mi4ra1_under
DONEpixivに上げる予定のないSSその2ハリーよりも余裕をもって戦闘に臨むセドリックに夢見た産物。
チュートリアル戦闘(セドハリ)セドハリも。今度はちゃんとアタッカー⚡
チュートリアルお試し書きとりあえず満足しました。
甲冑姿の石像たちが、音もなく迫ってくる。
ハリーは素早く杖を振り、目の前の敵に呪文を放った。
「エクスペリアームス!」
赤い閃光が石像の腕を直撃し、手にしていた剣がガシャリと音を立てて地面に転がる。だが、石像は怯むことなく腕を振り上げ、空の手でハリーに向かって拳を振り下ろしてきた。
「プロテゴ!」
ハリーは防御呪文を唱え、咄嗟に後ろへ飛び退る。重たい拳が青い防護膜に弾かれ、すぐさま次の敵が迫るのを感じた。横目でチラリとセドリックの方を見る。彼もまた数体の石像と応戦していた。
「アレスト・モメンタム!」
1088チュートリアルお試し書きとりあえず満足しました。
甲冑姿の石像たちが、音もなく迫ってくる。
ハリーは素早く杖を振り、目の前の敵に呪文を放った。
「エクスペリアームス!」
赤い閃光が石像の腕を直撃し、手にしていた剣がガシャリと音を立てて地面に転がる。だが、石像は怯むことなく腕を振り上げ、空の手でハリーに向かって拳を振り下ろしてきた。
「プロテゴ!」
ハリーは防御呪文を唱え、咄嗟に後ろへ飛び退る。重たい拳が青い防護膜に弾かれ、すぐさま次の敵が迫るのを感じた。横目でチラリとセドリックの方を見る。彼もまた数体の石像と応戦していた。
「アレスト・モメンタム!」
mi4ra1_under
PROGRESS本出すならセドハリも出してみたいと思って、生存ifの冒頭たくさん書いてる途中。運命のヒト「あなたは本当に、周りから愛されている人なんだって分かるよ」
目が覚めて最初に聞いた言葉がそれだった。両手で強く握られた手で、彼の手を握り返す。
「君だって。多くの人から愛されている」
乾いた喉から出た掠れ声でも、しっかり聞き取ってくれた彼がはっと顔を上げた。視線を交わすだけでこんなにも泣きそうに、嬉しそうな顔を見せる君を見て、できることなら、愛されていると感じた先に互いの存在があるような関係になりたいと、そう願わずにはいられなかった。
225目が覚めて最初に聞いた言葉がそれだった。両手で強く握られた手で、彼の手を握り返す。
「君だって。多くの人から愛されている」
乾いた喉から出た掠れ声でも、しっかり聞き取ってくれた彼がはっと顔を上げた。視線を交わすだけでこんなにも泣きそうに、嬉しそうな顔を見せる君を見て、できることなら、愛されていると感じた先に互いの存在があるような関係になりたいと、そう願わずにはいられなかった。
mi4ra1_under
PROGRESSご都合二次創作の冒頭。殺意が足りず死に至る威力の出せなかったネズミちゃんが居てもいいよね?だって根の深いところは優しい子だもの!(ご都合妄想)
書けない期がもうすぐ一年を迎えそうですが夢のサークル参加を目標に頑張ってます。書けなさすぎて心折れそうです。
セドハリ生存ルートifセドリックと医務室で再会した時、彼は校医のマダム・ポンフリーを猛烈に怒らせていた。
扉を開けて中へ入った途端、医務室の奥の方で騒いでいた数人の人影が一斉にハリーを振り返る。そこには、ウィーズリーおばさん、ビル、ロン、ハーマイオニー……そして、マダム・ポンフリーに叱られながら手に何かを押し付けられているセドリックと、彼の両親がいた。みんなの顔がハリー見るなり、はっとした表情になる。その中で、誰よりも先にウィーズリーおばさんが「ハリー!」と叫んだと思ったら、その隣で白いシーツが宙へと放り出されるのが見えた。
校医の止める声を振り払い、ベッドから飛び降りたセドリックがまっすぐハリーの方へ向かってくる。競技場で別れた時、セドリックは墓場で受けた呪いのせいで気を失っていた。あれから随分時間が過ぎたように思うのだけれど、意識を取り戻したらしいセドリックはまだ競技用のユニフォーム姿のままだった。泥だらけのユニフォームは所々が裂けたり黒ずんでいたり、見るからに酷い恰好で、治療も碌に受けていないのか腕を伸ばした時に見えた彼の手の甲には迷路の中で負った生々しい傷がそのまま残っていた。
2656扉を開けて中へ入った途端、医務室の奥の方で騒いでいた数人の人影が一斉にハリーを振り返る。そこには、ウィーズリーおばさん、ビル、ロン、ハーマイオニー……そして、マダム・ポンフリーに叱られながら手に何かを押し付けられているセドリックと、彼の両親がいた。みんなの顔がハリー見るなり、はっとした表情になる。その中で、誰よりも先にウィーズリーおばさんが「ハリー!」と叫んだと思ったら、その隣で白いシーツが宙へと放り出されるのが見えた。
校医の止める声を振り払い、ベッドから飛び降りたセドリックがまっすぐハリーの方へ向かってくる。競技場で別れた時、セドリックは墓場で受けた呪いのせいで気を失っていた。あれから随分時間が過ぎたように思うのだけれど、意識を取り戻したらしいセドリックはまだ競技用のユニフォーム姿のままだった。泥だらけのユニフォームは所々が裂けたり黒ずんでいたり、見るからに酷い恰好で、治療も碌に受けていないのか腕を伸ばした時に見えた彼の手の甲には迷路の中で負った生々しい傷がそのまま残っていた。