2018
NYA-SAN
PAST「ジャンフェス〜ボスグリに行ってきましたレポート〜」2018.8.26発行「RR団の祭典〜Never forget 2017.12.16th&17th〜」
に寄稿した漫画のWeb再録です。 2
ʚɞ(えんじゅ)
DONE雷蔵の幼馴染シリーズ注意
・キャラ掴みきれてません
・頭の中がお花畑です
設定
・名前 高坂 ひかる
・不破雷蔵と幼馴染(同い年)
・くのたま
・双忍の見分けができる(主に言動や態度で)
2018年4月18日 18:02 1048
🌺やずやタマ🌺(壁打ち屋㌠)
MOURNING2021/02/282021年12月29日に発行『真田純勇史外伝』/A5/60P/¥300-/2011年〜2018年の間に作った真田純勇士本以外の総集編の表紙です。
ʚɞ(えんじゅ)
DONE注意・キャラ掴みきれてません…
・誹謗中傷ご遠慮下さい
設定(読まなくても問題なし)
・名前 高坂 ひかる
・忍者でない事務員
・16歳
二次創作だか公式だかあやふやなんですが、もんじはあんまり部屋にいない〜みたいなことを聞いた気がして。こんな風になってます。
2018年4月14日 01:40 2411
ʚɞ(えんじゅ)
DONE注意・キャラ掴みきれてません…
・読みにくいです
・誹謗中傷ご遠慮下さい
設定(読まなくても問題なし)
・名前 高坂 ひかる
・忍者でない事務員
・16歳
竹谷と尾浜の口調がぜんっぜんわからなくて。
特に竹谷は分からなかったので、あんまり喋ってないです。尾浜は同じクラスだし、前に相談聞いてたからこんな感じかなぁとボンヤリ。
2018年4月11日 02:47 2028
うのべあき
DOODLE【〆絵まとめ 01】(2018-19年上半期ごろ)初めたばっかりの頃の初々しい、ぴゅあぴゅあな感覚が……(汚れっちまった悲しみに)
ロノウェ/ガミジン/ハーゲンティ(B)/ベヒモス/イツメン/ムルムル/フォカロル/フルカス/モンモン+シバ/ハック+マルチネ/プルフラス 29
うのべあき
PAST【2018年まとめ】創作戦国(といいつつ近代パロ含む)○年前に見たことある絵があるぞ!!!!!
あと地味に自動着彩ブームが来てた
【!注意!】真ん中あたりで突然野郎の半裸がでます
信成家臣ビンゴとか作ったけど、解説書いてて悲しくなったのでボツった思い出 19
うのべあき
PAST【2014年まとめ】創作戦国関係ワンドロでしれっと小六兄と秀吉の矢作橋エピ描いてた☆
あと最後の絵はぼったま。(なかなか描く機会ない……)
12月にアドベント絵(やっさんの誕生日カウントダウン)+三方ヶ原絡み絵+殿誕生日絵(現パロ)ですごい量になっとる。(現パロと湯水絵は2018年に色つけました) 42
ジャンル雑多らき
DONE【赤菅】夏のスガさん受けログ(2018年8月26日)「goodbye」を菅原風に訳すと「忘れてもいい。俺が覚えているから」になりました。https://shindanmaker.com/732889
相互さんへの誕プレ。恋の始まり。
『染み入る声』 誰にでも感じるものではない。ふとした瞬間に触れられた時の、その空気と呼吸、その人の胸がクッションのように、受け止める腕のタッチの柔らかさ、それが、ああこいつなら分かる。という人物ではない相手から感じたら、ときめくどころではない。
「オーライオーライ」
と言いながら二、三歩後ろに下がる。俺としたことがその時は、ゆっくりと落ちてくるボールしか目に入っていなくて後ろに気を配れなかった。
ポーンとボールをネット上目掛けて打ち上げた後、とすんと誰かの腕にキャッチされた。ボールではなく、俺自身が。
「わわ、ごめん、誰――」
そこに彼がいなければ、雑多に置かれた荷物やパイプ椅子にぶつかってひっくり返るところだった。
1924「オーライオーライ」
と言いながら二、三歩後ろに下がる。俺としたことがその時は、ゆっくりと落ちてくるボールしか目に入っていなくて後ろに気を配れなかった。
ポーンとボールをネット上目掛けて打ち上げた後、とすんと誰かの腕にキャッチされた。ボールではなく、俺自身が。
「わわ、ごめん、誰――」
そこに彼がいなければ、雑多に置かれた荷物やパイプ椅子にぶつかってひっくり返るところだった。
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MOURNING「灯火-tomosi-」①遙か4の柊と千尋の漫画の修正と新規ページ追加
元は過去の発行物(2018年ごろ)「灯火-tomosi-」です。
また、動物(人間含む)の死の表現がある為、苦手な方はご注意ください。
無断転載禁止 18
ジャンル雑多らき
DONE【研菅】夏のスガさん受けログ(2018年8月26日)相互さんへの誕プレ。スガさんに懐かれる研磨。恋は始まってない。
『食べたら美味しかった』 上ばっかり向いてて首が疲れた。と言って、その人はおれの隣にやってくる。お宅の主将とか翔陽がいるじゃん。と言うと、大地は忙しいし日向といても落ち着けない、とかいう理由。座っていればおれじゃなくても見上げないで済む相手はいるのに。
最初の頃は隣に来られると落ち着かなくて、こっちがそわそわしていればそのうち去っていった。別にしつこく話しかけられる訳でもないし、無言でゲームしていてもただおれの隣に座って休んでいるだけのようで、そのうち「また来た」くらいの感覚になり、近所のすずめみたいだな、と思っていた。
肩に顎を乗せられても気にならなくなって来た頃。スマホのゲームでおれが鳥のキャラクターに餌を上げていたところ、「美味そうに食うなぁ」と言うので「人間もよくこんな苦いもの食べるよね」と何気に呟くと、「俺苦いの好き」と言ってきた。
644最初の頃は隣に来られると落ち着かなくて、こっちがそわそわしていればそのうち去っていった。別にしつこく話しかけられる訳でもないし、無言でゲームしていてもただおれの隣に座って休んでいるだけのようで、そのうち「また来た」くらいの感覚になり、近所のすずめみたいだな、と思っていた。
肩に顎を乗せられても気にならなくなって来た頃。スマホのゲームでおれが鳥のキャラクターに餌を上げていたところ、「美味そうに食うなぁ」と言うので「人間もよくこんな苦いもの食べるよね」と何気に呟くと、「俺苦いの好き」と言ってきた。
ジャンル雑多らき
TRAINING【及菅】1rtごとに書く予定のない小説の一部分を書く(2018年)これが及菅初書きだったかと。
「孝支くんは、はいしか言っちゃ駄目ね」
「孝支くんとかキモいし、何」
及川が烏野の正門まで毎度出向いてくるから、今日は俺が青葉城西の正門で先に待ち伏せをしていた。
えっ嬉しいとか言われても、だってお前がこっち来ると女子が騒いで煩いし、その女子に笑顔振り撒いてるの見てるとウザいし、待たせてた相手が菅原!? とかみんなの注目浴びちゃうし、モテる彼氏を自慢しなよとか言うけど無理ったら無理。慣れない。
「孝支くん、迎えに来てくれて嬉しいけど、もっとヘラヘラして待ってて」
「はあ?」
「男前過ぎると女子が寄って来ちゃうでしょ」
「それはお前――」
と言い掛けて、言ったら及川を男前だと認めてしまうようなもんだからムググと口を噤む。
681「孝支くんとかキモいし、何」
及川が烏野の正門まで毎度出向いてくるから、今日は俺が青葉城西の正門で先に待ち伏せをしていた。
えっ嬉しいとか言われても、だってお前がこっち来ると女子が騒いで煩いし、その女子に笑顔振り撒いてるの見てるとウザいし、待たせてた相手が菅原!? とかみんなの注目浴びちゃうし、モテる彼氏を自慢しなよとか言うけど無理ったら無理。慣れない。
「孝支くん、迎えに来てくれて嬉しいけど、もっとヘラヘラして待ってて」
「はあ?」
「男前過ぎると女子が寄って来ちゃうでしょ」
「それはお前――」
と言い掛けて、言ったら及川を男前だと認めてしまうようなもんだからムググと口を噤む。
ジャンル雑多らき
TRAINING【黒菅】1rtごとに書く予定のない小説の一部分を書く(2018年) え~っとすみません、実際馬鹿にしてました。夜景の綺麗なデートスポットとか、天体観測とか、夏の花火とか。
別にそんなとこ行かなくったって、二人でいればどこでも楽しいし、ムードがなくたって一つの空間に居ればそれなりの空気になって、というか作れるし。
せっかく遠出したんだから、蛍見に行こうぜって言った彼に、蛍なんて虫じゃんとか返した自分を殴りますね。
「いやいやいや、嘘でしょ」
思わず口元を手で覆ってしまう程、川の周辺に、そして水面にも映る何百という光。
「どうせ見たことないと思ってたさ。お前はな」
シシシと、月と蛍の光の反射の中でいつもの笑い声。
後ろは田んぼ、目の前は土手という幅1mもない道、注意を少しでも怠ると、
456別にそんなとこ行かなくったって、二人でいればどこでも楽しいし、ムードがなくたって一つの空間に居ればそれなりの空気になって、というか作れるし。
せっかく遠出したんだから、蛍見に行こうぜって言った彼に、蛍なんて虫じゃんとか返した自分を殴りますね。
「いやいやいや、嘘でしょ」
思わず口元を手で覆ってしまう程、川の周辺に、そして水面にも映る何百という光。
「どうせ見たことないと思ってたさ。お前はな」
シシシと、月と蛍の光の反射の中でいつもの笑い声。
後ろは田んぼ、目の前は土手という幅1mもない道、注意を少しでも怠ると、
ジャンル雑多らき
MOURNING【大菅】1rtごとに書く予定のない小説の一部分を書く(2018年)大菅はCPとしては書かないのですが、ハイキュー二次書き出し初期の頃に、フォロワーさんからのリクエストでこれだけ書きました。
自分にとって貴重なのでここで供養。
大地と旭と俺と、笑ってる時も泣く時もいつでも3人一緒の思い出ばかりで、高校卒業して離れ離れになっても、連絡が途絶えることはなくって、でも、時間が経てば遠くにいる親友より近くの友人が優先になってしまって、それでもいつでも会えると思っていたから、隣にいなくて寂しいと感じることはなかった。
気付かなかった。
「ごめんな」
大地はいつもと変わらない。あの頃と変わらない。でも、俺がいないとこいつは駄目だったんだ。
「何がだよ?」
大地はそう言って笑うけど、
「俺、お前がいなくても大丈夫だった」
って言うと、さすがに少しだけ表情を変えて、手首を掴んできた腕が強く引っ張られて、
「……じゃあ、これで最後にする」
と、言われてしまった。
406気付かなかった。
「ごめんな」
大地はいつもと変わらない。あの頃と変わらない。でも、俺がいないとこいつは駄目だったんだ。
「何がだよ?」
大地はそう言って笑うけど、
「俺、お前がいなくても大丈夫だった」
って言うと、さすがに少しだけ表情を変えて、手首を掴んできた腕が強く引っ張られて、
「……じゃあ、これで最後にする」
と、言われてしまった。
ジャンル雑多らき
TRAINING【治菅】1rtごとに書く予定のない小説の一部分を書く(2018年)これが初書きの治菅だったかと。
元々は、北さんみたいな完璧真面目人間みたいな方がタイプなのだ。
見た目と違って意外とズボラで、飽き性で、わがままで、まるで双子の片割れの侑と同じ。人の服を勝手に着る。料理を頼みすぎて食べきれずに、オレに食べろと無理強いする。
侑を見付けるとバレーしようぜ! と言って、するのはいいけど侑と勝負ばかりしたがる。
なんで侑? なんでオレじゃないん?
「あ~楽しかった! あれ、治疲れた? 元気ないじゃん」
「別に……オレはいつもこんなやし」
それもそうだ、とか笑い飛ばされて、瞬間パチンとこめかみの辺りで音がした。
「!? …んんっ、ちょ」
半分殴るように、彼の顎を掴んで口唇を塞ぐ。
固かった体から力が抜けても、そのキスは甘くなく、血の味がした。
330見た目と違って意外とズボラで、飽き性で、わがままで、まるで双子の片割れの侑と同じ。人の服を勝手に着る。料理を頼みすぎて食べきれずに、オレに食べろと無理強いする。
侑を見付けるとバレーしようぜ! と言って、するのはいいけど侑と勝負ばかりしたがる。
なんで侑? なんでオレじゃないん?
「あ~楽しかった! あれ、治疲れた? 元気ないじゃん」
「別に……オレはいつもこんなやし」
それもそうだ、とか笑い飛ばされて、瞬間パチンとこめかみの辺りで音がした。
「!? …んんっ、ちょ」
半分殴るように、彼の顎を掴んで口唇を塞ぐ。
固かった体から力が抜けても、そのキスは甘くなく、血の味がした。
ジャンル雑多らき
TRAINING【侑菅】1rtごとに書く予定のない小説の一部分を書く(2018年)これが初書きの侑菅だったかと。
半年も傍にいたのに、すっかり騙されていた。こんな力付くで……いつもの、紳士な彼はどこへ行ったのか。
「何で嫌がんの。孝支くん、こういうオレが好きなんやろ?」
夏でも体育館の床は冷やりと背中に染みる。
侑の顔が、ぐぐぐと間近に迫り、両腕は上から押さえ込まれ、体を捩って逃げようにも身動きが取れない。
せめてもの抵抗で、首筋を仰け反らせて真正面からの視線を避け、そうでもしないと彼のその雰囲気に引きずり込まれてしまう。
騙されていた。
はい、どうぞと、いつも優しくトスを上げられていたから、侑の獣さながらのあのプレースタイルさえ忘れていた。
そう、騙されていたのではなく、忘れていたんだ。彼は、最初からそうだったじゃないか。
445「何で嫌がんの。孝支くん、こういうオレが好きなんやろ?」
夏でも体育館の床は冷やりと背中に染みる。
侑の顔が、ぐぐぐと間近に迫り、両腕は上から押さえ込まれ、体を捩って逃げようにも身動きが取れない。
せめてもの抵抗で、首筋を仰け反らせて真正面からの視線を避け、そうでもしないと彼のその雰囲気に引きずり込まれてしまう。
騙されていた。
はい、どうぞと、いつも優しくトスを上げられていたから、侑の獣さながらのあのプレースタイルさえ忘れていた。
そう、騙されていたのではなく、忘れていたんだ。彼は、最初からそうだったじゃないか。
ジャンル雑多らき
TRAINING【黒菅】夏のスガさん受けログ(2018年8月21日)『すやすやと眠る彼を写真に収め、ふふと笑ってから布団に入る。朝目が覚めると、彼がキッチンに立ち、朝ごはんを作ってくれている。素晴らしい朝だな。』
https://shindanmaker.com/706181
仕事にバレーに忙しい黒尾は、帰ってくるなり今日もまたバタリとベッドに倒れ込んで、一瞬にして安らかな眠りに落ちる。俺はその寝顔をスマホに収めるのが日課。
それでも毎朝先に起きるのは黒尾の方で、準備してくれた和朝食を俺が幸せと共に噛み締めていると、黒尾のスマホがアラームを作動させ、画面に俺の寝顔が表示された。口開けっぴろげのだらしない寝顔。
「ひでえ!」
俺が消すように言うと「俺のやる気の源だから」とか言わてしまう。
くそぅ。俺も黒尾の一番だらしない顔を待ち受けにしてやる、とフォルダを漁ったが、悔しいかなどれも惚けて見入ってしまう程、そこにはイケメンしかいなかった。
288それでも毎朝先に起きるのは黒尾の方で、準備してくれた和朝食を俺が幸せと共に噛み締めていると、黒尾のスマホがアラームを作動させ、画面に俺の寝顔が表示された。口開けっぴろげのだらしない寝顔。
「ひでえ!」
俺が消すように言うと「俺のやる気の源だから」とか言わてしまう。
くそぅ。俺も黒尾の一番だらしない顔を待ち受けにしてやる、とフォルダを漁ったが、悔しいかなどれも惚けて見入ってしまう程、そこにはイケメンしかいなかった。
ジャンル雑多らき
TRAINING【治菅】夏のスガさん受けログ(2018年8月14日)『次々上がる花火の小休止、隣の君に名前を呼ばれた。視線が絡む長く短い3秒の後、一際大きな銀冠。歓声。その刹那、君が何か呟く。聞き取れず首を傾げると、なんでもない。と笑った。』
https://shindanmaker.com/545359
治、とすぐ傍で名を呼ばれ、振り向くのとほぼ同時に一際大きな花火が上がる。その人も見逃すまいとすぐに前を向き直し、観客たちと一緒になってたまや~などとよく分からない歓声を上げる。
「孝支くん、今なんか言うたやろ?」
「たまや?」
「その前」
3秒にも満たない刹那。目が合った瞬間に流れ込んできた熱い感情はその人からか自分が先だったか。残像のように銀色の光に掻き消され、それでも確かにその唇が「好き」と発音したのを見た。
なんでもない、なんて、一瞬で散る花火みたいに誤魔化さないで。
その人の肩を掴んで今度は俺が振り向かせると、8秒よりも長くその口唇を自分のものにした。
287「孝支くん、今なんか言うたやろ?」
「たまや?」
「その前」
3秒にも満たない刹那。目が合った瞬間に流れ込んできた熱い感情はその人からか自分が先だったか。残像のように銀色の光に掻き消され、それでも確かにその唇が「好き」と発音したのを見た。
なんでもない、なんて、一瞬で散る花火みたいに誤魔化さないで。
その人の肩を掴んで今度は俺が振り向かせると、8秒よりも長くその口唇を自分のものにした。
ジャンル雑多らき
TRAINING【黒菅】夏のスガさん受けログ(2018年8月12日)『サボテンを育てることにした。世話したいのはわかるけど、水のあげすぎはよくないらしい。そんなに見つめても急には大きくならないよ。』
#今日の二人はなにしてる
https://shindanmaker.com/831289
俺はすぐでもいいけどスガちゃんはまずこれで訓練ね。と言われ、渡されたのは直径5センチもない小さなサボテンの鉢。まず植物の世話が一人で出来ないと他人と住むなんて無理だから。
同居を提案したのは黒尾の方なのに、何で俺がお預けを食らうのか。サボテンなんて水あげてりゃ育つだろ? 簡単だ。って水をちょろりとかけただけでやりすぎ! とダメ出しを受ける。
花が咲いたら一緒に暮らそう。
いつ咲くんだよ?
んー3ヶ月くらい?
上手くいけばだろ。
「スガちゃん、そんなに俺と暮らしたい?」
サボテンを食い入るように見つめる俺の頭をぽんと軽く叩いて笑う。
「俺だと思って育ててね」なんて黒尾は言うけど、後ろから両腕を回して抱き締められると彼もそれを待ち焦がれているのが分かる。
433同居を提案したのは黒尾の方なのに、何で俺がお預けを食らうのか。サボテンなんて水あげてりゃ育つだろ? 簡単だ。って水をちょろりとかけただけでやりすぎ! とダメ出しを受ける。
花が咲いたら一緒に暮らそう。
いつ咲くんだよ?
んー3ヶ月くらい?
上手くいけばだろ。
「スガちゃん、そんなに俺と暮らしたい?」
サボテンを食い入るように見つめる俺の頭をぽんと軽く叩いて笑う。
「俺だと思って育ててね」なんて黒尾は言うけど、後ろから両腕を回して抱き締められると彼もそれを待ち焦がれているのが分かる。
ジャンル雑多らき
TRAINING【侑菅】夏のスガさん受けログ(2018年8月9日)『熱を出して寝込む。食欲がないのでゼリーを買ってきてやり一緒に食べる。薬もちゃんと飲めました。早くよくなるといいね。』
https://shindanmaker.com/831289
逆バージョン↓
https://poipiku.com/465223/7819009.html
「コーシくん……?」
柄にもなく弱々しく掠れた声で名を呼ばれ、誰もいない枕元に近寄る。
俺が一番乗りか。治じゃなくてごめんなと謝る。バレーの次に飯が好きな男が熱で食欲がないなんてかなりの重症。
「桃とりんごどっちがいい?」
買ってきたゼリーを両手で掲げて、そっちと指でさされた桃を、侑の熱っぽい額の上にわざと置く。
起き上がれないというので仕方ねぇなぁとスプーンで掬ったゼリーを食べさせてやり、美味しそうなので俺も一口ぱくり。
「うつるで」
「あ」
まぁうつせば早く治るっていうし。
「……うつしとけ」
俺は風邪薬とゼリーを一緒に口に含むと、病人の火照った唇の中にそれを流し込んだ。
297柄にもなく弱々しく掠れた声で名を呼ばれ、誰もいない枕元に近寄る。
俺が一番乗りか。治じゃなくてごめんなと謝る。バレーの次に飯が好きな男が熱で食欲がないなんてかなりの重症。
「桃とりんごどっちがいい?」
買ってきたゼリーを両手で掲げて、そっちと指でさされた桃を、侑の熱っぽい額の上にわざと置く。
起き上がれないというので仕方ねぇなぁとスプーンで掬ったゼリーを食べさせてやり、美味しそうなので俺も一口ぱくり。
「うつるで」
「あ」
まぁうつせば早く治るっていうし。
「……うつしとけ」
俺は風邪薬とゼリーを一緒に口に含むと、病人の火照った唇の中にそれを流し込んだ。
ジャンル雑多らき
MOURNING【月(明)→菅】夏のスガさん受けログ(2018年8月8日)月(蛍)菅ありきの明光→菅さん。これを書いたのは、魔が差したとしか…
『灯篭を指して綺麗だと微笑む君が、どうしようもなく儚げで、君の耳を塞いで 好きと言った。』
https://shindanmaker.com/545359
蛍と一緒に夏祭りに行くのだと、浴衣姿で現れた菅原くんが、月島家の門扉の左右に飾られた絵付きの灯篭を指してあれ誰の絵? と問う。
恥ずかしいけど、
「俺と蛍が小学生の頃に描いた夏休みの宿題」
母が灯篭に貼って、未だに毎年飾っているのだ。
「え、小学生っつたら明光くんの何年物? すげーな」
目を細めて綺麗だな、と灯篭の目の前に座り込んで、額も頬もほんのり橙色に染める。
綺麗だなって、それはこっちの台詞だ。
彼は蛍が好きで、蛍も彼のことを誰よりも大事に想っていて、だから俺の想いは誰にも明かせない。彼の両耳を両手で塞いで後ろからそっと顔を寄せ、振り返る彼の耳元に「好き」と呟いた。
295恥ずかしいけど、
「俺と蛍が小学生の頃に描いた夏休みの宿題」
母が灯篭に貼って、未だに毎年飾っているのだ。
「え、小学生っつたら明光くんの何年物? すげーな」
目を細めて綺麗だな、と灯篭の目の前に座り込んで、額も頬もほんのり橙色に染める。
綺麗だなって、それはこっちの台詞だ。
彼は蛍が好きで、蛍も彼のことを誰よりも大事に想っていて、だから俺の想いは誰にも明かせない。彼の両耳を両手で塞いで後ろからそっと顔を寄せ、振り返る彼の耳元に「好き」と呟いた。
ジャンル雑多らき
TRAINING【黒菅】夏のスガさん受けログ(2018年8月1日)『慣れぬ浴衣と下駄で歩く君が、眩しくて、どうか何処にも行かないでと、強く抱きしめた。』
https://shindanmaker.com/545359
「どーしよ。そろそろ限界」と言ってびっこを引く彼の、目の前にしゃがんで足首をそっと撫でる。
「ああ指の股が擦れちゃってんね。はいじゃあおんぶね」
そのまま背中を向けると、ええっと驚きながらもそろりと体を預けてくる素直さにこちらこそ驚いた。意地っ張りな彼にしては珍しい。
「ごめん黒尾」
と頬を俺の首筋に擦り付けて、そんなことされたら堪んなくなるじゃん。
「浴衣も後でちゃんと直そうな」
少し着崩れたそれから伸びる素足を両手で抱えて、このままどこかへ連れ去ってしまおうかと本気で考えた。
244「ああ指の股が擦れちゃってんね。はいじゃあおんぶね」
そのまま背中を向けると、ええっと驚きながらもそろりと体を預けてくる素直さにこちらこそ驚いた。意地っ張りな彼にしては珍しい。
「ごめん黒尾」
と頬を俺の首筋に擦り付けて、そんなことされたら堪んなくなるじゃん。
「浴衣も後でちゃんと直そうな」
少し着崩れたそれから伸びる素足を両手で抱えて、このままどこかへ連れ去ってしまおうかと本気で考えた。