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    アルス

    Ugaki_shuuu

    MOURNINGリアルスプラトゥーンごっこしてる天羽組の皆様。
    割と眠い中適当に描いてたので文章がめちゃくちゃです。いつか直す。
    リアルスプラトゥーンごっこする天羽組俺は小峠華太。

    「よーし、始めるかー」

    事務所に帰ったら兄貴たちや舎弟共がみなタクティカルヘルメットを被っていたことに、動揺を禁じえない中堅極道である。

    「……なに、やっとるんですか」

    狼狽しきった俺に、答えるのは中世の鉄の戦士風のヘルメットを被った香月の兄貴である。

    「華太、丁度いいところに帰ってきたね。これからペイントボールをやるんだけど、お前もやるだろ」

    ヘルメットの開閉部を開いて、にこやかにそう告げる。そして笑顔とともに、手の上にそっと、ペイントボールマーカーを乗せられた。マーカー、などと名前はついているが、この道具はサブマシンガンのような形をしている。銃の上部には楕円形上の容器が取り付けられており、その中には、円形の弾丸がいっぱいに詰められている。この弾丸がペイント弾となっており、人や対象物等に当たると、はじけて中の塗料が飛び出すようになっている。コンビニに防犯用においてある、カラーボールの縮小版を想像してもらえればわかりやすいだろう。ペイントボールとは、あれの縮小版を銃に詰め、敵味方に分かれて相手チームと撃ち合うゲームである。なお、撃ち合うことそのものが目的ではなく、基本的には、勝敗の決定は相手陣地に置かれたフラッグをダッシュしたり、相手チームのブザーを押したりすることなどで決められる。ゲームの形式はいくつかあるようだが、まぁ、話の大筋には関係ないのでそのへんは割愛させていただく。
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