kisaragi_hotaru
DONEガンマト前提で破邪の洞窟内でわちゃわちゃしてるポプとラーとヒムちゃんのお話です。ネタバレ捏造妄想満載なのでご容赦くださいm(_ _)m ズドォン、と相当な重量音を轟かせて巨大なモンスターが地に沈んだ。
完全に動かなくなったモンスターの側でたった今決め手の一撃を食らわせた人型の金属生命体が銀色の拳を振り翳して声を上げた。
「よっしゃあ!!」
「ナイスだぜヒム!!」
少し離れたところからポップが嬉々として声をかければヒムが振り返って鼻を指先で擦りながら「へへっ」と笑う。
「おめえのサポートのおかげだぜ。ありがとよポップ」
「確かに。あのままではオレもコイツもこのモンスターに手傷を負わされていたところだった」
ヒムの側で魔槍を携えて軽く息を吐き出しながらそう言ったのはラーハルトだ。その目線は屍と化したモンスターを見下ろしている。
ここは破邪の洞窟。その最下層近くまでポップたちは来ていた。大魔王との決戦からすでに20年の年月が経っていた。行方知れずになっていた小さな勇者が魔界から地上に帰還してからしばらくは慌ただしい日々を過ごしていたが、今は至って平穏な日常が繰り返される世界となっている。
4578完全に動かなくなったモンスターの側でたった今決め手の一撃を食らわせた人型の金属生命体が銀色の拳を振り翳して声を上げた。
「よっしゃあ!!」
「ナイスだぜヒム!!」
少し離れたところからポップが嬉々として声をかければヒムが振り返って鼻を指先で擦りながら「へへっ」と笑う。
「おめえのサポートのおかげだぜ。ありがとよポップ」
「確かに。あのままではオレもコイツもこのモンスターに手傷を負わされていたところだった」
ヒムの側で魔槍を携えて軽く息を吐き出しながらそう言ったのはラーハルトだ。その目線は屍と化したモンスターを見下ろしている。
ここは破邪の洞窟。その最下層近くまでポップたちは来ていた。大魔王との決戦からすでに20年の年月が経っていた。行方知れずになっていた小さな勇者が魔界から地上に帰還してからしばらくは慌ただしい日々を過ごしていたが、今は至って平穏な日常が繰り返される世界となっている。
すずお
MEMO羽座下、扇鉋でゾンビで荒廃した世界で戦うお話です。書きたい所だけ書いてます。一応、グロ注意!
今の所続く予定ありませんが、ネタが降ってきたら続くかもしれません。
AIノベリスト様に続きを書いてもらおうとしたら普通にHLになるので諦めました😭
自分で書くしかないのか〜
未定 世界は終焉に向かっているのかもしれない。
突如としてソレは現れた。死んだはずの人間が生き返り、生きた人間を貪り喰う。そう、ソレはゾンビと呼ばれる未知の生き物だった。
(───っ、最悪だ。)
下平は辺りを見回して眉根を寄せる。逃げ遅れた女子生徒を助けようとしている間にヤツらに囲まれてしまった。徐々にゾンビに距離を詰められていき冷たい汗が背中を流れる。
「しもへー!こっちだ!」
突如、声が聞こえた後銃の発砲音が響く。
「おーぎくん!」
おーぎ君が正確無慈悲に銃でゾンビの頭を撃ち抜いていく。
「しもへー、これ使え!」
おーぎ君が投げた黒い物体が綺麗な円を描いて掌に収まる。
背中におーぎ君の体温を感じる。
「しもへー、お前ならできるだろ?狙いを定めろ」
999突如としてソレは現れた。死んだはずの人間が生き返り、生きた人間を貪り喰う。そう、ソレはゾンビと呼ばれる未知の生き物だった。
(───っ、最悪だ。)
下平は辺りを見回して眉根を寄せる。逃げ遅れた女子生徒を助けようとしている間にヤツらに囲まれてしまった。徐々にゾンビに距離を詰められていき冷たい汗が背中を流れる。
「しもへー!こっちだ!」
突如、声が聞こえた後銃の発砲音が響く。
「おーぎくん!」
おーぎ君が正確無慈悲に銃でゾンビの頭を撃ち抜いていく。
「しもへー、これ使え!」
おーぎ君が投げた黒い物体が綺麗な円を描いて掌に収まる。
背中におーぎ君の体温を感じる。
「しもへー、お前ならできるだろ?狙いを定めろ」
綴 舞
DONEpixivに載せたジャク監小説。Log7の後の話。
ご機嫌な日ジャックが監督生を意識し出したのは、オクタヴィネル寮長のオーバーブロット事件があった後あたりからだった。
彼に対する第一印象は、どこか読めない奴から始まり、決して腹の底から信頼を置けるような人物では無かったのが本当のところだ。
胡散臭いというより、浮世離れしているような。
本当に「此処」で生きているのか分からないような。
そう、まるで幽霊のような。
なので、そう。
初めて、彼が本心から笑った姿を見た時。
そのヘタクソな笑みが彼の本心だとジャックが確信した時。
不意に、ああ可愛いな、と思ってしまったのである。
まあ、それが始まりだ。
突拍子もないことを言ったり、目を向くような行動ばかり起こしている奴だが、一度可愛いと思ってしまえば終始可愛いのである。ジャックにとっては。
3117彼に対する第一印象は、どこか読めない奴から始まり、決して腹の底から信頼を置けるような人物では無かったのが本当のところだ。
胡散臭いというより、浮世離れしているような。
本当に「此処」で生きているのか分からないような。
そう、まるで幽霊のような。
なので、そう。
初めて、彼が本心から笑った姿を見た時。
そのヘタクソな笑みが彼の本心だとジャックが確信した時。
不意に、ああ可愛いな、と思ってしまったのである。
まあ、それが始まりだ。
突拍子もないことを言ったり、目を向くような行動ばかり起こしている奴だが、一度可愛いと思ってしまえば終始可愛いのである。ジャックにとっては。
3pun_taiki
DOODLE第三者から見た燭へしが好き燭へし惚気話 鶴丸編「この前長谷部くんに、怒られちゃったんだ。」
「…ほう。」
鶴丸は目玉だけをぐるりと動かし、周りに誰かいないか確かめた。生憎、昼飯の提供が終わった厨には、燭台切と己しかいない。鶴丸は、主の使いから帰ってきて昼食に出遅れたため、簡単に腹に入れられるものを用意してもらっているところである。厨には、完成した料理や調理器具を置くための机があり、椅子も備え付けてある。普段は、厨番の連中が芋の皮剥きや枝豆の鞘取りに使っている。また、夜中に腹を空かせた連中が、密かに夜食を貪るときにも重宝されている物だ。鶴丸はそこに座り、手際よく卵をかき混ぜ親子丼を用意する彼の様子をぼんやり眺めているところであった。燭台切は長めの後ろ髪を束ね、藤紫のエプロンを着けている。使いの途中で雨に降られた鶴丸同様、燭台切の髪も少し濡れていた。燭台切光忠にしては、非番らしく砕けた出立ちであった。
2572「…ほう。」
鶴丸は目玉だけをぐるりと動かし、周りに誰かいないか確かめた。生憎、昼飯の提供が終わった厨には、燭台切と己しかいない。鶴丸は、主の使いから帰ってきて昼食に出遅れたため、簡単に腹に入れられるものを用意してもらっているところである。厨には、完成した料理や調理器具を置くための机があり、椅子も備え付けてある。普段は、厨番の連中が芋の皮剥きや枝豆の鞘取りに使っている。また、夜中に腹を空かせた連中が、密かに夜食を貪るときにも重宝されている物だ。鶴丸はそこに座り、手際よく卵をかき混ぜ親子丼を用意する彼の様子をぼんやり眺めているところであった。燭台切は長めの後ろ髪を束ね、藤紫のエプロンを着けている。使いの途中で雨に降られた鶴丸同様、燭台切の髪も少し濡れていた。燭台切光忠にしては、非番らしく砕けた出立ちであった。
ウジムシ蛾
DONEこんばんはーーー!!!! K暁です。往生際の悪いおじさんの話。好きだから同じようなのばっかり書いちゃう。楽しい~!!!!恋とは難儀なものらしい「お前も若けぇんだから、色んなやつにあって遊んだりしとけよ。こんなおっさんとばかりいねぇでな」
よく言われる言葉だ。
しかも好きな人からのもの。
伊月暁人は言われてから、少し間を置いてから「うん」とだけ呟いた。もはや反射のように頷くことが癖になっている。
好きな人・KKは一歩先を歩きながら煙草に火を付けている。
KKとはここ一年ほど前に知り合った。
渋谷が変な霧に覆われて、人々の記憶が欠落した一夜。今でも原因は謎のまま。都市伝説のように色々と言われている一件。
あの日、ある狂った男が死にゆく家族の為にあの世とこの世を繋げようとした。
儀式の一環で渋谷中の人が肉体を消されて魂となった。それを使って、儀式を完成させこの世が死の世界になるところだった。
3357よく言われる言葉だ。
しかも好きな人からのもの。
伊月暁人は言われてから、少し間を置いてから「うん」とだけ呟いた。もはや反射のように頷くことが癖になっている。
好きな人・KKは一歩先を歩きながら煙草に火を付けている。
KKとはここ一年ほど前に知り合った。
渋谷が変な霧に覆われて、人々の記憶が欠落した一夜。今でも原因は謎のまま。都市伝説のように色々と言われている一件。
あの日、ある狂った男が死にゆく家族の為にあの世とこの世を繋げようとした。
儀式の一環で渋谷中の人が肉体を消されて魂となった。それを使って、儀式を完成させこの世が死の世界になるところだった。
苔娘。
DOODLEアイドルマスター SideM S.E.M 腐向け 宅飲み。山下×硲、舞田×硲 この先はおそらく3Pになるであろう時空。
(3Pに傾れ込むなら、リバとか、2人攻め+1人受け、1人攻め+2人攻めなども私は好きなため、表記について悩みどころです。) 4
kouyamaki
DONEpixivに上げていた読み切りシリーズの続き。あくまでカップルにならない鈴薪青。文脈は適当。薪室長、鈴木副室長、駆け出しの青木で。この鈴薪青はそのうち名前を付けて独立したシリーズにするかもしれません。読み切り #10 タオルドライ 脱衣所で鈴木がシャツのボタンを外していると、シャワーブースの一つが開いて、青木が上がってきた。
「お疲れ様です!」
人がいると思っていなかったのだろう。青木は丸出し無防備だった。が、鈴木に元気に挨拶しながら、さり気なくタオルで隠す。
えらいえらい。薪に比べれば大変によい子である。
鈴木は一人心の中で頷く。
薪の無防備ぶりを知らない男は科警研にいない。隠す素振りすら全く見せない男っぷりなのだ。警察大学校時代に発覚した悪癖である。
少しは周りの迷惑も考えて、恥じらいを身につけて欲しいところなのだが。この件は鈴木ですら匙を投げている。
「俺の次の休憩は鈴木さんでしたか。」
乾いたタオルを取り出す青木の裸を、鈴木はついつい観察してしまう。
1841「お疲れ様です!」
人がいると思っていなかったのだろう。青木は丸出し無防備だった。が、鈴木に元気に挨拶しながら、さり気なくタオルで隠す。
えらいえらい。薪に比べれば大変によい子である。
鈴木は一人心の中で頷く。
薪の無防備ぶりを知らない男は科警研にいない。隠す素振りすら全く見せない男っぷりなのだ。警察大学校時代に発覚した悪癖である。
少しは周りの迷惑も考えて、恥じらいを身につけて欲しいところなのだが。この件は鈴木ですら匙を投げている。
「俺の次の休憩は鈴木さんでしたか。」
乾いたタオルを取り出す青木の裸を、鈴木はついつい観察してしまう。
Karaage_Wasi
DONE殿愛で合宿で爆誕したバラの妖精ヴラドさんです。リナルトさんには見せてくれるパルプンテされる
バラの妖精さんの親愛の踊りです。
色々すみません
ぶらぶらアクスタになる予定です。
ほしいぞ!って方がいたら全然お渡しするので
DMかリプで8/31まで受け付けております。
#ヴラド・ドラクラ #パロ #腐向け
しんべえ
DONE鬼翔真とリメショ雨彦の鬼ショタ雨華小説。四話目。
新婚生活が始まりました。既におしどり夫婦。
狐に嫁入り 四翔真と駆け落ちするかのように実家を出るつもりの雨彦だったが、こんな事態になったとて、彼は葛之葉家の大事な嫡子である。まさか路頭に迷わせるわけにはいかないので、父と叔母は、住居なら在る、と、場所を提案してきた。
ひとつは、今井町。
雨彦は、良い顔はしなかった。桜井から西にあり、さほど離れてもいない。ちょくちょく様子を見に来られるのは、嫌だった。
江戸初期に建てられた町屋が建ち並ぶ様は美しく、翔真は喜ぶかもしれないが、其処に住む豪商が古くから自治権を握るような一帯なので、新参者の事をあれやこれや詮索されると面倒だ。
もうひとつは、ぐっと離れて、奈良市。しかも、二月堂裏参道に面しているという。
これには、雨彦は、おっ、と思った。
9490ひとつは、今井町。
雨彦は、良い顔はしなかった。桜井から西にあり、さほど離れてもいない。ちょくちょく様子を見に来られるのは、嫌だった。
江戸初期に建てられた町屋が建ち並ぶ様は美しく、翔真は喜ぶかもしれないが、其処に住む豪商が古くから自治権を握るような一帯なので、新参者の事をあれやこれや詮索されると面倒だ。
もうひとつは、ぐっと離れて、奈良市。しかも、二月堂裏参道に面しているという。
これには、雨彦は、おっ、と思った。
ウジムシ蛾
DONEこんにちはーーー!!!!狐の話の続き的な何かです。K暁のパロです。狐と出会った話 2※パロです。
※強めの幻覚。
【それからの二人】
「ほらよ」
KKは暁人の目の前に大きな箱を置いた。
戸惑うような暁人を尻目に、箱のロックを外して中身を取り出した。
折り畳み式のそれを出して、暁人に渡す。慌てて受け取ったそれをまじまじと見つめてから、暁人はKKの方へと視線を戻した。
「なに、これ」
「化け物専用の武器だ。弓とこっちが矢。矢は知り合いから取り寄せてる。なくなりそうになったら取りにいけ。話はつけてる」
そう言って、連絡先が書いてある紙を一緒に渡した。例の化け猫がオーナーのバーだ。
暁人から連絡が来たのは、連絡先を渡してから一週間後のことだった。思っていたより早い。
そこからアジトメンバーにも話を付けて、ここへ呼んだのがさらに二日後。指定した時間通りに暁人はアジトへとやってきた。
9121※強めの幻覚。
【それからの二人】
「ほらよ」
KKは暁人の目の前に大きな箱を置いた。
戸惑うような暁人を尻目に、箱のロックを外して中身を取り出した。
折り畳み式のそれを出して、暁人に渡す。慌てて受け取ったそれをまじまじと見つめてから、暁人はKKの方へと視線を戻した。
「なに、これ」
「化け物専用の武器だ。弓とこっちが矢。矢は知り合いから取り寄せてる。なくなりそうになったら取りにいけ。話はつけてる」
そう言って、連絡先が書いてある紙を一緒に渡した。例の化け猫がオーナーのバーだ。
暁人から連絡が来たのは、連絡先を渡してから一週間後のことだった。思っていたより早い。
そこからアジトメンバーにも話を付けて、ここへ呼んだのがさらに二日後。指定した時間通りに暁人はアジトへとやってきた。
ウジムシ蛾
DONEこんにちはーーーー!!!! しぶの方に置いてある狐の話をこっちに持ってきました。乗せてる分です。一緒。K暁でパロです。狐と出会った話 1※パロです。
※強めの幻覚。
【狐と出会った話】
「くそっ、しつけぇな」
KKは走りながら悪態を吐いた。
超常現象や怪異を調べる研究者たちと知り合ったのが運のつきだった。
自分は霊やら妖怪が見える適合者というやつらしい。今までは感じる程度だったのに、何やら実験されてエーテルとかいうもんを扱えるようになった。
お蔭で攻撃できるようになり、対処する術を得たが、ゴーストハントという仕事が増えてしまった。
とりあえず自分を実験体にした研究者はなにやら良からぬことを考えていたらしいから証拠を集めて牢にぶち込んでおいた。警察官として当然のことだ。平和を維持するのも簡単じゃない。
今は研究者、八雲凜子やエド、デイルの元で依頼をこなしている。
9864※強めの幻覚。
【狐と出会った話】
「くそっ、しつけぇな」
KKは走りながら悪態を吐いた。
超常現象や怪異を調べる研究者たちと知り合ったのが運のつきだった。
自分は霊やら妖怪が見える適合者というやつらしい。今までは感じる程度だったのに、何やら実験されてエーテルとかいうもんを扱えるようになった。
お蔭で攻撃できるようになり、対処する術を得たが、ゴーストハントという仕事が増えてしまった。
とりあえず自分を実験体にした研究者はなにやら良からぬことを考えていたらしいから証拠を集めて牢にぶち込んでおいた。警察官として当然のことだ。平和を維持するのも簡単じゃない。
今は研究者、八雲凜子やエド、デイルの元で依頼をこなしている。
まれりんご。
DOODLEちゅーして欲しかったんですが、普通ので良かったんですが、べろちゅーになりました。うん、二人が仲良しならもうそれでいいよ!
コロナ罹患して自宅療養中でした。明日から外出解禁。療養中にいっぱい描くぞ〜と思っていた時期が私にもありました…実際には無理。。。
mitsuro
MEMOいっこ前に落書きした引退アラカンクリス妄想のメモ的SSレオクリ添えいつかのはなし後ろ姿だけ見ると何も変わらない。グレーの面積が増えた頭ぐらいか。
相変わらずがっしりとした大きな背中が、その体に隠れて見えない訪問客の可笑しそうな笑い声に釣られて微かに揺れた。
やっと玄関の扉が閉まり、振り返った男の腕にはその風貌に似合わない可愛らしい布巾のかかったバスケットが抱えられていて、妙に愛嬌のあるその姿に思わず吹き出すと、困ったように眉を下げた微笑と目が合った。
「宿題を見てやった礼だと」
今度は何をしてやったんだ?と聞くと、まんざら困っているようでもない様子でポンとその可愛いお礼の品を手渡された。布巾の下は少しばかり形の崩れたカントリークッキーだ。
「最初はあんなに怖がられていたのにな」お、チョコチップ。
1359相変わらずがっしりとした大きな背中が、その体に隠れて見えない訪問客の可笑しそうな笑い声に釣られて微かに揺れた。
やっと玄関の扉が閉まり、振り返った男の腕にはその風貌に似合わない可愛らしい布巾のかかったバスケットが抱えられていて、妙に愛嬌のあるその姿に思わず吹き出すと、困ったように眉を下げた微笑と目が合った。
「宿題を見てやった礼だと」
今度は何をしてやったんだ?と聞くと、まんざら困っているようでもない様子でポンとその可愛いお礼の品を手渡された。布巾の下は少しばかり形の崩れたカントリークッキーだ。
「最初はあんなに怖がられていたのにな」お、チョコチップ。
kisaragi_hotaru
DONEガンマト(+巻き込まれポプ要素含む)ガンガさんの眼鏡とか耳とかがあれなことになるの書いてみたかっただけの超絶短文です。ガンガさんの視力が悪い設定です。
「……これはオレが悪いのか……?」
ポツリと呟かれた声は不機嫌なもの。あいにくと顔はぼやけて見えないのでガンガディアは相手――大魔道士マトリフの心身の状態をその声色のみで判断するしかない。
ほんの少しだけ痛む顔はそのままにガンガディアはむしろ自分の痛みなどよりもよほど気にするべき相手の様子に、困惑した別の感情的な意味を持って眉間に皺を寄せた。
マトリフの手にはガンガディアのかけていた眼鏡がある。ガンガディアにとっては小さいがマトリフにとってはけっこうな大きさの眼鏡。ただし、それはレンズが割れてしまっていた。つい先程のことだ。マトリフの放ったバギマがガンガディアの顔面に見事にクリティカルヒットした。故の眼鏡の末路である。
1488ポツリと呟かれた声は不機嫌なもの。あいにくと顔はぼやけて見えないのでガンガディアは相手――大魔道士マトリフの心身の状態をその声色のみで判断するしかない。
ほんの少しだけ痛む顔はそのままにガンガディアはむしろ自分の痛みなどよりもよほど気にするべき相手の様子に、困惑した別の感情的な意味を持って眉間に皺を寄せた。
マトリフの手にはガンガディアのかけていた眼鏡がある。ガンガディアにとっては小さいがマトリフにとってはけっこうな大きさの眼鏡。ただし、それはレンズが割れてしまっていた。つい先程のことだ。マトリフの放ったバギマがガンガディアの顔面に見事にクリティカルヒットした。故の眼鏡の末路である。