pagupagu14
DONE夢のその先の誓い/疾唯(スタオケ)久しぶりのスタオケ。疾唯は恋愛一色というよりはこういった友愛強めのライバルであり、みたいな少し恋の色がつきはじめてる感じが好き
夢のその先の誓い 用を足して、さて個室を出て練習へと向かおうとしたところで思わず息を呑んだ。
「普通科のくせに生意気だよね~、竜崎くんもさあんな子に構わなくてもいいのに」
所謂自分への陰口を言っているのだと思えて一生懸命息をひそめた。普通科だからという理由で非難されることは慣れていた。けれど、けれど、自分が理由で竜崎くんのことを悪く言われるのが我慢ならなかった。彼女たちが出ていったことを確認するとやっとの思いで個室を出る。
「はあ……練習行こう、」
足取りが重くなるのは確かだった。
***
「すいません、頭冷やしてきます」
今日の音は散々だった。誰も何も言わなかったが昨日の今日であんなに変わっていたら何かあったと思うはずだ、と重たい息を吐き捨てながら蛇口を上に向けて水を頭から被る。
1933「普通科のくせに生意気だよね~、竜崎くんもさあんな子に構わなくてもいいのに」
所謂自分への陰口を言っているのだと思えて一生懸命息をひそめた。普通科だからという理由で非難されることは慣れていた。けれど、けれど、自分が理由で竜崎くんのことを悪く言われるのが我慢ならなかった。彼女たちが出ていったことを確認するとやっとの思いで個室を出る。
「はあ……練習行こう、」
足取りが重くなるのは確かだった。
***
「すいません、頭冷やしてきます」
今日の音は散々だった。誰も何も言わなかったが昨日の今日であんなに変わっていたら何かあったと思うはずだ、と重たい息を吐き捨てながら蛇口を上に向けて水を頭から被る。
ティアナ
DONER-18 竜唯 疾唯 すごく早いですが、誕生日短いお祝い小説。唯一お前だけ「ねぇ…シたい。疾風の。」
「は?」
徐に竜崎の胸に顔を寄せ、手は右腰の辺りを撫でている。
かろうじて、察することの出来た頭は、事の大きさに返す言葉を失っていた。
その間にも、朝日奈の手は腰から更に進んでいる。
「あっ…疾風。」
既に反応しているそこは、すすっっと指で裏の曲線をなぞられた。
「んっ!おまえ…何しているのかわかっててん…はぁっ」
反論もむなしく、甘い吐息が朝日奈を煽るだけ。
「疾風、その声好き。もっと…」
下着から解放され、舌先で先走りをすくわれ、快感が勝ってしまう。
諦めて、その光景を凝視する。
なんだこれは?とかそんなのどうでもよかった。
下半身に血が一気に流れるのを感じる。
「大きくなったね。気持ちいいの…嬉しい。」
497「は?」
徐に竜崎の胸に顔を寄せ、手は右腰の辺りを撫でている。
かろうじて、察することの出来た頭は、事の大きさに返す言葉を失っていた。
その間にも、朝日奈の手は腰から更に進んでいる。
「あっ…疾風。」
既に反応しているそこは、すすっっと指で裏の曲線をなぞられた。
「んっ!おまえ…何しているのかわかっててん…はぁっ」
反論もむなしく、甘い吐息が朝日奈を煽るだけ。
「疾風、その声好き。もっと…」
下着から解放され、舌先で先走りをすくわれ、快感が勝ってしまう。
諦めて、その光景を凝視する。
なんだこれは?とかそんなのどうでもよかった。
下半身に血が一気に流れるのを感じる。
「大きくなったね。気持ちいいの…嬉しい。」
ティアナ
DONE短い文章の疾唯。恋する前はこんなことなかったのに。
恋故の疾苦「お前の『愛の挨拶』はそういう解釈なのか?」
すぐ後ろから竜崎が放った言葉は、朝日奈の肩をビクッと震わせた。
「俺が知っているのは…清らかさと鮮やかさが備わっていたと思うが。」
朝日奈は、忠実に竜崎の言葉を守っただけ。
-泣いている暇があるのなら、練習するんだな-
今日は、竜崎が遠方のバイオリン講師のところへレッスンを受ける日だった。
朝から一度も会えなくて寂しくて…
「何を思って弾いていた?」
一向に朝日奈は、竜崎の方を振り返らなかった。
「はぁ……」
少しの沈黙を破ったのは、竜崎。
「後ろ…向くなよ。」
言葉とともに、包むように背後から抱きしめられた。
背中から伝わる竜崎の温もりと、鼓動が朝日奈を落ち着かせた。
「お前が求めているのはこういう事だろう…寂しかったのか?」
561すぐ後ろから竜崎が放った言葉は、朝日奈の肩をビクッと震わせた。
「俺が知っているのは…清らかさと鮮やかさが備わっていたと思うが。」
朝日奈は、忠実に竜崎の言葉を守っただけ。
-泣いている暇があるのなら、練習するんだな-
今日は、竜崎が遠方のバイオリン講師のところへレッスンを受ける日だった。
朝から一度も会えなくて寂しくて…
「何を思って弾いていた?」
一向に朝日奈は、竜崎の方を振り返らなかった。
「はぁ……」
少しの沈黙を破ったのは、竜崎。
「後ろ…向くなよ。」
言葉とともに、包むように背後から抱きしめられた。
背中から伝わる竜崎の温もりと、鼓動が朝日奈を落ち着かせた。
「お前が求めているのはこういう事だろう…寂しかったのか?」
ティアナ
DONE花あかり~後編~スタオケ疾唯、R-18
花あかり~後編~「…んっ。」
朝日奈の柔らかい唇の感触。
竜崎は、目を見開き戸惑いを隠せなかった。
いつも率先して驚かせてくるのは、慣れたつもりだった。
そして、諫めるのは竜崎。
情事にまで先手を取られて…
その先まで頭を回すには、柔らかさが甘すぎる。
思考が停止し、目を伏せ朝日奈の後頭部に手を添える。
「ふっ…んっ…」
竜崎をこんな近くで見たのは初めてかもしれない。
後頭部を抑えている手の大きさ、
伏した瞼には、長い睫。
少し荒くなる、吐息の熱さ。
こんなに色っぽい彼を、見たことがなかった。
私だけ見られる表情。
ぞくっ…
敏感になった全てが、気持ちいいから快感へ。
「んやっ…はや…てっ…」
甘くなった声を合図に、口内に温かいものが差し込まれる。
2151朝日奈の柔らかい唇の感触。
竜崎は、目を見開き戸惑いを隠せなかった。
いつも率先して驚かせてくるのは、慣れたつもりだった。
そして、諫めるのは竜崎。
情事にまで先手を取られて…
その先まで頭を回すには、柔らかさが甘すぎる。
思考が停止し、目を伏せ朝日奈の後頭部に手を添える。
「ふっ…んっ…」
竜崎をこんな近くで見たのは初めてかもしれない。
後頭部を抑えている手の大きさ、
伏した瞼には、長い睫。
少し荒くなる、吐息の熱さ。
こんなに色っぽい彼を、見たことがなかった。
私だけ見られる表情。
ぞくっ…
敏感になった全てが、気持ちいいから快感へ。
「んやっ…はや…てっ…」
甘くなった声を合図に、口内に温かいものが差し込まれる。