梅雨@brille2525
DONE【学園ヘヴン】七条×啓太大切な人に、ずっと笑っていてほしいと思うのは
その人が幸せであることが、自分の幸せになるから。
そう教えてくれたのは、他でもない君だった。
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七条さん、誕生日おめでとう!すごい遅れてごめんなさい!
攻略後からの啓太への甘やかし方が個人的に好きで、書き始めたら甘々な話になってしまいました。
パスワードは、七条さんの誕生日(数字四桁) 3440
梅雨@brille2525
MAIKING【学園ヘブン&学園ヘブン2】彼が一枚の手紙を受け取ったことで始まった物語は、
幕を下ろすことなく、また次の世代へと繋がっていく。
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学園ヘブン22周年おめでとうございます。
お祝いに何か書こうとしたものの、風呂敷広げたまま収集がつかなくなったので、思いついたのをそのまま書き出しました。こういう話をしたらいいなぁっていう想像なので薄い目で見ていただければと思います。
始まりの鍵プロローグ
長かった授業を終えてお昼を食べ終わったあと。
どこで時間を過ごすかと学園内を歩いていた勇気。
「あれって、ワカサマだ」
見かけたのは一匹の子猫、この学園内にいる猫たちのボスだ。
どこかへ向かう様子が気になって、思わず後を追う。
校舎裏や海岸と色んなところを巡り、最後にたどり着いたのは
寮の裏手。金網と建物の壁というわずかな隙間に入っていった。
ここまで来たら行こうと、どうにか横歩きで潜り抜ける。
「……え」
先程まで校内に大勢の生徒がいたはずだったが、誰も外を歩いている人がいなくなってしまった。あの一瞬で時間が経過したのかと当たりを見渡していく。
そして、大切なことにも気づいてしまった。
「あれ、ワカサマもいない?!」
5418長かった授業を終えてお昼を食べ終わったあと。
どこで時間を過ごすかと学園内を歩いていた勇気。
「あれって、ワカサマだ」
見かけたのは一匹の子猫、この学園内にいる猫たちのボスだ。
どこかへ向かう様子が気になって、思わず後を追う。
校舎裏や海岸と色んなところを巡り、最後にたどり着いたのは
寮の裏手。金網と建物の壁というわずかな隙間に入っていった。
ここまで来たら行こうと、どうにか横歩きで潜り抜ける。
「……え」
先程まで校内に大勢の生徒がいたはずだったが、誰も外を歩いている人がいなくなってしまった。あの一瞬で時間が経過したのかと当たりを見渡していく。
そして、大切なことにも気づいてしまった。
「あれ、ワカサマもいない?!」
梅雨@brille2525
TRAINING学園ヘヴン 〈和希×啓太〉和希の誕生日おめでとう!もうこの二人はどれだけ遠くにいて、どれだけ長い期間を隣にいなかったとしても、決して離れることは出来ないんです。
久しぶりに学へヴ書いてみたけど、離れた期間が長すぎてズレが起きてる気がします。本編をもう一度やり直して、アニメ見て、ドラマCDを再履修したいと思います。
不離一体ベルリバティスクール、通称BL学園。自身の母校であるこの学園の教師に就任してからもう数か月が経っていた。
「それじゃあ皆、来週までにレポートを提出するように!」
そう伝えるのと同時に、校舎内に授業終了の鐘が鳴り響く。生徒たちはその合図を聞き、それぞれ別の行動を始める。例えば部活動のため教室を後にする生徒やクラスメイト同士で集まって雑談に花を咲かせ、また別の生徒は机で突っ伏して眠っていた友人の元へ駆け寄って授業を終えたことを知らせていた。
「…トーモー!授業終わったぞー!」
「んー…、もう少し…」
俺はそんな微笑ましい光景を見守りながら、開いていたテキストを片付けていく。そして、不意に窓の外へ視線を向けると、ついこの間まで桜色に彩られていた校内の木々が、いつの間にか新緑に変わっていることに気づいた。
2217「それじゃあ皆、来週までにレポートを提出するように!」
そう伝えるのと同時に、校舎内に授業終了の鐘が鳴り響く。生徒たちはその合図を聞き、それぞれ別の行動を始める。例えば部活動のため教室を後にする生徒やクラスメイト同士で集まって雑談に花を咲かせ、また別の生徒は机で突っ伏して眠っていた友人の元へ駆け寄って授業を終えたことを知らせていた。
「…トーモー!授業終わったぞー!」
「んー…、もう少し…」
俺はそんな微笑ましい光景を見守りながら、開いていたテキストを片付けていく。そして、不意に窓の外へ視線を向けると、ついこの間まで桜色に彩られていた校内の木々が、いつの間にか新緑に変わっていることに気づいた。