にほ。
MOURNINGシンルナでルナ目線。シンの心臓になりたいと思うルナ。
小話というかほとんどポエムみたいになりました。
あなたの心臓に
「……なれたらいいのに。」
「え?」
思わず口に出てしまった私の言葉に、前を歩いていたシンが振り返る。
どこか遠いところを見つめるシンの横側を見ると、いつも湧き出る想い。
無意識に口にしてしまった言葉を誤魔化したくて、咄嗟に明るい顔と声に切り替える。
「……なんでもない!ねぇ、お腹空かない?どこかカフェでも入らない?」
「うん、それはいいけどさ。……本当に、なんでもない?」
「うん、つい独り言が出ちゃっただけ。ほら、さっさといきましょ」
シンの手を取って歩き始める。
顔を見られないように、少しだけ彼の前を歩くようにして。
………誤魔化し方、下手だったかな。
シンが遠くを見つめている時、私はいつも彼が何処かへ行ってしまいそうな、そんな気がして不安感でいっぱいになる。
2411「……なれたらいいのに。」
「え?」
思わず口に出てしまった私の言葉に、前を歩いていたシンが振り返る。
どこか遠いところを見つめるシンの横側を見ると、いつも湧き出る想い。
無意識に口にしてしまった言葉を誤魔化したくて、咄嗟に明るい顔と声に切り替える。
「……なんでもない!ねぇ、お腹空かない?どこかカフェでも入らない?」
「うん、それはいいけどさ。……本当に、なんでもない?」
「うん、つい独り言が出ちゃっただけ。ほら、さっさといきましょ」
シンの手を取って歩き始める。
顔を見られないように、少しだけ彼の前を歩くようにして。
………誤魔化し方、下手だったかな。
シンが遠くを見つめている時、私はいつも彼が何処かへ行ってしまいそうな、そんな気がして不安感でいっぱいになる。
にほ。
MOURNINGシンルナ(+ディアミリ)のルナとディのみ。ルナとディが喋ってるだけ。
何この組み合わせ?って感じですが自分に配慮した結果です。
そして初めてのシンルナ🌈創作。
多分運命のあと、多分ぜろの前。(適当)
シンルナとディは運命後に何度か接点あったという設定。
ディアミリの状況はよくわかりませんが、ディは全く別れたつもりないというマインドです。
細かいことは目をつぶってください。
私にはシンには言えない願いがある。
言ってしまえばきっと、彼は泣いてしまうから。
「射撃を教えてほしい?」
「はい」
見知った黒服の背中を見かけて声をかけた。
久しぶりだな、と気さくな挨拶をしてくれた先輩は以前より憧れていたエルスマン大尉だ。
「いやいや、赤服のエリートに教えることなんてないって。ていうかイザークじゃなくて俺?
それにルナマリアにはアイツがいるだろ?」
アイツとはシンのこと。
でもシンには言えない、という訳ではないけれど、出来ればシンには伏せておきたい。
「…内緒にする訳じゃないですけど、出来ればシンには悟られたくないんです。
ジュール中佐の射撃の腕は知ってますけど、大尉も先の大戦で活躍されてるじゃないですか。
4645言ってしまえばきっと、彼は泣いてしまうから。
「射撃を教えてほしい?」
「はい」
見知った黒服の背中を見かけて声をかけた。
久しぶりだな、と気さくな挨拶をしてくれた先輩は以前より憧れていたエルスマン大尉だ。
「いやいや、赤服のエリートに教えることなんてないって。ていうかイザークじゃなくて俺?
それにルナマリアにはアイツがいるだろ?」
アイツとはシンのこと。
でもシンには言えない、という訳ではないけれど、出来ればシンには伏せておきたい。
「…内緒にする訳じゃないですけど、出来ればシンには悟られたくないんです。
ジュール中佐の射撃の腕は知ってますけど、大尉も先の大戦で活躍されてるじゃないですか。