GNG◎
MOURNING天体観測をしている冬のカトシスの話です。筆慣らしのつもりで書いたものではありますが、せっかくなのでここに供養しておこうと思います。
かがやくもの 命が輝く瞬間がある。視界を眩ます刹那の閃光のようでもあり、希望に向かい永遠と伸びる軌道線のようでもあるそれを、俺は知っている。
「って、シスさん、聞いてます?」
「すまない。少々……考え事をしていた」
「急に『星が見たい』だなんて言い出したのは貴方でしょう? 人をこんな寒空の下に連れ出しておいてそれはないんじゃないですか?」
わずかに離れた街の明かりと、白く色づく木々だけを残した銀世界。耳が痛くなるほどの静寂の中で、俺の隣に立つ男の声はよく通る。鋭く切り裂くような、それでいてどこか温かさを覚えるのはこの声の主――カトルに寄せる想いが俺の中にあるからかもしれない。
カトルの依拠である星屑の街を訪れた俺は、夜も十分暮れた頃合いに彼を街からさほど離れてはいない山林へと連れ出していた。
2464「って、シスさん、聞いてます?」
「すまない。少々……考え事をしていた」
「急に『星が見たい』だなんて言い出したのは貴方でしょう? 人をこんな寒空の下に連れ出しておいてそれはないんじゃないですか?」
わずかに離れた街の明かりと、白く色づく木々だけを残した銀世界。耳が痛くなるほどの静寂の中で、俺の隣に立つ男の声はよく通る。鋭く切り裂くような、それでいてどこか温かさを覚えるのはこの声の主――カトルに寄せる想いが俺の中にあるからかもしれない。
カトルの依拠である星屑の街を訪れた俺は、夜も十分暮れた頃合いに彼を街からさほど離れてはいない山林へと連れ出していた。
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DONE十毛(https://twitter.com/toge_chiku_ta9)様のカトシス小説『悪食』を読んで荒ぶるままに書いたファンアート小説です。その後の悪食シスくんのお話。⚠若干のグロと左右の怪しさを含みます。ご注意ください。
【原作】悪食
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=21557540 1142
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DONE大晦日にお寿司を食べているカトシスの短いお話です。大遅刻!今のところまとめるところがないのでここに投げておきます。
フュンフちゃんはお昼寝済みなので元気です(想像)
追記:誤字脱字その他諸々、まとめる際に修整します……めんぼくね! 6
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DONEお題:Comment vous appelez-vous ?(あなたの名前は?)【カトシス】配布元:腹を空かせた夢喰い 様🔽
https://hirarira.com
お題をお借りして書いたカトシスSSです。独自解釈マシマシ捏造設定オオメご容赦ください。 3
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DONEお題:業火を纏いし雷魚【カトシス】配布元:腹を空かせた夢喰い 様🔽
https://hirarira.com
お題をお借りして書いたカトシスSSです。一緒に戦うようになったばかりの頃のお話。
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DONEお題:月世界と烏【カトシス】https://odaibako.net/gacha/78?share=tw
お題ガチャで書いたカトシス140字SSです
※『烏』と『鳥』を盛大に読み間違いしたまま書いています
雨樹_
DONEカトル×シスのSSまとめ。書いてて思ったけどシスの言行に「は?」ってフリーズするカトルが好きですね。
年下攻めはやっぱりかわいい。
1p→広義のイチャイチャ(やや殺伐)
2p→体調不良のカトルを気遣うシス
3p→怪我を隠すシスを迎えに行くカトル
あってたまるかそんなこと眼前に伸びてきた白く真っ直ぐな指先はどこか花の茎を連想させ、植物を相手にする静かな時間を想うと心が凪いで落ち着くのだった。
例えその指が猛毒を塗られた刃を握り込んでいたとしても。
眼球の僅か先でピタリと止まった刃を、無言で見つめる。
逃げないんですか、と訊かれ何故、と問うとぶわりと殺気が膨らんだ。
勢い任せに短剣が耳元に突き立てられ、数本の髪と枕から飛び出た羽毛が静かに散る。
どうやらまた言葉を選び間違えたようだ。
目尻に落ちた羽を瞬きして払い除け、正面に陣取る男を見上げる。
「カトル」
相手の瞳孔が開いているのが逆光でも分かる。深く息を吐き出した男は返事もせずにギロリと睨み付けてきた。
「舐めやがって……」
地の底を這うような低い声。そうじゃない、と喉元まで出掛かった言葉は、また神経を逆撫でしそうで、口から出る寸前で呑み下す。
7787例えその指が猛毒を塗られた刃を握り込んでいたとしても。
眼球の僅か先でピタリと止まった刃を、無言で見つめる。
逃げないんですか、と訊かれ何故、と問うとぶわりと殺気が膨らんだ。
勢い任せに短剣が耳元に突き立てられ、数本の髪と枕から飛び出た羽毛が静かに散る。
どうやらまた言葉を選び間違えたようだ。
目尻に落ちた羽を瞬きして払い除け、正面に陣取る男を見上げる。
「カトル」
相手の瞳孔が開いているのが逆光でも分かる。深く息を吐き出した男は返事もせずにギロリと睨み付けてきた。
「舐めやがって……」
地の底を這うような低い声。そうじゃない、と喉元まで出掛かった言葉は、また神経を逆撫でしそうで、口から出る寸前で呑み下す。