雪
かりーぱん
REHABILIfate松←晋 暗い
残る雪を見ながら夜の散歩で生まれた妄想
残雪目覚めると、鼻先がいつもよりも冷えていた。空気も普段よりも澄んでいる。
病に伏せっていた体を起こして、外を見ると外は白く染まっていた。
「…雪、か。そりゃ寒い」
寒さに体がぶるりと震えたが、雪景色に心を奪われ、縁側に座り、雪だるまを作ろうと思い立った。
手探りで雪をかき集める。ゆっくりとした手つきで。
子供の頃はあっという間に雪玉を作っていた手は、あの頃よりも大きいというのに一つの玉を作るのですら倍の時間がかかる。それに気付いて笑えてきた。それは、面白くて笑う物ではなく、自らを嘲る笑いだった。
集めた雪をできる限りぐっと力を込めて固く握ると片手で優に収まる程の小さな雪玉ができた。
そのまま捨てればいいものを、気まぐれに盆に乗せて、枕元に置いた。
683病に伏せっていた体を起こして、外を見ると外は白く染まっていた。
「…雪、か。そりゃ寒い」
寒さに体がぶるりと震えたが、雪景色に心を奪われ、縁側に座り、雪だるまを作ろうと思い立った。
手探りで雪をかき集める。ゆっくりとした手つきで。
子供の頃はあっという間に雪玉を作っていた手は、あの頃よりも大きいというのに一つの玉を作るのですら倍の時間がかかる。それに気付いて笑えてきた。それは、面白くて笑う物ではなく、自らを嘲る笑いだった。
集めた雪をできる限りぐっと力を込めて固く握ると片手で優に収まる程の小さな雪玉ができた。
そのまま捨てればいいものを、気まぐれに盆に乗せて、枕元に置いた。
k_b_r_h
MOURNING先日の雪すごかったですね。この世界のどこかで二人が「電車が止まったな」「じゃあうち来る?」って会話をしてると思うと寒さにも耐えられました。その妄想の産物です。在る雪の日に「うわぁ……」
「ひでぇな」
職場を出るなり二人はその光景に圧倒された。パラパラと雨が降っていたところまでは知っていたが、会議で引きこもっているうちに雪へと変わったようだ。道路一面が白く塗り替えられ、街ゆく人が足を取られぬよう慎重に歩いている。
びゅうと冷たい風が二人の肌に刺さる。
「寒っ!」
ハンジが肩を上げてぶるっと震えた。袖を伸ばして両手をしまいこんでいる。
「お前、雪が降ったら誰よりも早く外に出てなかったか」
「それ学生の頃の話だろ。今はもう寒さが辛い……」
「大人になったって事だな……クソっ」
スマホを操作していたリヴァイが顔を顰めた。
「どうしたの?」
「電車が止まってる」
リヴァイはスマホの画面をハンジに向けた。『○○線は大雪の影響で全線終日運休』と表示されている。
1473「ひでぇな」
職場を出るなり二人はその光景に圧倒された。パラパラと雨が降っていたところまでは知っていたが、会議で引きこもっているうちに雪へと変わったようだ。道路一面が白く塗り替えられ、街ゆく人が足を取られぬよう慎重に歩いている。
びゅうと冷たい風が二人の肌に刺さる。
「寒っ!」
ハンジが肩を上げてぶるっと震えた。袖を伸ばして両手をしまいこんでいる。
「お前、雪が降ったら誰よりも早く外に出てなかったか」
「それ学生の頃の話だろ。今はもう寒さが辛い……」
「大人になったって事だな……クソっ」
スマホを操作していたリヴァイが顔を顰めた。
「どうしたの?」
「電車が止まってる」
リヴァイはスマホの画面をハンジに向けた。『○○線は大雪の影響で全線終日運休』と表示されている。
おごごごご
SPOILER勝手に借りてやるもんじゃない(投獄)ぴくるータ〜ノシ〜!茜ちゃんと恋雪で一生狂ってるごめん。好きだ(突然の告白)
片鱗ってなんだよ 片鱗って 片鱗 ゥ、ゥア…… ァ‼️(死亡) 5
4omacaron
DONE5【2/7追記】
高画質版に差し替えました!
人物も背景もどうにも描ききれなくて一年寝かせてしまった絵を、今年の私が手直しして投稿。
バンパイア蒼星さんの時に書いた「逆光で横顔の輪郭が浮かび上がる絵」がこんな感じの…見たやつはもっとはっとするような色だった気もするけど、私が描くとこうなります……なんかちょっとちがうけど大体こんな感じ。出したい色が出せなくてもどかしい。
昨年横浜に行った時、街の灯りブルーとあと意外とオレンジ強いなと思って…そういうのを入れられるだけ入れた絵。
背景は自分で撮ってきた写真と素材と手描きで作りました。結構細かいとこまで描き込んだけど、ぼかしちゃったからあまり意味ないかなw
雪の日に投稿できてよかったです⛄️
やみなべ
DOODLE描きてえとなった絵がうまく描けんくて、何かむしゃくしゃして描いた何の悪意も無いけどごめんなさい…
しそう/しなさそう みたいなやつ、頭の中で全員やる流れになってしまう
何か…みんなポテンシャル(何の?)高いから…
雪てあんま食べたらいけん系だっけ…?あとで調べてみる
雪大変な地域の方、お気をつけて…!
wjnanatu
DOODLE【FE無双風花雪月 レスシェズ・シェズレス】らくがき
光の当たり方はこうじゃない気がするけどこれはもうこれでいく
わたしの絵ではわたしが「光あれ」って言ったところに光源はあるから
u_tm_275
PAST【逃避行】過去作サルベージ。
月。/始雪
逃避行「雪。次はどこへ行こうか」
静かな喫茶店の中。
向かいの席からの問いに顔を上げると、頬杖をついてこちらを見つめる愛しい人の微笑みが。
まるで愛をささやくような甘い声音と表情に、とくんと心臓が跳ねた。
この鼓動が彼に伝わってしまいそうで、慌てて視線を逸らす。
でも、もう隠す必要はないのだと気づき、もう一度彼と向かい合った。
「……始さんとふたりなら、どこへでも」
――この日、私たちはお互い以外の全てを捨てた。
216静かな喫茶店の中。
向かいの席からの問いに顔を上げると、頬杖をついてこちらを見つめる愛しい人の微笑みが。
まるで愛をささやくような甘い声音と表情に、とくんと心臓が跳ねた。
この鼓動が彼に伝わってしまいそうで、慌てて視線を逸らす。
でも、もう隠す必要はないのだと気づき、もう一度彼と向かい合った。
「……始さんとふたりなら、どこへでも」
――この日、私たちはお互い以外の全てを捨てた。
桜道明寺
DONE雪の日の弁護士💚と警官💜日常 前に一度、勤務中の彼を見たことがある。この辺りには珍しく大雪が降った日で、私はバスを待っているところだった。歩くのさえ難儀するような雪道、車など以ての外で、対向車線には案の定、事故の車が止まっていた。それを見るともなく見ていると、ほどなくして臨場したパトカーから彼が降りてきたのだ。
揃いである紺色の制服を着て、没個性であるにもかかわらず、すぐにそれと分かったのは、ひとえに付き合いの長さゆえである。それでも、車から降りてきた時の表情は、私の知る普段の彼とは違い、別人のように引き締まっていた。肩にある無線機に向かって現着を告げる様子などは実にさまになっていて、私は妙に感心しながら、彼の動きを見ていた。幸い、事故自体はそう大きなものではなく、怪我人も居ないようだったから、そんな呑気な気分で見ていられたのだろう。
834揃いである紺色の制服を着て、没個性であるにもかかわらず、すぐにそれと分かったのは、ひとえに付き合いの長さゆえである。それでも、車から降りてきた時の表情は、私の知る普段の彼とは違い、別人のように引き締まっていた。肩にある無線機に向かって現着を告げる様子などは実にさまになっていて、私は妙に感心しながら、彼の動きを見ていた。幸い、事故自体はそう大きなものではなく、怪我人も居ないようだったから、そんな呑気な気分で見ていられたのだろう。
は……………
DOODLE雪の話どっちでもいい話「うっわ!寒いと思ったら雪降ってる!」
「ダメですよ」
感想を言っただけで注意をされて肩を落とす。ふいに視線を感じて見れば、夏準さんはジッと俺を見ていて、つい目を逸らしてしまった。
「な…なんのこと〜?」
「遊びに行くことがです」
「…ちょっとだけは?」
「ダメです。風邪でも引いたらどうするんですか」
それはそうだ。常にコンディションは最高にしておかないといけない。だから雪遊びでもして、風邪を引いたら元も子もない。でも。
「じゃあ一緒に散歩しよ!」
「散歩?」
「ならいいっしょ?あっても公園には入らないし、雪にも触らないって約束するから」
「はぁ…。少しだけですよ」
「ありがと!」
そう言って手を引いて歩き出せば、夏準さんは困ったように笑っていた。なんだかんだで夏準さんは俺に甘いことを知っているのだ。
363「ダメですよ」
感想を言っただけで注意をされて肩を落とす。ふいに視線を感じて見れば、夏準さんはジッと俺を見ていて、つい目を逸らしてしまった。
「な…なんのこと〜?」
「遊びに行くことがです」
「…ちょっとだけは?」
「ダメです。風邪でも引いたらどうするんですか」
それはそうだ。常にコンディションは最高にしておかないといけない。だから雪遊びでもして、風邪を引いたら元も子もない。でも。
「じゃあ一緒に散歩しよ!」
「散歩?」
「ならいいっしょ?あっても公園には入らないし、雪にも触らないって約束するから」
「はぁ…。少しだけですよ」
「ありがと!」
そう言って手を引いて歩き出せば、夏準さんは困ったように笑っていた。なんだかんだで夏準さんは俺に甘いことを知っているのだ。
ddy1243773
DONE【ピクリエ④】ピクリエ用アバター
「大好き!だいなまちゃん4」合わせで作成したアバターです。冬仕様その2。
スキー、スケート、バレンタイン、雪うさぎ
おまけで単体のオルマイだるま。
◎使用フリー、DL報告不要
⚠自作発言不可、再配布不可 5