Linco_juju
DONE未満×モラトリアム伏×桃第110回伏棘版ワンウィークドロライ
お題「汗」「Tシャツ」お借りしました。
しょっぱなから伏くんがモブ♀術師と会話しています(モブ♀さん当て馬ぽくてごめんね💦)棘くん以外との絡みが苦手な方はご注意ください。
伏くんモラトリアム期のお話。未満の関係性です
nectar 俺には縁の無い鮮やかなパッケージたちが視界の中を流れていく。青色を基調にしたディスプレイは夏を表すと共に涼を感じさせようという魂胆か。もっとも、ガンガンにクーラーの効いた店内では外のうだるような暑さはすっかり忘れてしまえるのだけど。
殺人的な太陽光の下であろうと、呪術師は基本的に安全を優先させて真っ黒の任務服を身に纏う。任務中は帳も降りるし集中もするので気にならないが、祓除が終わってしまえば滝のように流れる汗を認めざるをえない。上着を脱いだところで失った水分は返ってこない。手持ちの水はあっという間になくなってしまった。一番初めに目に留まったドラッグストアはオアシスのようで、寄らないという選択肢は選びようもなかった。
2719殺人的な太陽光の下であろうと、呪術師は基本的に安全を優先させて真っ黒の任務服を身に纏う。任務中は帳も降りるし集中もするので気にならないが、祓除が終わってしまえば滝のように流れる汗を認めざるをえない。上着を脱いだところで失った水分は返ってこない。手持ちの水はあっという間になくなってしまった。一番初めに目に留まったドラッグストアはオアシスのようで、寄らないという選択肢は選びようもなかった。
Linco_juju
DONE匂いに賭ける狗巻先輩のお話第97回お題「癒し」「香り」お借りしました。
事変前⇒廻游後へ場面転換あり。本誌の内容を反映させています。単行本派の方はご注意ください
深淵の翠香「……何かいい匂いしますね……」
預かっていた任務の資料を持って狗巻先輩の部屋を訪ねた帰り際、話しているあいだ気になっていたことを口にした。
「いくら、こんぶ」
「へぇ……」
俺の返事を聞いた先輩が少し眉を顰め、それから手招きをした。どうやら部屋に入って来いということらしい。俺は少し躊躇ったのち、頭を下げて靴を脱いだ。
腕を掴まれ連行された先はベッド脇のサイドボード。そこにコロンとしたフォルムの球体が置かれていて、モクモクと白い煙が上がっている。先輩がその煙を元気よく指さした。
「ツナ」
「いえ、ここにいても十分匂いは分かるので……」
煙に顔をつっこんでみなくても、この煙がいい匂いの正体であることは明白だ。先輩は面白く無さそうに「おかか」と俺のことを詰った。
3483預かっていた任務の資料を持って狗巻先輩の部屋を訪ねた帰り際、話しているあいだ気になっていたことを口にした。
「いくら、こんぶ」
「へぇ……」
俺の返事を聞いた先輩が少し眉を顰め、それから手招きをした。どうやら部屋に入って来いということらしい。俺は少し躊躇ったのち、頭を下げて靴を脱いだ。
腕を掴まれ連行された先はベッド脇のサイドボード。そこにコロンとしたフォルムの球体が置かれていて、モクモクと白い煙が上がっている。先輩がその煙を元気よく指さした。
「ツナ」
「いえ、ここにいても十分匂いは分かるので……」
煙に顔をつっこんでみなくても、この煙がいい匂いの正体であることは明白だ。先輩は面白く無さそうに「おかか」と俺のことを詰った。
Linco_juju
DONEアラサー伏×アラサー棘第95回お題「桜」「初々しい」お借りしました。
棘くんが呪力コントロールできるようになった未来。普通に喋りますのでご了承ください
或る桜日和のできごと 任務からの帰宅。家の扉を開けたら、恋人が準備万端の格好で俺を出迎えた。何の準備かというと、多分ピクニック。薄手のマウンテンパーカーを羽織った恋人は、レジャーシートを脇に抱え、水筒と小さなビニール製のピクニックバッグを携えている。
「おかえり、行」「ちょっと待ってください」
続きを紡ごうとする口を言葉で止める。
「手洗いと、服だけ変えさせて」
まあいいだろう、と言わんばかりに大きく首を縦に振った恋人を視界から外して部屋に上がる。洗面所で手洗いを済ませたら、任務服を脱ぎ捨て、恋人と色違いのマウンテンパーカーを手に取った。それからもう一枚大きめのアウターを掴んで玄関へと戻る。
突拍子も無い行動だが、この人がこうと決めて動くことにはあまり間違いがない。自分では思いもつかないことをやってのけるから、新しい刺激をたくさん貰っているのは否めない。だから、最近では大人しく彼の「思いつき」に乗っかることにしている。
6000「おかえり、行」「ちょっと待ってください」
続きを紡ごうとする口を言葉で止める。
「手洗いと、服だけ変えさせて」
まあいいだろう、と言わんばかりに大きく首を縦に振った恋人を視界から外して部屋に上がる。洗面所で手洗いを済ませたら、任務服を脱ぎ捨て、恋人と色違いのマウンテンパーカーを手に取った。それからもう一枚大きめのアウターを掴んで玄関へと戻る。
突拍子も無い行動だが、この人がこうと決めて動くことにはあまり間違いがない。自分では思いもつかないことをやってのけるから、新しい刺激をたくさん貰っているのは否めない。だから、最近では大人しく彼の「思いつき」に乗っかることにしている。
Kau0411kou
DONE #伏棘版ワンウィークドロライお題「ひめはじめ」お借りしました😇
🍙「すじこ…たかなぁ…(恵、もうすぐ新年になっちゃう…)」
🐺「良いじゃないですか、このまま…」
🍙「つなぁ…ぁっ…」
🐺「ん…あけましておめでとうございます、先輩…」
(お題関係なしにただやってるだけですね、うん)
伏棘
Linco_juju
DONE #伏棘版ワンウィークドロライ第84回お題「犬」「首輪」お借りしました。
ぬるいですが致してる場面があるのでポイピクでアップします。成人済みの方だけ覗いてください。
途中、一瞬だけとげくんが首絞めをねだるシーンがあります。ご了承ください!!
パスワードは「大人」を英語小文字で!!(5文字) 4768
満尾。
DONE #伏棘版ワンウィークドロライ第55回「夢」
https://twitter.com/1fu410ge1/status/1554664830690537472?s=21&t=555_eWKXksCfPh8T5apBLg
ひらいてあかぶーで突発的に思いついた伏棘大学生パロディです!
それは本当に、ただの思いつきだった↑のリンクはTwitterにあげた、書きたいところだけを書いたものです❣️
また今回も続き物…ですが、↑の2人みたいなラブラブカップルを目指します💪
楽しんでいただければ幸いです!
⚠︎先輩は普通に喋ります。
⚠︎原作の先輩とは異なった、大人しくて静かな性格をしてます。
⚠︎︎ほんのちょっと五乙を含みます。
(今回はほぼ絡みないです)
「きゃー!!五条教授と伏黒くんよ!」
「あの2人がただそこにいるだけで幸せな気持ちになる…」
顔を赤くした学生達に見向きもせずに、2人はキラキラとしたオーラをまといながら歩いている。
本人たちはさほど気にしていない様子だ。
「……かっこいいなぁ、」
ポツリと呟いた俺の一言は、誰にも届かずに溶けていった。
5387また今回も続き物…ですが、↑の2人みたいなラブラブカップルを目指します💪
楽しんでいただければ幸いです!
⚠︎先輩は普通に喋ります。
⚠︎原作の先輩とは異なった、大人しくて静かな性格をしてます。
⚠︎︎ほんのちょっと五乙を含みます。
(今回はほぼ絡みないです)
「きゃー!!五条教授と伏黒くんよ!」
「あの2人がただそこにいるだけで幸せな気持ちになる…」
顔を赤くした学生達に見向きもせずに、2人はキラキラとしたオーラをまといながら歩いている。
本人たちはさほど気にしていない様子だ。
「……かっこいいなぁ、」
ポツリと呟いた俺の一言は、誰にも届かずに溶けていった。
満尾。
DONE #伏棘版ワンウィークドロライ「スイカ」「縁側」お借り致しました☺️
8/9ということでhugの日ともかけてたり…🥰
伏棘ショタです。
こちらhttps://poipiku.com/4725366/6793368.htmlの続きになります!
🐺恵小5、🍙棘小6
今日は、友達の恵くんとスイカを食べました。和室にひとり、俺は困っていた。
夏休みの宿題の、絵日記。
呪術の修行のことは書けないし…だからって家での出来事のネタも無くなってきた…
特にイベントもないし…と、ふぅ、とため息をついていたら、バスン!と勢いよく襖が開けられた。
「棘!夏休み満喫してるー???」
目の前のグラサン男はにっこりと笑っている…
「しゃ、しゃけぇ…」
「海行った?!プール行った?山は?」
悟が俺に問いかける度に「おかか、」と返事を返す。
「棘のパパとママがね、僕と一緒ならお出かけしてもいいって言ってたよ?」
「しゃけ?!」
「ほんとほんと。んで、どうする!海行く?プール行く?それとも山??」
「……お、かか、」
「え、どうしたの急に元気なくなっちゃって。」
4522夏休みの宿題の、絵日記。
呪術の修行のことは書けないし…だからって家での出来事のネタも無くなってきた…
特にイベントもないし…と、ふぅ、とため息をついていたら、バスン!と勢いよく襖が開けられた。
「棘!夏休み満喫してるー???」
目の前のグラサン男はにっこりと笑っている…
「しゃ、しゃけぇ…」
「海行った?!プール行った?山は?」
悟が俺に問いかける度に「おかか、」と返事を返す。
「棘のパパとママがね、僕と一緒ならお出かけしてもいいって言ってたよ?」
「しゃけ?!」
「ほんとほんと。んで、どうする!海行く?プール行く?それとも山??」
「……お、かか、」
「え、どうしたの急に元気なくなっちゃって。」
満尾。
DONE #伏棘版ワンウィークドロライ第60回「タオル」お借り致しました!
前回の伏棘オメガバースhttps://poipiku.com/4725366/6886911.htmlより、少し時間軸が前のお話です。先輩が初めて巣作りをする話。少し性的な表現があるためワンクッションです。
よろしければお進み下さい🐺🍙↓↓ 3898
満尾。
DONE #伏棘版ワンウィークドロライ第58回「いただきます」第59回「リボン」お借り致しました!伏棘オメガバースです!
前半悠仁目線
→中盤(回想)伏黒目線
→後半棘目線です。
🐺🍙に巻き込まれ🐯。
(続き)深淵の緑 下
https://poipiku.com/4725366/6886913.html
R18パートです🙌
深淵の緑 上『爆ぜろ!!』
呪霊の大群が、バスン!と大きな音を立てて一斉に爆ぜた。
狗巻先輩の呪言の効果だ。俺は先輩に指示されて、工場中に広がった呪霊をかき集めて、走り回った。
もう呪霊の気配はしない。全て排除できたようだ。
「よっし!いっちょあがり!!先輩お疲れ様!」
「だがなー。」
「わ、先輩喉枯れてんね、大丈夫?」
「じゃげじゃげ。」
先輩はポケットからノドナオールを取り出す。
キュポ、と開けて、そのまま容器を口につけてゴクリと飲み干した。
「うわぁ、相変わらずだけど…よくそれ飲めるね、先輩。」
「しゃーけ。」
そう言って先輩はピースして俺に笑った。
もう味に慣れたからなんともないよ、と言ってるようだった。
先輩とそんな話をしていたら、帳が上がって、すぐ近くには伊地知さんがいた。
5195呪霊の大群が、バスン!と大きな音を立てて一斉に爆ぜた。
狗巻先輩の呪言の効果だ。俺は先輩に指示されて、工場中に広がった呪霊をかき集めて、走り回った。
もう呪霊の気配はしない。全て排除できたようだ。
「よっし!いっちょあがり!!先輩お疲れ様!」
「だがなー。」
「わ、先輩喉枯れてんね、大丈夫?」
「じゃげじゃげ。」
先輩はポケットからノドナオールを取り出す。
キュポ、と開けて、そのまま容器を口につけてゴクリと飲み干した。
「うわぁ、相変わらずだけど…よくそれ飲めるね、先輩。」
「しゃーけ。」
そう言って先輩はピースして俺に笑った。
もう味に慣れたからなんともないよ、と言ってるようだった。
先輩とそんな話をしていたら、帳が上がって、すぐ近くには伊地知さんがいた。