tachibananu
DONE肋骨にヒビが入って療養中の染岡くんがエッチなサポーターをつけていることに動揺する吹雪くんの吹染※スケベなことはしてませんが体位の話などしてるので注意
【吹染】染岡くんのスケベサポーターの話 怪我の療養中だった。染岡が吹雪の家を訪れたのは。チャージ中、もつれ合って相手もろとも倒れ込み、相手選手の肘が胸部にめり込んで肋骨にヒビが入ったのだ。3週間療養して、その後リハビリに移行する予定で。療養期間の3週目、北海道のパートナー宅で過ごすことになった。諸手を挙げて喜ぶわけにはいかないものの、吹雪は内心、楽しみにしていたのだ。しかし。
「染岡くん、着替え……え!? そ、それ……」
「おお、サンキュ……? なんだ?」
ノックをしてから脱衣所の扉を開けると、染岡は上半身のシャツを脱いだところだった。それはいい。問題はバストの部分だ。あばらを負傷しているから、おそらくサポーターに間違いはないのだが。肋骨部分にきつく巻かれた黒いバンドは乳首がギリギリ見える位置で、筋肉質の胸部を下からぐっと押し上げている。さらに肩から伸びるベルトが胸の両脇をおしつけて、より胸部が強調される結果に陥っていた。
2456「染岡くん、着替え……え!? そ、それ……」
「おお、サンキュ……? なんだ?」
ノックをしてから脱衣所の扉を開けると、染岡は上半身のシャツを脱いだところだった。それはいい。問題はバストの部分だ。あばらを負傷しているから、おそらくサポーターに間違いはないのだが。肋骨部分にきつく巻かれた黒いバンドは乳首がギリギリ見える位置で、筋肉質の胸部を下からぐっと押し上げている。さらに肩から伸びるベルトが胸の両脇をおしつけて、より胸部が強調される結果に陥っていた。
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MEMO【吹染】ゲイで元生徒の吹雪くんと付き合うことになった、ノンケ高校教師の染岡くんパラレルいろいろすっ飛ばして本番以外のやらしい行為をしまくったあと、初デートにのぞむ二人だったが……
▼この話の続きっぽい
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=24464498
【吹染】映画館で映画どころではなくなっちゃう話連休の中日、駅の改札前は酷く混み合っている。この状況で待ち人を探すのは骨が折れそうなものだったが、存外すぐに見つかった。髪色が特徴的なうえ、女性三人にナンパされていたせいだ。在学中からモテる奴だと知ってはいたが、こんなところで声をかけられるレベルなのかと、染岡は嘆息した。彼ならうまくあしらうだろうが、相手は多人数だ。囲まれて困っているかもしれない。間に入るかと近づくと、
「ごめんね。僕、今日デートなんだ」
穏やかで優しい口調の、そんなセリフが耳に飛び込んできた。続いて女性たちの残念そうな悲鳴。思わず足を止める。これで出て行ったら、自分がその相手ということがわかってしまうではないか。だが彼ーー吹雪士郎は、染岡を視界にとらえた途端、パッと花が咲くように表情を綻ばせた。
3779「ごめんね。僕、今日デートなんだ」
穏やかで優しい口調の、そんなセリフが耳に飛び込んできた。続いて女性たちの残念そうな悲鳴。思わず足を止める。これで出て行ったら、自分がその相手ということがわかってしまうではないか。だが彼ーー吹雪士郎は、染岡を視界にとらえた途端、パッと花が咲くように表情を綻ばせた。
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MEMO【吹染】染岡くんが頑張って誘ってる染岡竜吾はムラムラしていた。なにしろ人並み以上に体力のある成人男性だ、そういうときも大いにある。むしろ今までさほどムラムラを持て余さずにすんでいたのは、いつもはパートナーから誘われることが多いからだ。そう、少年時代には雪原のプリンスと呼ばれていた、あの吹雪士郎である。
「染岡くん、おやすみ」
電気を消した吹雪はにこりと微笑んで染岡の額にキスを落とし、キングサイズのベッドの片側に潜り込んだ。動く気配もなくそのまま寝る体勢になっている。こうしてただ隣で眠るだけの日々が続いているのは、実は染岡が原因だった。
しばらく体調が悪かったのだ。胃腸炎になってしまって。初めての経験に苦しみもがいてだいぶ吹雪を心配させた。それは逆の立場だったら染岡だって言い出しにくい。もうすっかりよくなったからセックスしたいと、自分から申し出たほうがいいのはわかっているが。
917「染岡くん、おやすみ」
電気を消した吹雪はにこりと微笑んで染岡の額にキスを落とし、キングサイズのベッドの片側に潜り込んだ。動く気配もなくそのまま寝る体勢になっている。こうしてただ隣で眠るだけの日々が続いているのは、実は染岡が原因だった。
しばらく体調が悪かったのだ。胃腸炎になってしまって。初めての経験に苦しみもがいてだいぶ吹雪を心配させた。それは逆の立場だったら染岡だって言い出しにくい。もうすっかりよくなったからセックスしたいと、自分から申し出たほうがいいのはわかっているが。