aokbワンドロライ　言いそびれたこと/バトル/視線　アオキは基本業務外での仕事はお断りだ。
　サービス残業は根絶すべき悪しき風習、絶対に許してはいけない。
　こんな言葉は生まれたこと自体が間違えているし、定時退社こそ尊ぶべきだろう。

　成人として、社会人として、今後どうしたって衰えていく身なのだ。
　人間は決して若返ることは無く、ただひたすらに消耗するだけの身体なのだからその瞬間に見合う労働をすればいい。
　そして労働の後は自身に褒美を与え心身共に日々細かく満たして生き長らえて行く。
　
　平凡で良い。
　本当に。

　剣と盾、伝説のポケモンに幻のポケモン、過去に未来……そんなおとぎ話のような冒険譚は非凡な人間に任せておけばいい。
　この世の殆どの人間は過去や未来からパラドックスポケモンが現れようと、ましてやなんらかの封印が解かれて世界が崩壊しようと死んだことにすら気づかずに死んでいく。

[梶櫻] W約會的密室逃脫假日的百貨公司人聲鼎沸，有逛街看電影的人潮，也有聚餐集會相聚在此，但在近年最熱門的莫過於大型的實境解謎遊戲，不管是期間限定或者是固定的場區都擁有許多的愛好者。

幾個穿著輕便的少年就站在售票口，似乎正熱烈地討論要不要進去玩的樣子。

「就是這裡～！桜さん！就是這裡喔！我期待了好久～終於有這個類型的實境解謎了！」
「呃…喔喔…！！」

桜面有難色的看著一臉興奮的榆井，蘇枋則一如往常地笑笑咪地站在榆井旁邊。
這三人在一起的景色已經是陽光、空氣、水一般地自然。

不過，今天還有一位貴客跟他們一起，或許就是讓桜感到不自在的原因之一。

「不好意思！今天麻煩梶哥一起來參加了！！這個活動限制只能4個人才能報名啊...！」

雖然彼此已經都打過照面，也相處了一段時間，但面前的人畢竟是他們的直屬學長，雖然今天並不是穿著制服的日子，榆井還是畢恭畢敬地跟梶打了招呼。