玻璃匣狼人K&狐狸精靈神官S

*獸人壽命與人類壽命相仿，但他們的幼年期與老年期很短，一生裡大多維持在壯年期
*獸人族最好辨認的地方就是耳朵與尾巴，而共同規範是獸人不得在公眾場合露出牙齒，會被視為是一種威嚇行為，因此大多數獸人出門會戴著裝飾用口罩，類似於馴犬口罩的那種(´∀｀)
*姊姊本質上就是精靈，祖先曾與狐狸結婚，但狐狸血脈被精靈血脈壓制，只偶爾會在後代子孫身上浮現一點特徵


00·5歲的KSP

「這是什麼？」

頭上的狼耳晃動著，我皺了皺鼻子，不解地望著唐突來訪家裡的不速之客，父母親出去打仗，都不在家，對方卻也不是為他們而來的。
她遞給我一個透明漂亮的小盒子，據她所說，這並不是盒子，而是個匣子，但在我看來，兩者明明就是同樣的東西。

師走の雨　大きなクリスマスツリーが飾られた、東都の街の一角。建築中のビルの屋上には、ライフルを直置きし、うつ伏せでスコープを覗く赤井の姿がある。そこから直線で六百メートル離れた場所で、今まさに立てこもり事件が発生していた。
　犯人と警察がにらみ合うこと、すでに五時間以上。部屋にはカーテンが引かれ、中にいる人質の安否も分からず、膠着状態が続いている。

　やがて、現場一帯は雨が降り始めた。夜の帳が降りると気温は急降下。呼吸をするたび、まるでタバコの煙を吐くように、赤井の口から白い息が漏れた。
　緊張の糸を張り詰めたまま、時間は刻一刻と過ぎていく。無情に降る雨は雨脚を強くして、赤井のニット帽を濡らした。
　現場に詰める警察官たちの顏にも、疲れの色が見える。にらみ合いはこのまま朝まで続くのか、と誰もがそう思い始めた時——。