柏木かしぎ
DONEいちさぶ。過去の悪夢に魘されるイッチを守りたいと思ってるさぶちゃん。さぶちゃんは自分のことをイッチやじろちゃんに比べて酷薄だと思ってるけど、あの二人の弟であるさぶちゃんが冷たい訳ないんだよなあ!やさしい人たちの国 愛って実はすごく残酷なものらしいよ。特定の何かを、それ以外と区別して特別視する。有象無象の中から自分だけを選んでほしいと希う。それが愛情の本質。だから、誰かを大事だって宣言することは、それ以外の奴らに死んでしまえと突き放すのと同じなんだって。……まぁこれ全部どっかの誰かの受け売りなんだけどね。
愛情なんて目に見えなくて不確かなもの、家族以外を本気で大切にしたことがない僕にはまだわからない。ただ実感としてはそんなに間違ってないと思うんだ。オオカミは怖いから絶滅させたけど、クジラやパンダは賢くてかわいいから保護する。みんなそんなもんでしょ? 僕だって同じだよ。
クラスメイトになんか興味ない。友達がいなくても、いち兄と、ついでで二郎がいればそれでいい。
1981愛情なんて目に見えなくて不確かなもの、家族以外を本気で大切にしたことがない僕にはまだわからない。ただ実感としてはそんなに間違ってないと思うんだ。オオカミは怖いから絶滅させたけど、クジラやパンダは賢くてかわいいから保護する。みんなそんなもんでしょ? 僕だって同じだよ。
クラスメイトになんか興味ない。友達がいなくても、いち兄と、ついでで二郎がいればそれでいい。
蚀风而行(蝕風而行)
DOODLE一二三郎/日常【CB向】烤鸡【一二三郎】日常一只烤鸡,装在小小的锡纸盒里,三兄弟围着打折的团餐,烤鸡腿、可乐、最便宜的肉泥汉堡,哥哥工作的时候拿了不少钱,除去电费水费再多余的勉强够吃一顿,彼时半大的少年们挤在一个椅子旁边,那时候山田一郎甚至没有钱多买一条凳子,就这房间里最亮的光源摆好那些只有打折才吃得上的炸鸡汉堡,温热水汽从包装袋中透出来,弟弟们的眼睛都亮亮的,挤挤挨挨贴在哥哥两侧,大小不一的手一样抓着山田一郎的袖子,哪怕口水都滴出来了还是固执的要哥哥分配好。
两份汉堡,显然即将成年的山田一郎一个,弟弟们一人一半,可乐也是双人份,炸鸡小吃品种不同勉强切开也可以匀一下,只剩下最重要的这只烤鸡,山田一郎到处求零工,隐约听着有些老板说童子鸡的分量卖成鸡价格,但胜在数量多也够便宜,所以外面鸡肉饭的分量堪堪相比面前这只童子鸡,打开外卖盒,两个小孩的声音越发明显,山田一郎揉了揉他们的脑袋慎重的分开两个鸡腿,给两个弟弟一人一个,从肉上流淌下来的汁液香得两个小孩晕乎乎的,一郎让他两小心拿着开始吃,这个鸡的分量真说不上大,两小孩吃着刚刚好,一郎忍住胃部的饥饿笑起来,拆开汉堡的包装又给他们两人分了一半,兄弟两惯用的水杯也把可乐倒上,这么一分下来,山田一郎面前几乎只剩一个汉堡一杯可乐几块小的炸鸡,十几岁长身体的年纪怎么可能吃得饱,但是他看着弟弟们笑起来认认真真吃肉的样子,心窝的暖意压下了胃部的不适,抿了几口可乐慢慢喝。
1268两份汉堡,显然即将成年的山田一郎一个,弟弟们一人一半,可乐也是双人份,炸鸡小吃品种不同勉强切开也可以匀一下,只剩下最重要的这只烤鸡,山田一郎到处求零工,隐约听着有些老板说童子鸡的分量卖成鸡价格,但胜在数量多也够便宜,所以外面鸡肉饭的分量堪堪相比面前这只童子鸡,打开外卖盒,两个小孩的声音越发明显,山田一郎揉了揉他们的脑袋慎重的分开两个鸡腿,给两个弟弟一人一个,从肉上流淌下来的汁液香得两个小孩晕乎乎的,一郎让他两小心拿着开始吃,这个鸡的分量真说不上大,两小孩吃着刚刚好,一郎忍住胃部的饥饿笑起来,拆开汉堡的包装又给他们两人分了一半,兄弟两惯用的水杯也把可乐倒上,这么一分下来,山田一郎面前几乎只剩一个汉堡一杯可乐几块小的炸鸡,十几岁长身体的年纪怎么可能吃得饱,但是他看着弟弟们笑起来认认真真吃肉的样子,心窝的暖意压下了胃部的不适,抿了几口可乐慢慢喝。
のなか
MAIKING3番手が違法マイクで精神だけ-10歳になる話、の続きです。もう少しだけ続く予定😅完成したら消します!
可愛い蝶々2「そっか。三郎は偉いなぁ」
兄貴の声がデレデレしてる。顔も、溶けそうなくらい目尻が下がってて、すげー甘い表情だ。推しキャラの等身大フィギュアを一緒に見に行った時よりデレてる。よくうちに家事の依頼をしてくれるお客さんの家で生後2ヶ月の子猫を見せてもらった時の顔に似てるけど、それよりもデレ度は数ランク上だ。
三郎が俺と兄貴の間に座る。首を傾けて、兄貴を見る。それから「三郎、偉い?」って確かめるみたいに繰り返した。兄貴が「ああ」ってすぐに頷くと、「じゃあね、じゃあね」って言ってから、少し黙る。その後で、言った。
「いい子いい子して?」
そのおねだりを聞いた瞬間、兄貴の表情からデレが消えた。デレだけじゃなく、他の感情も全部消えた。急に真顔になった兄貴が、三郎に手を伸ばす。頭を撫でられた三郎が「えへへ」って笑う。
3480兄貴の声がデレデレしてる。顔も、溶けそうなくらい目尻が下がってて、すげー甘い表情だ。推しキャラの等身大フィギュアを一緒に見に行った時よりデレてる。よくうちに家事の依頼をしてくれるお客さんの家で生後2ヶ月の子猫を見せてもらった時の顔に似てるけど、それよりもデレ度は数ランク上だ。
三郎が俺と兄貴の間に座る。首を傾けて、兄貴を見る。それから「三郎、偉い?」って確かめるみたいに繰り返した。兄貴が「ああ」ってすぐに頷くと、「じゃあね、じゃあね」って言ってから、少し黙る。その後で、言った。
「いい子いい子して?」
そのおねだりを聞いた瞬間、兄貴の表情からデレが消えた。デレだけじゃなく、他の感情も全部消えた。急に真顔になった兄貴が、三郎に手を伸ばす。頭を撫でられた三郎が「えへへ」って笑う。
のなか
MAIKING3番手が違法マイクで精神だけ-10歳になる話。過去捏造。二郎視点。他ディビの出番は少しだけ。山田家の話です。とりあえず書けたところまで上げます💦完成したら消します!!
可愛い蝶々違法マイクの所為で、三郎が逆コ〇ン――「見た目は大人、頭脳は子ども」――になっちまった。
神宮寺さんが言うには10年分精神がコータイしちまってて、その間の記憶もすっぽり抜けてるらしい。そう、だから今、俺の弟は173センチの4歳児だ。
精神がコータイしちまったのは三郎だけじゃない。他のチームの3番手もみんな同じマイクの攻撃を食らった。でも中身が子どもになっちまったのは三郎と有栖川だけで、他のやつらはコータイしても俺より年上だ。
仲良くなんのにも喧嘩すんのにも、相手が何歳かなんて気にした事ねぇから、こういう状況になって初めて、10歳以上年上のやつらとバトルしてんだなって気付いた。
俺たちは今、シンジュクの病院の待合室にいる。神宮寺さんが働いてる病院だ。診察時間はとっくに終わってて、この時間の患者の受付はここから離れた救急外来窓口ってところになるらしい。そこだと目立つだろうからって、神宮寺さんが特別にこっちで三郎たちを診てくれた。
2079神宮寺さんが言うには10年分精神がコータイしちまってて、その間の記憶もすっぽり抜けてるらしい。そう、だから今、俺の弟は173センチの4歳児だ。
精神がコータイしちまったのは三郎だけじゃない。他のチームの3番手もみんな同じマイクの攻撃を食らった。でも中身が子どもになっちまったのは三郎と有栖川だけで、他のやつらはコータイしても俺より年上だ。
仲良くなんのにも喧嘩すんのにも、相手が何歳かなんて気にした事ねぇから、こういう状況になって初めて、10歳以上年上のやつらとバトルしてんだなって気付いた。
俺たちは今、シンジュクの病院の待合室にいる。神宮寺さんが働いてる病院だ。診察時間はとっくに終わってて、この時間の患者の受付はここから離れた救急外来窓口ってところになるらしい。そこだと目立つだろうからって、神宮寺さんが特別にこっちで三郎たちを診てくれた。