月をあげる深夜の談話室は薄暗く、弛緩した独特の空気が漂っている。ほとんどの住人が寝静まったなか、アダムとルシファーは誰もいないバーカウンターで酒を飲み交わしていた。
いつもは煽りあい小競り合い殴りあってばかりのふたりも、この時ばかりは穏やかに昔話に花を咲かせたり、くだらない、取り留めもない会話に興じている。チャーリーがこの場面を目撃したとしたら、「いつもそうやっていてくれたらいいのに！」なんて嘆きそうだ。ふたりの喧嘩でホテルを大きく修繕するはめになったのは、決して一度や二度の話ではない。「頭を冷やしてきて！」とふたりしてホテルを追い出されたり、お互いを知るためと一週間同じ部屋で過ごしたこともあった。それは思い出したくもない悪夢であるが、それが功を奏してか、今では稀にサシ飲みをするまでになっていた。時間帯が誰もいない深夜に限られるのは、間違っても「仲良し」だなんて思われたくない、というふたりの共通認識にあったが、それでも関係性はだいぶ修繕されたと言っていいだろう。

Dear libidreammysta觉得自己真正爱上shoto应该就是在他弹到第二
节副歌第五个音的时候。这还是那个拉他去看演出的同学提醒他的，也是想当然的事，mysta连那个乐队的名字都没听过，要不是对方答应给他抄一个月的法文作业他就应该在家打一晚上的游戏到第二天下午梦醒。但是那个跟他关系还算不错，平时看上去斯斯文文的男生可以说是状似疯狂地拉着mysta的衣摆说请他看一场免费演出，因为他没抢到票只好从黄牛那里买了仅剩的双人票，但是演出的规则是缺席就会取消VIP席位。



mysta对自己凭空多出来的那个薛定谔的VIP身份嗤之以鼻，但同学说姓名填的是他的，要是没有同伴的话取消的就是他的资格，加上抄作业的诱人筹码，mysta便答应下来。也不由自主地好奇能让平时这么安静的朋友不惜破坏原则也要追随的乐队究竟是何方神圣。

〈Interlude：Before the Moon Bless〉—————


　　——回過神來，遙望無際的虛無已然在不知不覺間，浸染了他的視界。


　　取代一切的黑暗夜幕、懸浮於空中的石塊、腳下坑坑疤疤的地面。盡在眼前的是一覽無遺、空無一物的荒涼。

　　什麼都沒有——就如同字面上的意思，不論是人、是物，任何的有生物或無生物都不屬於這個地方，彷彿連生命概念都不存在一般，淒涼無比的空間。

　　如此孤寂的宇宙。

　　他當然知道，自己不可能平白無故地來到遼闊的外太空；他也很清楚，自己此刻所在的環境甚至不是真正的現實。

　　看見自己的穿著打扮，那一瞬間，他立刻就知道自己在做夢了。畢竟，他身上可沒有穿著登上外太空所需的宇航服、他也不可能這麼無所事事地佇立於於無氧的環境下，更不可能穿著一身學校的制服，把外太空的無人星球當作上學的經過路途一樣隨便路過。