遠い約束
ʕ⁎̯͡⁎ʔ
DOODLE遠い約束の話※基本的に玉犬オンリーで、少しだけ伏(というか初代十種影法術師)が出てきます。
※白と黒が普通に話してる。
※捏造しかない。
※輪廻描写と軽度の死ネタ描写あり
passは本当に大丈夫か(y/nで) 2268
すしし
DONE「黎明の星の下にて」内「ヒューエデプチオンリー・長い秘密と遠い約束」開催おめでとうございます!好き好き言いあってる無双ヒューエデをいっぱい浴びたいので拝ませてください
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7/27追記
全体公開へ変更しました。
palco_WT
DONE米三輪テーマアンソロのおまけの小話。特にネタバレにはならないですが拙作「遠い約束」を読んでからだといいかも。
きみに咲く 防衛任務で三輪隊の戦闘員たちが担当エリアに向かう道すがらだった。
米屋がすでに四年人の手が入らなくなって雑草だらけになってしまった、どこかの家の庭先に咲いていた、三輪隊の隊服を思わせる色合いのそれに目を留めたのは。
「お、リンドウじゃん」
「……」
「何その目」
立ち止まった米屋より数歩先に行った奈良坂の端正な顔が驚いたような表情で彩られていた。
「いや、タンポポやサクラ程度ならともかく、おまえが花の名前を知ってるなんて珍しいなと思って」
「ひっでえ言い草」
米屋はからからと笑い、だが少しだけ様子を改めて照れくさそうに告げた。
「昔、教えてくれた人がいるんだ。薬にもなるし、こんなキレーな感じの花なのに竜の胆って書くんだろ、確か」
977米屋がすでに四年人の手が入らなくなって雑草だらけになってしまった、どこかの家の庭先に咲いていた、三輪隊の隊服を思わせる色合いのそれに目を留めたのは。
「お、リンドウじゃん」
「……」
「何その目」
立ち止まった米屋より数歩先に行った奈良坂の端正な顔が驚いたような表情で彩られていた。
「いや、タンポポやサクラ程度ならともかく、おまえが花の名前を知ってるなんて珍しいなと思って」
「ひっでえ言い草」
米屋はからからと笑い、だが少しだけ様子を改めて照れくさそうに告げた。
「昔、教えてくれた人がいるんだ。薬にもなるし、こんなキレーな感じの花なのに竜の胆って書くんだろ、確か」