いろは🍼
REHABILIリハビリも兼ねて気になっていた小説β版のテスト投稿です。後々百合になるはずですがただの説明回なので何も起こりません。誤字脱字はご愛嬌。にゃんにゃんデリバリーのお仕事。【デリにゃん】 彼女は仕事が大好きだった。昔から夢見て必死の努力の甲斐あって掴み取った、幸福であり、生活。仕事のためならばなんだって切り捨ててきた。娯楽も、恋愛も、友情さえ彼女にとっては枷としか捉えることができなかった。
そんな彼女は仕事においては斯くも右に出る者はおらず、同期に留まらず先に入社していた社員さえ追い越して異例の速度で昇進していった。もちろん女性であることや無愛想な性格であることも加えて顰蹙を買うこともしばしばだったが、彼女はまったく意にも介さないため問題になることはなかった。
クライアントへ送信する資料を再確認して、彼女は送信ボタンを押して眉間を押さえる。作業をしている時は楽しく夢中で疲れを認識しないが、それが終わると途端に疲労感が襲ってきたからだ。無理もなかった、時刻はそろそろ今日が終わろうとしていて、室内では彼女と、彼女の相棒であるパソコンしか熱を発していなかった。
2792そんな彼女は仕事においては斯くも右に出る者はおらず、同期に留まらず先に入社していた社員さえ追い越して異例の速度で昇進していった。もちろん女性であることや無愛想な性格であることも加えて顰蹙を買うこともしばしばだったが、彼女はまったく意にも介さないため問題になることはなかった。
クライアントへ送信する資料を再確認して、彼女は送信ボタンを押して眉間を押さえる。作業をしている時は楽しく夢中で疲れを認識しないが、それが終わると途端に疲労感が襲ってきたからだ。無理もなかった、時刻はそろそろ今日が終わろうとしていて、室内では彼女と、彼女の相棒であるパソコンしか熱を発していなかった。