FineRisoluto
DONE!FF14の6.0までのネタバレを含む可能性があるのでご注意ください!★この小説について★
FF14自機のフィーネの6.0の後日談です。
大きな山場もなく、ただ平和な冒険の後日談が好きな人向け。
フィーネ:作者の自機。アウラ・ゼラの女性。
ある「元」光の戦士の6.02その8 フェオの眼前にはヴィースの男性が仰向けに倒れている。端正な顔立ちが腫れ上がり、唇の端は切れ白目を剥いていた。
「しつこー‼︎」
眉間にしわをよせながらフィーネが顔についた泥をぬぐう。男性から逃げ回った際に跳ねたものだ。
「後ろにもついているわ」
ハンカチを受け取って、銀色の髪に飛んだ泥をフェオが拭き取っていく。
「ありがと」
拭き終わったハンカチを見てフィーネが顔をしかめる。
「汚れたねえ……」
「洗えそうなところはあるかしら?」
「ううん、もう古くなっていたから良いよ。ごみ箱あるかな」
見回してみるが見当たらない。
「燃やせば良いのだわ」
「そうするか」
気軽に言い放ったフィーネは両手杖を取り出した。
「岩砕き骸ごろごろ地に潜んだなんちゃらがぎゅっとなってどーん」
1387「しつこー‼︎」
眉間にしわをよせながらフィーネが顔についた泥をぬぐう。男性から逃げ回った際に跳ねたものだ。
「後ろにもついているわ」
ハンカチを受け取って、銀色の髪に飛んだ泥をフェオが拭き取っていく。
「ありがと」
拭き終わったハンカチを見てフィーネが顔をしかめる。
「汚れたねえ……」
「洗えそうなところはあるかしら?」
「ううん、もう古くなっていたから良いよ。ごみ箱あるかな」
見回してみるが見当たらない。
「燃やせば良いのだわ」
「そうするか」
気軽に言い放ったフィーネは両手杖を取り出した。
「岩砕き骸ごろごろ地に潜んだなんちゃらがぎゅっとなってどーん」
FineRisoluto
DONE!FF14の6.0までのネタバレを含む可能性があるのでご注意ください!★この小説について★
FF14自機のフィーネの6.0の後日談です。
大きな山場もなく、ただ平和な冒険の後日談が好きな人向け。
フィーネ:作者の自機。アウラ・ゼラの女性。
ある「元」光の戦士の6.02その7 フェオは階段の上からミーン工芸館を見下ろすのが好きだった。
クリスタリウムの発展を支えてきたミーン工芸館。時に困難に立ち向かうために頭をひねり、時に祝杯をあげてバカ騒ぎをした。
以前はその輪の中に水晶公もいた。
今はもう、彼はいない。
ただ彼が救いたいと願った人は、フェオの『かわいい若木』として今ここに生きている。
彼の決意が、意志が、希望が彼女の命となって燃え盛っているのだ。
彼が憧れた「英雄」とは違うかもしれないが、彼女はいま、工芸館の一員として新たなスタートを切ろうとしている。
彼なら、そんな彼女の背中でも押してくれただろう。
……結局寝坊して、出勤初日からカットリスに謝り倒す『元』英雄をどう思ったかはわからないが。
1297クリスタリウムの発展を支えてきたミーン工芸館。時に困難に立ち向かうために頭をひねり、時に祝杯をあげてバカ騒ぎをした。
以前はその輪の中に水晶公もいた。
今はもう、彼はいない。
ただ彼が救いたいと願った人は、フェオの『かわいい若木』として今ここに生きている。
彼の決意が、意志が、希望が彼女の命となって燃え盛っているのだ。
彼が憧れた「英雄」とは違うかもしれないが、彼女はいま、工芸館の一員として新たなスタートを切ろうとしている。
彼なら、そんな彼女の背中でも押してくれただろう。
……結局寝坊して、出勤初日からカットリスに謝り倒す『元』英雄をどう思ったかはわからないが。
さくらてゃん
DONE落書きしよお~~とおもって適当にばば~~って描いてそのままべたべたべたと塗っていたら、
あれもしかして結構かわいく描けてない??ねえ??
線をがんばって整えて整えて整えてなんとかまともになったのでッポイ(。◕ˇдˇ◕。)/
エオルゼア転生さくらてゃん、薄いピンク髪に塗ってしまっているけど
実は本当は牛乳多めのミルクティーカラーにピンクのメッシュっていう…ね…
FineRisoluto
DONE!FF14の6.0までのネタバレを含む可能性があるのでご注意ください!★この小説について★
FF14自機のフィーネの6.0の後日談です。
大きな山場もなく、ただ平和な冒険の後日談が好きな人向け。
フィーネ:作者の自機。アウラ・ゼラの女性。
ある「元」光の戦士の6.02その6「ラリホップ体操だいいち~」
半開きのまぶたが閉じないように必死に眠気をこらえながら、かすれた声を絞り出す。
普段から寝起きが悪いフィーネはその朝、特にすっきり起きられずにいた。
こうなったら目を覚ます奥の手を使うしかない。
「左右にらり……ほ~してわきをのばすうんどう……」
右にらりほー、左にらりほー。ドワーフに教わったダンスをして目を覚まそうとする。
腕を伸ばしたまま動きが止まる。
「ほら若木、早く目を覚まさないと仕事に遅れてしまうわ」
昨夜、先に寝ついたフェオは反対に元気いっぱいである。
「むーーーり今日ふぃーねさん無理でーすねまーすさぼりたいでーす」
「眠いのなら、眠るとよいのだわ!」
「フェオちゃーん?それだと寝坊になっちゃう」
959半開きのまぶたが閉じないように必死に眠気をこらえながら、かすれた声を絞り出す。
普段から寝起きが悪いフィーネはその朝、特にすっきり起きられずにいた。
こうなったら目を覚ます奥の手を使うしかない。
「左右にらり……ほ~してわきをのばすうんどう……」
右にらりほー、左にらりほー。ドワーフに教わったダンスをして目を覚まそうとする。
腕を伸ばしたまま動きが止まる。
「ほら若木、早く目を覚まさないと仕事に遅れてしまうわ」
昨夜、先に寝ついたフェオは反対に元気いっぱいである。
「むーーーり今日ふぃーねさん無理でーすねまーすさぼりたいでーす」
「眠いのなら、眠るとよいのだわ!」
「フェオちゃーん?それだと寝坊になっちゃう」