能勢ナツキ
DONEブログのメイン挿絵イラストを描かせていただきました!https://note.com/reimeido_books/all
宇宙開発に関連した内容の記事を書かれています。
またイラストのキャラクターはAmazon Kindle(電子書籍)で発売中の小説「TWO ASTRONAUTS alternative」の二人です。
Amazonリンク→https://onl.sc/FC965TU
卯咲うらり Rabyu_ut
DONEホーリヘア擬人化/from「月負いの縁士」いるはずのない十三体目、
月兎のフルムーンイーター・ホーリヘア
「こうすれば、よかったんだ」
蒼月が昇る度に、卯咲に大きな爪痕を残す、
"聖なる野兎"とは名ばかりの、
怨嗟《えんさ》のかたまり。
災厄の白い手を夜空へと伸ばす。
そして月が、落ちてくる……next is 2023 3
卯咲うらり Rabyu_ut
DONE2022年うらりマンスリーミッションの、「月負いの縁士」(by Rabyu_ut)に登場するフルムーンイーターの擬人化シリーズ月が満ちる夜、闇をかぶった影たちが舞い踊る──
満月の夜にあらわれる、月の異名になぞられた、月喰いの王・フルムーンイーター。"彼ら"は何のために生まれ、何のために立ちはだかるのか。 30
やか(ヤカ)
MOURNINGフォルダを整理していたらでてきた話。世界を救う魔法使いの話十数年前、この世に突然『魔獣』と呼ばれる生き物が出現した。
その体長は小型のものでも4階建てビルより大きく、皮膚はミサイルを通さない頑丈さで、大きな爪や牙はコンクリートを粉砕した。どんな兵器でも倒せず、魔獣が出現した都市は壊滅するしかなかった。
魔獣はひとしきり都市を破壊すると、自然と消えていくことだけが幸いだった。
増殖はしない。けれど、徹底的に破壊するまでは消えてくれない。倒すこともできない。
数か月に一度出現する魔獣に対し、人々に残された選択は逃げることだけだった。
このままでは魔獣に世界は滅ぼされる……誰もそう思い、いつ現れるかもわからない魔獣におびえる日々だった。
そんな世界に残る2つの手記が僕の手元にある。
3991その体長は小型のものでも4階建てビルより大きく、皮膚はミサイルを通さない頑丈さで、大きな爪や牙はコンクリートを粉砕した。どんな兵器でも倒せず、魔獣が出現した都市は壊滅するしかなかった。
魔獣はひとしきり都市を破壊すると、自然と消えていくことだけが幸いだった。
増殖はしない。けれど、徹底的に破壊するまでは消えてくれない。倒すこともできない。
数か月に一度出現する魔獣に対し、人々に残された選択は逃げることだけだった。
このままでは魔獣に世界は滅ぼされる……誰もそう思い、いつ現れるかもわからない魔獣におびえる日々だった。
そんな世界に残る2つの手記が僕の手元にある。
484da
DONE【旬の果実🍇】『超自撮り☆オレたちを美少女・美少年化!』イラストコンテストの素材写真を使用して制作しました。
# パルミー超自撮りイラコン
https://www.palmie.jp/illust_contests/selfie_2022
能勢ナツキ
DONEAmazon Kindle(電子書籍)で発売中の小説「Legend of Knights ZERO -星間戦争- 3」の表紙イラストを描かせていただきました。こちらで販売しています→https://www.amazon.co.jp/dp/B0BBLVC4WC/ref=cm_sw_r_tw_dp_WBZR6BDMKCQGHFJ0NYP4
無料サンプルのダウンロードも可能ですのでぜひご覧ください。
能勢ナツキ
DONEAmazon Kindle(電子書籍)で発売中の小説「Legend of Knights ZERO -星間戦争- 2」の表紙イラストを描かせていただきました。こちらで販売しています→https://www.amazon.co.jp/dp/B095S427NN/ref=cm_sw_r_tw_dp_5F9E5Z3XZE5XBJ9J523C
無料サンプルのダウンロードも可能ですのでぜひご覧ください。
yumenopolis
DONE一次創作『ユメノポリス』の小説第2話です。挿絵はこの投稿の後に上げておきます。
#02旋律 『ノクターン第2番』 イスマの夢 チリリン…
静かな店内に来店を知らせるドアベルの音が響く。客がやって来たようだ。平日の昼間に客が来ることは少ないのだが…。
読みかけの分厚い本から目を外し、カウンター越しに入り口の方を見やる。白いシャツに黒いパンツ姿の長身の男がこちらに向かって歩いてくる。それはよく知った人物だった。
「あぁ、君か。よく来たね。」
「こんにちは、オーナー。ひと月ぶりくらいかな。」
「そうだな、元気そうで良かった。」
「にゃー。」
「やぁ、レム。君も遊びに来たのかい、ゆっくりしていきなさい。」
「んにゃー!」
レムと呼ばれた黒猫は物珍しそうに店内を探索し始めた。
癖毛の黒髪に深紅の瞳、彼はこの店に良く来る常連客だ。常連と言っても、月に一度来るか来ないかだが…。
8780静かな店内に来店を知らせるドアベルの音が響く。客がやって来たようだ。平日の昼間に客が来ることは少ないのだが…。
読みかけの分厚い本から目を外し、カウンター越しに入り口の方を見やる。白いシャツに黒いパンツ姿の長身の男がこちらに向かって歩いてくる。それはよく知った人物だった。
「あぁ、君か。よく来たね。」
「こんにちは、オーナー。ひと月ぶりくらいかな。」
「そうだな、元気そうで良かった。」
「にゃー。」
「やぁ、レム。君も遊びに来たのかい、ゆっくりしていきなさい。」
「んにゃー!」
レムと呼ばれた黒猫は物珍しそうに店内を探索し始めた。
癖毛の黒髪に深紅の瞳、彼はこの店に良く来る常連客だ。常連と言っても、月に一度来るか来ないかだが…。
yumenopolis
DONE1次創作で作っている作品『ユメノポリス』の小説第一話です。小説を書くのは慣れていない素人ですので、読みづらいかと思いますが、世界観など雰囲気が少しでも伝わったら嬉しいです。
#01 前奏曲 嬰ハ短調『鐘』 夢の番人 突然、目の前に銃口を突き付けられた。
「ウラノス…。」
黒いコートに黒いマント、銀の装飾をあしらった黒いハットを深く被るその男は手にした銃のハンマーを持ち上げた。
意識が朦朧として、状況が上手く飲み込めない。何故自分が銃を向けられているのか、このまま撃たれて、死んでしまうのだろうか。これが悪い夢なら早く覚めて欲しい…。
逃げることも、叫ぶことも出来ず、恐怖と悲しみで涙が溢れる。それを見て、男は銃を握る手に力を込めた。
「もう大丈夫だから、俺が君を守る。」
彼は手にした銃の引き金を引いた。 閃光とともに、銃声音が辺りに響く。
しかし、銃で撃たれたにも関わらず自分の体に弾痕は無く、痛みもない。まだ生きている。それどころか、全身が太陽の光を浴びたような温かさで、良く見ると仄かに光っている気がする。今まで虚ろだった意識も次第にはっきりとしてきた。
6265「ウラノス…。」
黒いコートに黒いマント、銀の装飾をあしらった黒いハットを深く被るその男は手にした銃のハンマーを持ち上げた。
意識が朦朧として、状況が上手く飲み込めない。何故自分が銃を向けられているのか、このまま撃たれて、死んでしまうのだろうか。これが悪い夢なら早く覚めて欲しい…。
逃げることも、叫ぶことも出来ず、恐怖と悲しみで涙が溢れる。それを見て、男は銃を握る手に力を込めた。
「もう大丈夫だから、俺が君を守る。」
彼は手にした銃の引き金を引いた。 閃光とともに、銃声音が辺りに響く。
しかし、銃で撃たれたにも関わらず自分の体に弾痕は無く、痛みもない。まだ生きている。それどころか、全身が太陽の光を浴びたような温かさで、良く見ると仄かに光っている気がする。今まで虚ろだった意識も次第にはっきりとしてきた。
kumohare72ki
DONE月夜に猫を見送るため海へ行く、少し寂しい話。書けたはいいけどカテゴリは何がいいか、どういうタグを付けるかを悩んでるやつです。すこしふしぎでいけるのかファンタジーといっていいのか。
月夜に猫を見送る話 月のきれいな夜だった。虫も眠るような真夜中だ。安アパートの住民は全員寝静まり、寝返りの音すらきこえない。静寂の中、一人眠れない私は、白湯を手に窓辺に寄りかかっていた。最上階の角部屋からは、空がよく見えた。空の真ん中に陣取るのは、まん丸の、よく太った月だった。
月を眺めてぼんやりしていると、窓の外、狭いベランダに小さな訪問者が現れた。ととっと軽い足音を立て上がってきたのは、スモーク柄の猫だ。赤い首輪から、飼い猫であることがわかる。お月様みたいな金色の目で私を真っ直ぐ見ると、猫は言った。
「約束だ」
猫が話していても、私は不思議だなんてちっとも思わなかった。寧ろ、ああそうか、と納得した。いや、思い出した。彼との約束を。
2915月を眺めてぼんやりしていると、窓の外、狭いベランダに小さな訪問者が現れた。ととっと軽い足音を立て上がってきたのは、スモーク柄の猫だ。赤い首輪から、飼い猫であることがわかる。お月様みたいな金色の目で私を真っ直ぐ見ると、猫は言った。
「約束だ」
猫が話していても、私は不思議だなんてちっとも思わなかった。寧ろ、ああそうか、と納得した。いや、思い出した。彼との約束を。