nekyocho
MENUエアコレ2025Spring展示作品(再録用に手直ししています)金色のコルダ3・4の東金千秋×小日向かなで
恋人同士、成人設定
ホテルでいちゃこらしています。
2025年5月4日スパコミ新刊のサンプルです。
↓ 新刊の予約はBOOTHにて
https://nekyocho.booth.pm/items/6769827
曲折インテルメッツォ珍しく高校時代の千秋さんと出会った頃の夢を見た。
当時の私から見た千秋さんはひとつ年上で大人びているように見えていたけど、今の彼と比べると言動含め、今の私から見ると可愛いなと思えるくらい幼く思えた。そんな彼が奏でるバイオリンの音色に当時の私は惹かれ、恋をしたんだなと懐かしく思った。
また、ちょっぴり強引で尊大なところや、時折見せる照れた顔や拗ねた時の顔は今も変わらないなんて当の本人に伝えたらどんな顔をするのだろうかと想像してみると、夢の中なのになんだか愉快な気分になった。
「…おう、昨日はよく眠れたか?」
「うわ!」
おもむろに目蓋をあけると目の前に千秋さんの顔があり、私は驚いて一気に目が覚めた。千秋さんはホテルのものらしき寝巻きを着て私の隣に横たわっていた。私はというと、ワンピース姿のままシーツにくるまっている状態だった。昨晩、着替えもせずに眠ってしまったようだ。
3834当時の私から見た千秋さんはひとつ年上で大人びているように見えていたけど、今の彼と比べると言動含め、今の私から見ると可愛いなと思えるくらい幼く思えた。そんな彼が奏でるバイオリンの音色に当時の私は惹かれ、恋をしたんだなと懐かしく思った。
また、ちょっぴり強引で尊大なところや、時折見せる照れた顔や拗ねた時の顔は今も変わらないなんて当の本人に伝えたらどんな顔をするのだろうかと想像してみると、夢の中なのになんだか愉快な気分になった。
「…おう、昨日はよく眠れたか?」
「うわ!」
おもむろに目蓋をあけると目の前に千秋さんの顔があり、私は驚いて一気に目が覚めた。千秋さんはホテルのものらしき寝巻きを着て私の隣に横たわっていた。私はというと、ワンピース姿のままシーツにくるまっている状態だった。昨晩、着替えもせずに眠ってしまったようだ。
nekyocho
MENU金色のコルダ3、4 東金千秋×小日向かなで恋人設定、かなでちゃんが高校卒業した後のお話です。
一部、未成年向けではない内容が含まれているためワンクッションおいています。
2025年5月4日スパコミ新刊のサンプルです。
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MENU金色のコルダ3、4 東金千秋→→→→→小日向かなで4の誰ともEDを迎えなかった世界線から2年後のお話
2025年5月4日スパコミ新刊のサンプルです。
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窒息ラメンタービレマネージャーから聞かされていたのは横浜の交響楽団が毎年開催している定期公演のゲスト出演ということだけだった。ゲストはもう一人呼ぶ予定であることは知らされていたはずなのだが、自分としたことがスルーしてしまっていた。ここ最近学業やら外部の仕事で忙しくして余裕がなかったのがよくなかった。
そのもう一方のゲストらしき人物は、練習場の片隅でヴァイオリンのチューニングに集中しているのか、部屋の入り口に立っているこちらに全く気づいていない様子だった。
「小日向さん!」
俺を部屋まで案内してくれた交響楽団の広報担当者が名前を呼ぶと、彼女はヴァイオリンを肩から降ろし、視線をこちらに向けた。久しぶりに見る彼女のふわふわの髪は、出会った頃とさほど長さは変わらないものの、顔立ちは大人の女性のそれで、愛らしい大きな目が少しだけ幼く見せていた。
3851そのもう一方のゲストらしき人物は、練習場の片隅でヴァイオリンのチューニングに集中しているのか、部屋の入り口に立っているこちらに全く気づいていない様子だった。
「小日向さん!」
俺を部屋まで案内してくれた交響楽団の広報担当者が名前を呼ぶと、彼女はヴァイオリンを肩から降ろし、視線をこちらに向けた。久しぶりに見る彼女のふわふわの髪は、出会った頃とさほど長さは変わらないものの、顔立ちは大人の女性のそれで、愛らしい大きな目が少しだけ幼く見せていた。
nekyocho
MENU金色のコルダAS神南 東金千秋×小日向かなでゲーム本編の千秋君とエンドを迎えた次の日のお話
短めです。
2025年5月4日スパコミ新刊のサンプルです。
↓ 新刊の予約はBOOTHにて
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彼氏彼女(カレカノ)エチュード今でも信じられないのだけど、東金部長から告白されてお付き合いすることになった。
彼は私が所属する神南高校の管弦楽部の部長で、夏休みに入る直前に転校してきた私を何かと気にかけてくれた。練習に付き合ってくれたり、私の演奏に対してアドバイスをくれたり、旅行もして共に全国学生音楽コンクールに出場して…出会ってそこまで日数も経過していないのに、今までにないくらい中身の詰まった夏休みを部長と過ごすうちに、気がつけば私は彼に対して恋愛感情を持つようになった。
東金部長は女の子にかなりモテていた。誰かと付き合っているとかそういった浮いた話はまったく聞かなかったけど、たくさんの女の子たちの中から部長が私を選んでくれるなんて想像もできなかった。私を気にかけてくれているのも、部長として私の演奏に期待してくれているからだといつも自分に言い聞かせていた。
4587彼は私が所属する神南高校の管弦楽部の部長で、夏休みに入る直前に転校してきた私を何かと気にかけてくれた。練習に付き合ってくれたり、私の演奏に対してアドバイスをくれたり、旅行もして共に全国学生音楽コンクールに出場して…出会ってそこまで日数も経過していないのに、今までにないくらい中身の詰まった夏休みを部長と過ごすうちに、気がつけば私は彼に対して恋愛感情を持つようになった。
東金部長は女の子にかなりモテていた。誰かと付き合っているとかそういった浮いた話はまったく聞かなかったけど、たくさんの女の子たちの中から部長が私を選んでくれるなんて想像もできなかった。私を気にかけてくれているのも、部長として私の演奏に期待してくれているからだといつも自分に言い聞かせていた。
うづきめんご
DONEパイロット×乙姫のつもりのちあかなパロです!うみとそらとらんでぶぅ 奏汰は視線を遥か上空に向けた。
そこには海をそのまま天井に写したような、どこまでも青い空が広がっている。雲ひとつない綺麗な青の中を、一機の飛行機が駆けていく。それは所詮『戦闘機』というものであったが、奏汰には細かい種類の違いはわからない。ただ、あの燃えているような赤い機体には誰が乗っているのかは知っていた。
ついに。待ちに待っていた人が、帰ってきたのである。
はやる気持ちを抑えながら、奏汰は海の中に一度戻り急ぎ泳いで陸地のほうへと向かった。奏汰には空を飛ぶことはできないが、海の中ならば人間よりは多少はやく移動することができる。領土の半分近くを海岸線と接するユメノサキだが、人が足を踏み入れることのできる海岸は三割程度に留まり、残りは切り立った崖になっていた。
8343そこには海をそのまま天井に写したような、どこまでも青い空が広がっている。雲ひとつない綺麗な青の中を、一機の飛行機が駆けていく。それは所詮『戦闘機』というものであったが、奏汰には細かい種類の違いはわからない。ただ、あの燃えているような赤い機体には誰が乗っているのかは知っていた。
ついに。待ちに待っていた人が、帰ってきたのである。
はやる気持ちを抑えながら、奏汰は海の中に一度戻り急ぎ泳いで陸地のほうへと向かった。奏汰には空を飛ぶことはできないが、海の中ならば人間よりは多少はやく移動することができる。領土の半分近くを海岸線と接するユメノサキだが、人が足を踏み入れることのできる海岸は三割程度に留まり、残りは切り立った崖になっていた。
pukarond
PAST #千奏版深夜の60分一本勝負千奏ワンライ『ラブレター』
※ラブレターをしたためる奏汰と同室組+藍良の話
※千秋の出番は名前だけですすみません
ラブレター「やあやあ!僕が帰ってきたよ!」
「ただいまかえりました~」
昼過ぎの星奏館。
シャッフルユニットでの活動が一区切りし、合宿生活を終えた日和と奏汰は元々の寮の部屋に戻ってきた。
「おお、お疲れさん」
「お疲れ様です、お邪魔してます……」
部屋の中に入ると、そこには住人である燐音と、彼と一緒にテレビを見ている藍良がいた。
奏汰と日和と燐音と、三人ともそこそこ顔が広く賑やかな場所を好むため、この部屋に来るゲストは多いのだが、藍良が一人で訪れているのは初めてだった。
物珍しそうなものを見る奏汰と日和の視線に気がついた彼は「燐音先輩に引きずり込まれたんですう」と訴える。
「『くんしゅ』さん、ゆうかいはだめですよ?」
3097「ただいまかえりました~」
昼過ぎの星奏館。
シャッフルユニットでの活動が一区切りし、合宿生活を終えた日和と奏汰は元々の寮の部屋に戻ってきた。
「おお、お疲れさん」
「お疲れ様です、お邪魔してます……」
部屋の中に入ると、そこには住人である燐音と、彼と一緒にテレビを見ている藍良がいた。
奏汰と日和と燐音と、三人ともそこそこ顔が広く賑やかな場所を好むため、この部屋に来るゲストは多いのだが、藍良が一人で訪れているのは初めてだった。
物珍しそうなものを見る奏汰と日和の視線に気がついた彼は「燐音先輩に引きずり込まれたんですう」と訴える。
「『くんしゅ』さん、ゆうかいはだめですよ?」