥i🧹。
    無辜の松茸の続き、漸く出来上がりました。相変わらず下手な文章ですが雰囲気だけでも楽しんで頂ければと思います。
    進捗で載せていた部分も所々文を書き直しております。
    書き始めたのが春先の為🔥さんが花粉症設定です。あしからず。
    無辜の松茸.2しん、と静まり返った薄暗い廊下。代々収入が多い役職に就いてきた先祖が建てた巨大な屋敷。昔は我が家に伝わる炎の呼吸の継子達が居候しながら修行をしていた為大きな屋敷を必要としておりました。しかし今は一人たりとして我が家で修行をしている者はおりません。至極稀に兄上のようになりたいと家を訪れる者もいて継子のいない兄上は大層喜んでその者を迎え入れ望み通り道場へ連れて行くのですが、嬉しそうに頬を染め喜び勇んで兄上と共に道場へ入ったその者は数時間後泪目でふらふらと足腰立たぬ状態で出てきて、その晩俺は栄養のある食事をたっぷり振る舞うのですがどうしたことか、次の朝には用意した布団はもぬけの殻になっているのです。
    [[rb:人気 > ひとけ]]のない廊下を俺はきしきしと小さな音を立てながら歩き、とある部屋の前に辿り着くと僅かな隙間から漏れ出る酒臭と加齢臭。いつもの匂い。
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    ○⚪︎○(ワッカ)

    PROGRESS無辜の松茸の続き、一応進めてはおります。色々と忙しいと言ったら言い訳かもしれませんが先月はマジ忙しかった。疲労を一瞬にして抉り斬る方法ないですかね。時に心を燃やせ、限界を越えろと同僚と口に出しながら働いた結果限界は超えたかもしれませんがいつまでも取れない疲れがオマケで付いてきました。疲れを取る近道なんてなかった…、寝るしかない。いつまで経っても漫画も小説も終わらない。
    はい、すみません。
    無題※進捗です。


    「漸く会えたな杏寿郎。」
    「…っ!」
    兄上が日輪刀に手を掛け警戒しているのにも関わらず猗窩座は頬を染め、うっとりとした表情で兄上を見つめました。
    「杏寿郎、さあ、お前が望んだ玉だ。これが欲しかったんだろう?今見せてやろう。」
    「玉だと⁇」
    「そうだ、玉だ。」
    「俺は君の玉など欲していない!何故そんな物を俺に見せようとする!変態か、君は!」
    「何を勘違いしている杏寿郎!その玉じゃない!」
    「他に何がある!訳の分からないことを言っているのは君の方だ!」
    「お前が弟に言伝をしただろう、玉を持って来いと!」
    「知らん!」
    「杏寿郎…お前…!自分で言っておいて忘れたとでも言うのか、これを見ろ!」
    「やめろ!見せるな!」
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    ○⚪︎○(ワッカ)

    PROGRESS今度こそ新作に出来るか。完成出来れば『無辜の松茸』の続きになると思います。
    鬼ごっこシリーズの見直しと杏i千漫画と並走して作ってるので時間はかかると思います。
    大正時代は花粉症というものはまずなかったらしいですがここでは🔥さんを花粉症設定にしていますので突っ込みは無しでお願いします。
    無題しん、と静まり返った薄暗い廊下。収入が多い役職に就いていた先祖が建てた無駄に大きい屋敷。昔は我が家に伝わる炎の呼吸の継子達が居候しながら修行をしていた為大きな屋敷が必要でしたが今は一人たりとしておりません。人気のない廊下をきしきしと小さな音を立てながらとある部屋の前に辿り着くと僅かな隙間から漏れ出る酒臭と加齢臭。いつもの匂い。
    「父上、食事の用意が出来ましたよ。」と、障子越しに声をかけると「そこに置いておけ。」と酒焼けした声が聞こえてきたので俺は手にしていた箱膳を部屋の前に置いてまたきしきしとその場から離れました。
    縁側に出ると太陽が暖かく大地を照らしていました。風のない長閑な昼。近所に生えている桜の木も桃色に染まり、ちちち、と鳥の可愛らしい鳴き声が静けさに彩りと心地良さを加えて俺は自然と笑顔になります。
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