nemn33
PAST2025.2.15 雨が繋ぐ鋒2!開催おめでとうございます&ありがとうございます!!浦一合同誌『雪やどり』のWEB再録です⛄️(佐倉の漫画のみです)
雪をテーマにした合同誌でした!
龍呀さんのスペースでも再録展示があるようですので、是非全人類読みにいってください〜!最高!
お手に取ってくださった方、ありがとうございました🫶 12
nemn33
DONE9/7(土) BLEACH WEBオンリー 雨が繋ぐ鋒開催おめでとうございます&ありがとうございます!
浦一漫画です!びっくりするほど顔漫画です!!逆でも読めるような気がします。 5
Kinashi_06
PAST『ずるくて甘い』の続き。ホワイトデー 一月後、その日もカレンダーを見ながらの調節は終えていたので、浦原商店に向かうつもりだった。別に催促するためではないが、もしかしたら、という期待の元だ。バレンタインデーは駄菓子屋の商売柄覚えていた。となれば、必然的にホワイトデーも知っていると見ていいだろう。
校門を出て、浦原商店の方角へ足を向けた時だった。
「あ、黒崎サーン」
目立つ格好そのままに、浦原が杖を突くのと反対の左手でひらひらとこちらに手を振っていてギョッとする。想い人の待ち伏せに気分が高揚したが、オレンジ髪の男子高校生が甚平に帽子、下駄の男に手を振られているという絵面に注目が集まっていることに気付く。
「ちょ、こっちに来い!」
「ハイハイ」
1078校門を出て、浦原商店の方角へ足を向けた時だった。
「あ、黒崎サーン」
目立つ格好そのままに、浦原が杖を突くのと反対の左手でひらひらとこちらに手を振っていてギョッとする。想い人の待ち伏せに気分が高揚したが、オレンジ髪の男子高校生が甚平に帽子、下駄の男に手を振られているという絵面に注目が集まっていることに気付く。
「ちょ、こっちに来い!」
「ハイハイ」
Kinashi_06
PASTバレンタインデーの2人。一年以上前に書いてたシリーズ一話初期案。
この時期が浦一と一浦の個人的分かれ目です。
ずるくて甘い 尸魂界へルキア奪還に向かってからというもの、なんとなく浦原商店からは足が遠のいていた。別に、浦原に言った言葉が本心からでなかったわけではないし、まして浦原を軽蔑したわけでもない。
ただ、浦原が下げた頭を上げて帽子を被る直前に見えた、何かを耐えるような表情が脳裏に焼き付いて離れず、自分でも理解できない焦燥感と胸を焼く感覚をどう扱うべきか分からない。どんな顔をして会えばいいのか分からないだけだ。
だが、それを理由にこれ以上会うことを引き延ばしていると、浦原がどう捉えるのかはなんとなく分かっていた。当然のことをしたからだと冷静に割り切るだろうが、それでも勘違いして欲しくはない。そろそろ何かしら理由でもつけて会いに行くか。
6823ただ、浦原が下げた頭を上げて帽子を被る直前に見えた、何かを耐えるような表情が脳裏に焼き付いて離れず、自分でも理解できない焦燥感と胸を焼く感覚をどう扱うべきか分からない。どんな顔をして会えばいいのか分からないだけだ。
だが、それを理由にこれ以上会うことを引き延ばしていると、浦原がどう捉えるのかはなんとなく分かっていた。当然のことをしたからだと冷静に割り切るだろうが、それでも勘違いして欲しくはない。そろそろ何かしら理由でもつけて会いに行くか。