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MAIKING昔書いてたけどもう続き書けないだろうなと思ったので供養巽とHiMERUがオフの日を過ごすだけの話
オフの日【巽ひめ】金曜の夜、巽宅にて。
巽はキッチンに立ち、いい香りのする鍋をかき混ぜていた。
心なしか、嬉しそうに鼻歌を交ぜながら、彩りの良い野菜を放り込んでいく。
鍋に蓋をし、火を少し小さくしたところで、家のインターホンが鳴った。
巽はすぐに顔を上げ、いそいそと玄関へ向かう。
セキュリティ完備のドアを外も確認せずに開けたそこには、綺麗にセットされた水色の髪を揺らす彼の姿があった。
「お待ちしておりましたよ、HiMERUさん」
「……お久しぶりです、巽」
ドアを開いた途端満面の笑みで出迎えられ、神父のように神々しいその微笑みにHiMERUはたじろぐ。
彼は勝手知ったるという風に中へ入り、ダイニングのソファ脇に荷物を置いた。
ジャケットを脱ぎ、膝掛けにかけると同時に、鼻腔をくすぐる良い香りに気づく。
2622巽はキッチンに立ち、いい香りのする鍋をかき混ぜていた。
心なしか、嬉しそうに鼻歌を交ぜながら、彩りの良い野菜を放り込んでいく。
鍋に蓋をし、火を少し小さくしたところで、家のインターホンが鳴った。
巽はすぐに顔を上げ、いそいそと玄関へ向かう。
セキュリティ完備のドアを外も確認せずに開けたそこには、綺麗にセットされた水色の髪を揺らす彼の姿があった。
「お待ちしておりましたよ、HiMERUさん」
「……お久しぶりです、巽」
ドアを開いた途端満面の笑みで出迎えられ、神父のように神々しいその微笑みにHiMERUはたじろぐ。
彼は勝手知ったるという風に中へ入り、ダイニングのソファ脇に荷物を置いた。
ジャケットを脱ぎ、膝掛けにかけると同時に、鼻腔をくすぐる良い香りに気づく。