Irodori23483985
DONEふったらどしゃぶり、かずせいですドラマ→原作 という風にはまったのですが、ドラマは一度しか見れておらず(最終話だけ録画したのあるけど)、ほぼ原作に寄った話になっております
ひらきよはいっぱい書いたけど、かずせいは初めてでなんか新鮮……
表立って出しづらいからポイピクに入れました
どうぞよしなに 6
Rin
REHABILIイエスノー枕と和章土曜の昼 当然のことながら、半井整の性格は良く分かっている。昼和食が食べたかったことも、その後一緒にぶらつきたかったことも。
「……せえ」
想定外だったのは、足を踏み入れた店に偶然それがあったこと。整の足が止まってしまったことだ。我が家に最も不必要なもの。派手な見た目のイエスノー枕。整の目は釘付けになり、場から一ミリも動かない。
「……キッチンペーパーがなかったな。せっかくだから買っておくか」
「うん」
話を逸らすべく別話題を持ってきたが、整の足は石膏で固められたように動かない。このまま放って、自分だけ移動して良いだろうか。いや、その場合勝手に買う可能性もある。それなら前もって排除しておく必要があった。
「ティッシュも買っていくか。他にいるものがあるかもしれない、店内も見てみるか?」
3513「……せえ」
想定外だったのは、足を踏み入れた店に偶然それがあったこと。整の足が止まってしまったことだ。我が家に最も不必要なもの。派手な見た目のイエスノー枕。整の目は釘付けになり、場から一ミリも動かない。
「……キッチンペーパーがなかったな。せっかくだから買っておくか」
「うん」
話を逸らすべく別話題を持ってきたが、整の足は石膏で固められたように動かない。このまま放って、自分だけ移動して良いだろうか。いや、その場合勝手に買う可能性もある。それなら前もって排除しておく必要があった。
「ティッシュも買っていくか。他にいるものがあるかもしれない、店内も見てみるか?」
Rin
MEMO平岩、藤澤、半井、萩原でご飯に行く話。四人飯「久々だよな~今どうしてる?」なんて他愛もない話をしながら、藤澤と話している時間。振り返れば、あの時が一番平和だったと思う。
「萩原さん、少し遅れるって」とラインの謝っているスタンプを見て、藤澤にも伝えておく。藤澤が「はぎわら?」と呟く。「あっ知ってる?俺とも仲良くしてくれてるんだよ」と言った時の藤澤の顔。「ごめん、待たせて……」とタイミングよく合流した半井の顔。その背後から走ってくる萩原さんの顔。
全員同じ顔をしていた。言葉にするなら、なんだろ。そうだな「この世の終わり」、とか。
「いや~~あんなに混んでると思わなくて!ごめんな、俺が予約してなくて!」
「全然いいっすよ、話せるならどこでも!ここも美味そうですね!」
4936「萩原さん、少し遅れるって」とラインの謝っているスタンプを見て、藤澤にも伝えておく。藤澤が「はぎわら?」と呟く。「あっ知ってる?俺とも仲良くしてくれてるんだよ」と言った時の藤澤の顔。「ごめん、待たせて……」とタイミングよく合流した半井の顔。その背後から走ってくる萩原さんの顔。
全員同じ顔をしていた。言葉にするなら、なんだろ。そうだな「この世の終わり」、とか。
「いや~~あんなに混んでると思わなくて!ごめんな、俺が予約してなくて!」
「全然いいっすよ、話せるならどこでも!ここも美味そうですね!」