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    テプラ

    ちえさん

    DONEマレ監を見守る従者たち。
    ※バレンタイン夢ではありませんがチョコレートを楽しく食べているお話。
    設定等は捏造。

    #マレ監 #ツイステプラス
    監督生が突然発熱して寝込んだことは、もちろんその恋人であるマレウスの耳に入っていた。慣れないながらに看病をし、つきっきりで彼女の面倒をみてやるその姿にセベクはしきりに感動し、涙を流していた。
    その一方で、若様の手を煩わせるなど…と拳を震わせていたが。

    症状は、熱だけ。咳や鼻水といった、風邪の症状は全く無い。胃がムカムカするが、食欲が落ちている訳でもないところから消化器官系の症状でも無いと判断して、しばらく考え込んだ後リリアが監督生とマレウスに、こう言った。

    ―これは、魔力酔いじゃな、と。





    とある休日の昼下がり。ディアソムニア寮で、マレウスと監督生のお茶会について議論が行われていた。

    『若様がお強いとは言え、我々は護衛を仰せつかっています。茶会の時も護衛をさせていただかなくては。』

    リリアに必死に訴えるセベクの隣で、シルバーは欠伸を噛み殺していた。昼下がりは酷く怠く眠たい。

    議論の渦中であるマレウスは、嬉々として今日も監督生とのお茶会に出掛けていった。
    彼女とのお茶会は彼が率いるディアソムニア寮生公認で、今日の夜は月が見えるなー、と呑気な寮生に言われる始末である。

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    ちえさん

    DONEクル監
    夢小説鉄板記憶喪失ネタ
    #ツイステプラス
    #クル監
    『先生、心理戦はお得意ですか?』

    大鍋をかき混ぜながら言う彼女は、魔法が使えないにもかかわらず、群を抜いて魔法薬学の才能に秀でていた。その才能に感心して、自分の監督の下であれば空き時間に自由に魔法薬の調合をしていい、と許可したのはつい先日のこと。

    『心理戦?』

    パタン、と読んでいた本を閉じて大鍋に歩み寄って中身を覗き込み、ほう、と感心する。鍋の中は綺麗な水色に染まっていて、香り高いブランデーのような香りが漂っている。その色と香りは、難易度の高い魔法薬の調合が見事に成功していることを示していた。

    『そう、心理戦です。得意そうですよね、ポーカーとか。』

    『さぁな。』

    ふっ、と微笑んで、もう一度鍋を覗き込み、おや?と今度は首を傾げた。先ほどまで水色に染まっていた薬は、微かに紫色に変色していた。

    『…残念だったな仔犬、今回の調合は失敗だ。
    香りは変わらないから、ほぼ成功と言えるが。』

    『うーん、残念。』

    そう言う割には彼女はあまり残念そうではなく、スンスン、とまるで犬のように香りを嗅ぐ。提出用の試験管にそれを入れて、教室の薄暗い灯りにかざした。

    『これはこれで、綺麗な色です 8067