zero_fai03
PROGRESSいつか本にしたいと思っている冒頭部分です。ガイディルですが、今のところ全然絡みありません。モブ君めちゃくちゃ出てきてます。→12/1完成版を頒布いたしました!
約束(仮タイトル)ひとつ約束をした。赤い髪の、ともすれば少女と見紛うほどに愛らしい少年と、葡萄畑の側の一際高い木の下で。暗闇の中、近くのお屋敷から漏れる灯りを頼りに、手を繋いで駆けた。僕と君が会った、最後の日。
『大きくなったら、僕と一緒に――』
――――――――――
仕事終わりの一杯は格別である。かつて義兄弟には理解できないと言われたが、ガイアにとってはごく当たり前の真実であり、多くのモンド人にとってもまた真実なのだろう。それを裏付けるかのようにこの店――エンジェルズシェアは今日も賑わいをみせている。酒の肴は人それぞれだろうが、ガイアにとってのそれは、今日もまたカウンターの奥で酒を作っているディルックだ。とはいえずっと見つめていられるわけもなく、こうして視界のすみに納めるしかないのだが。
3852『大きくなったら、僕と一緒に――』
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仕事終わりの一杯は格別である。かつて義兄弟には理解できないと言われたが、ガイアにとってはごく当たり前の真実であり、多くのモンド人にとってもまた真実なのだろう。それを裏付けるかのようにこの店――エンジェルズシェアは今日も賑わいをみせている。酒の肴は人それぞれだろうが、ガイアにとってのそれは、今日もまたカウンターの奥で酒を作っているディルックだ。とはいえずっと見つめていられるわけもなく、こうして視界のすみに納めるしかないのだが。
@ay8mk5dg
PROGRESS事件に巻き込まれるガイアさんと当然のようにしれっと追っていく旦那様のお話。旅人が消息を断つところからスタート。ディルガイSS 進捗「空が見当たらない?」
漸く長い冬が終わり、モンドにも春がやってきた昼下がり。春爛漫のいい天気だとばかりに伸びをして今日は軽い巡回だけで済みそうだと夜の予定を立てていたガイアの下へ届いた知らせは穏やかなものではなく、またそれを聞いたディルックも怪訝な顔をした。
「そう言われれば見かけてないな……でも彼が居ないのはいつものこと……というよりかは旅をしているんだろう?モンドにしょっちゅう顔を出しているわけじゃない」
「それがパイモンが一週間前にはぐれたっきり会えないと騒いでいたらしくてな。旅人がいなければ何もできないから璃月の外れからここまできたらしい」
「なるほど……また随分離れた場所から来たな……近くの冒険者協会に助けを求めなかったのか?」
1352漸く長い冬が終わり、モンドにも春がやってきた昼下がり。春爛漫のいい天気だとばかりに伸びをして今日は軽い巡回だけで済みそうだと夜の予定を立てていたガイアの下へ届いた知らせは穏やかなものではなく、またそれを聞いたディルックも怪訝な顔をした。
「そう言われれば見かけてないな……でも彼が居ないのはいつものこと……というよりかは旅をしているんだろう?モンドにしょっちゅう顔を出しているわけじゃない」
「それがパイモンが一週間前にはぐれたっきり会えないと騒いでいたらしくてな。旅人がいなければ何もできないから璃月の外れからここまできたらしい」
「なるほど……また随分離れた場所から来たな……近くの冒険者協会に助けを求めなかったのか?」
長(なが)
DONEガイアさんお誕生日おめでとうございます!!2枚目は作業過程 いつもは早めに瞳を描くんだけど今回は最後にした。
ツイッターに上げたあとネックレス的なの描き忘れてることに気づいたので紙のほうには描き足しておきます(メモ)いつも何かしら描き忘れる気がするな… 2