だだだ
DONE陽介がナルコレプシーという病気になるという設定の小説ですなんでも許せる方向け
それでも隣に それは突然池に投げ込まれた石みたいに俺たちの日常を揺らしたんだ。
「鳴上〜!今日の晩飯なんだ?」
「今日は…久々にコロッケにしようと思う」
「マジで?!」
日差しが穏やかで心地のいい五月の昼過ぎ。若葉の木漏れ日が揺れる帰り道を花村と共に歩く。同じ大学に合格し、「わざわざ部屋を借りるくらいならうちに来ないか?」とルームシェアを提案してはや数ヶ月。花村が夕飯の内容を聞き、それを俺が答える。それを皮切りに今日大学であった事、観に行きたい面白そうな映画、さっき撫でた猫の話…。いつからかそんな事をお互いに報告し合うのが日課になっていた。
…俺はこの時間が大好きだった。今だけは、純粋に友人として花村が好きだったあの頃に戻れる気がして。
7898「鳴上〜!今日の晩飯なんだ?」
「今日は…久々にコロッケにしようと思う」
「マジで?!」
日差しが穏やかで心地のいい五月の昼過ぎ。若葉の木漏れ日が揺れる帰り道を花村と共に歩く。同じ大学に合格し、「わざわざ部屋を借りるくらいならうちに来ないか?」とルームシェアを提案してはや数ヶ月。花村が夕飯の内容を聞き、それを俺が答える。それを皮切りに今日大学であった事、観に行きたい面白そうな映画、さっき撫でた猫の話…。いつからかそんな事をお互いに報告し合うのが日課になっていた。
…俺はこの時間が大好きだった。今だけは、純粋に友人として花村が好きだったあの頃に戻れる気がして。
kirayuya_hs
PASTずっと前に本にした漫画の原型SS。文化祭の合コン喫茶で女子側に座った主人公と、陽介のなんやかんや。
某所に置いてたのをここにも持ってきました。
自宅主。
[名前]
高階 遥(たかしな はるか)
[性格]
のんびりまったりめ。
理性的かつそこそこ慎重派。ところによりそこはかとなく豪胆。
微天然。見守り型おかん寄り。
合コン喫茶で女子を演じた結果親友と軽くケンカする事になった話。 合コン喫茶で女子側に座る事になった。「この中で彼氏にするなら誰?」と訊かれ、気心知れているし実際にいい男だと分かっている陽介の名前を挙げた。ひどく驚かれ嫌がられ、でもまあ俺が頼り甲斐のあるいい男だってのは分かるけどな! みたいなドヤ顔の反応をされ、何だか釈然としない気分になった。
合コン喫茶のサクラは完全に失敗だった。今振り返れば、女子の数が足りないからって、男がそこに座らなくたって良かったのだ。余った男は、「残念フラれてしまいました」で構わなかった筈だ。だって、この企画自体がお遊びだ。真剣に交際相手を探すお見合い企画じゃない。100%カップルを成立させなければいけない企画じゃない。男女がちょっと突っ込んだ話をしてドキドキして楽しんであわよくば新カップル誕生! 程度の企画だった筈だ。ギャグで構わなかった筈なのだ。
6680合コン喫茶のサクラは完全に失敗だった。今振り返れば、女子の数が足りないからって、男がそこに座らなくたって良かったのだ。余った男は、「残念フラれてしまいました」で構わなかった筈だ。だって、この企画自体がお遊びだ。真剣に交際相手を探すお見合い企画じゃない。100%カップルを成立させなければいけない企画じゃない。男女がちょっと突っ込んだ話をしてドキドキして楽しんであわよくば新カップル誕生! 程度の企画だった筈だ。ギャグで構わなかった筈なのだ。