·そもそもタルタルに性欲はあるのかって考えた結果、戦闘欲で満たされるから起つけど自己処理で終えるor部下の手前たまに娼館にいくってほとんど考えてないぐらい

·タルタルの兄妹少なくとも5人はいるから1人は結婚すると考えて、いつかタルタルの先祖返りみたいな子が産まれるかもしれない
が旅人は旅人、ひとつの場所にいるとは限らないし旅人は世界を越えて旅してるから旅人の子孫はテイワットに産まれない可能性が高い


·そうなった場合、自分の兄や姉、可愛い弟妹達の子孫は最高の好敵手に会えない？ってなり、旅人の精子もしくは卵子を狙いにいく公子という電波を受信した

君に会えないなんてそんな残念なことがあっては"俺"は生涯満たされない偽りの満足なんていらないなタルタルは美味しそうだなって

東の国の海の おはなし　3「君は本当に底意地が悪いなッ！」
「構いませんよ きちっとやっつけなさい」
「わかったぜ　おばあちゃん」
　次々と立ち上がる親族の中、真っ先に隣の席に向かって拳を振り下ろしたのは王子だったが、悪魔はひらりと交わすと壁に垂直に立ち、天井へ向かって殊更ゆっくりと歩き出した。
　洞窟の蝙蝠のように逆さまになり、手の届かない場所から星の一族を愉快そうに見下ろしている。
「俺を痛めつけたところで何も変わらんぞ」
ソイツの寿命は私の力を持ってしてもあと十日もしない間に尽きるだろう。
　
　出発の日、どこか悲しそうな様子で見送った若者の表情に、王子はようやく合点がいった。
　国王の逝去と共に自らの寿命も尽きること、送り出した王子にはもう二度と会えないことを彼は覚悟していたのだ。