ヨワネ
PAST▼X投稿作品▼短いです
▼五条さん、鬼退治ならぬ呪霊退治に行くお話
〜五条さん、ももたろさんになる〜 呪霊退治に出る五条。
えー、めんどくさい。
バックレ寸前。
「そこのお兄さん」
お腹を空かせた犬。
仕方なく、だんごをあげる。
「お供します」
「いいよー」
猿登場。
「なんかくれ」
「帰れ」
だんごあげる。
「ヒマだし着いてく」
猿仲間入り。
「そこのイケメンさん」
キジ登場。
褒められてご満悦。
だんごあげる。
「わたしもお供しましょう」
いざ、呪霊退治!
「あれ?これ……もしかして…鬼、退……」
主人公ポジになった、五条。
ん?どうしたの?
五条の異変に気づかず、とりあえずヒマだから着いていく動物達。
終わり。
294えー、めんどくさい。
バックレ寸前。
「そこのお兄さん」
お腹を空かせた犬。
仕方なく、だんごをあげる。
「お供します」
「いいよー」
猿登場。
「なんかくれ」
「帰れ」
だんごあげる。
「ヒマだし着いてく」
猿仲間入り。
「そこのイケメンさん」
キジ登場。
褒められてご満悦。
だんごあげる。
「わたしもお供しましょう」
いざ、呪霊退治!
「あれ?これ……もしかして…鬼、退……」
主人公ポジになった、五条。
ん?どうしたの?
五条の異変に気づかず、とりあえずヒマだから着いていく動物達。
終わり。
ヨワネ
PAST▼過去作品▼短いです
▼どんな時でも我が強い五条。でも任務先にいたお婆ちゃんの圧に負け、自分がおかしいのかと思い悩む。そんな五条をみて心配になり声をかけて夏油だが…
〜五条、犬かタヌキかで悩む〜 任務から帰ってきた五条の様子がおかしい。
おかえりと言っても、おぉだけ。ひとりでブツブツ呟いている。おまけにいつも使わない頭を使っているらしく腕を組んでウーウー唸っている。これにはさすがの夏油も心配。いろんな意味で頭がぶっ飛んでいる親友だが、万が一もあるかもしれない。
シレッと失礼なことを思いつつ五条に声をかける夏油。
「私でよければ相談にのるよ」
今、君が思っていることを言ってくれ。その言葉に、すっ、とポケットから携帯を取り出す五条。画面を見せるなり、
「こいつ、犬……だと思う?」
「……いや、タヌキだね」
ほらみろーーー!!!
急にテンションぶち上がる五条。あのババア!!と暴言まで吐く始末。任務先で遭遇したタヌキを犬だと言い張るお婆ちゃんの圧に負け自分も犬に見えてきていたという。
433おかえりと言っても、おぉだけ。ひとりでブツブツ呟いている。おまけにいつも使わない頭を使っているらしく腕を組んでウーウー唸っている。これにはさすがの夏油も心配。いろんな意味で頭がぶっ飛んでいる親友だが、万が一もあるかもしれない。
シレッと失礼なことを思いつつ五条に声をかける夏油。
「私でよければ相談にのるよ」
今、君が思っていることを言ってくれ。その言葉に、すっ、とポケットから携帯を取り出す五条。画面を見せるなり、
「こいつ、犬……だと思う?」
「……いや、タヌキだね」
ほらみろーーー!!!
急にテンションぶち上がる五条。あのババア!!と暴言まで吐く始末。任務先で遭遇したタヌキを犬だと言い張るお婆ちゃんの圧に負け自分も犬に見えてきていたという。
ヨワネ
PAST▼過去作品▼短いです
▼田舎に任務へ行ったら、あら不思議。犬が歩いているじゃない。今でも野良犬っているんだ〜と思いながら携帯でパシャ。顔が人間っぽいから写メ撮ったあと赫をブチかます。生徒にお土産ができたし満足満足。
〜五条さん、生徒に人面犬の写メを送る〜 「ほんっ、と!面倒くさい!」
イヤだイヤだと駄々をこねる五条。
そんな彼に、泣きべそをかきながら早く車に乗るよう伝える伊地知。はぁー、とバカでかい溜め息をつきながら、しぶしぶ乗りこむ五条。
伊地知、マッハで任務先の田舎へ。
「へぇ、思ったより綺麗なとこだね〜」
ちょっと機嫌回復。
そんな姿に後ろで、ほっ。
「(よかった。あのままだったら、もたなかった……私の胃…)」
伊地知の胃が爆発寸前だったことも知らず、のんきに携帯を取り出し撮影する五条。
空、パシャ。
景色、パシャ。
犬もパシャ。
「いやぁ〜、いいもの撮れたな〜」
保存された画像に気分ルンルン。
気持ちいい快晴だし人面犬は歩いていたし!
509イヤだイヤだと駄々をこねる五条。
そんな彼に、泣きべそをかきながら早く車に乗るよう伝える伊地知。はぁー、とバカでかい溜め息をつきながら、しぶしぶ乗りこむ五条。
伊地知、マッハで任務先の田舎へ。
「へぇ、思ったより綺麗なとこだね〜」
ちょっと機嫌回復。
そんな姿に後ろで、ほっ。
「(よかった。あのままだったら、もたなかった……私の胃…)」
伊地知の胃が爆発寸前だったことも知らず、のんきに携帯を取り出し撮影する五条。
空、パシャ。
景色、パシャ。
犬もパシャ。
「いやぁ〜、いいもの撮れたな〜」
保存された画像に気分ルンルン。
気持ちいい快晴だし人面犬は歩いていたし!
フラン
PAST※昨年クリスマスに載せたものですクリスマスに想い人である五条が予定を入れていると知った夢。くりぼっちで仕事を片付ける中、疲労でうっかり寝てしまう。
次に目覚めた時に目の前にいたのはーー。
※誤字・駄文はご了承ください
※何でも許せる人向け
聖なる夜はヤドリギの下で街が色とりどりの電飾で輝くこの時期は、恋やら愛やらで呪いも増える。
術師になって1年目の時、聖なる夜は大切な人と過ごすのは不可能だと覚悟した。
「あんたさっき、補助監督に声かけられてたみたいだけど」
書類が積まれた私のデスクの端に、硝子が寄りかかった。
「今晩食事でもって言われたけど、断った」
「じゃあ、私と一緒に飲まない?」
「せっかくだけど、報告書残ってて。それでさっきのお誘いも断ったの」
硝子は書類を手に取り、パラパラとめくっていた。
「この業界にいる以上、クリスマスはまともに過ごせないよね」
覚悟は決めていたけど、術師になって数年、クリスマス前後は本当に忙しくて、一緒に過ごす相手といえば、同じ現場の補助監督くらい。
2167術師になって1年目の時、聖なる夜は大切な人と過ごすのは不可能だと覚悟した。
「あんたさっき、補助監督に声かけられてたみたいだけど」
書類が積まれた私のデスクの端に、硝子が寄りかかった。
「今晩食事でもって言われたけど、断った」
「じゃあ、私と一緒に飲まない?」
「せっかくだけど、報告書残ってて。それでさっきのお誘いも断ったの」
硝子は書類を手に取り、パラパラとめくっていた。
「この業界にいる以上、クリスマスはまともに過ごせないよね」
覚悟は決めていたけど、術師になって数年、クリスマス前後は本当に忙しくて、一緒に過ごす相手といえば、同じ現場の補助監督くらい。