みのりのめも
DONEワンライ「ゴム」「グラス」※直接的な表現はありませんが怪しいことを言ってるのでR15くらいに思ってください🙇♂️セイジに対して少し過保護なリヒトくんがいます。セイジからリヒトへの矢印は親心
あちすぎて夏の話を書きました 2817
てゐと
MEMOプロット以上小説未満人が読みやすいように配慮されてない
誤字直してない
先日フォロワーさんと盛り上がった話
ニコセイがお祭りではぐれてしまう話仮タイトル:甘くて赤い、りんご飴(ニコセイ)
セイジがネットニュースで見つけたお祭りの屋台のこと。ニコに話せば食いつきがよろしく二人で食いだおれデートをすることに。日が暮れて沿道に並ぶ提灯の明かりが灯り出すころにはニコの両手には沢山の戦利品が。見かねたセイジが「一回この先の広場で食べちゃおっか」と言って二人はそこへ向けて歩き出す。
広場を目指し歩みを進めると、人が増えてきた。すっかり夜の帳が降りて、屋台の明かりがなんとも幻想的な時間だった。隣を歩くセイジが「人、増えてきたね」と思わず零してしまうほどだ。短い返事を返しながらニコは右手に持ったかき氷のライトブルーの雫が零れてしまいそうで、少しだけ氷の山を齧ってしまおうかだとか、袋に入れてもらった焼きそばのパックが縦になっているな――なんて考えてしまって。「……逸れないように手を繋いでもいい?」とセイジが言いかけた所で二人は互いに人の波に攫われてしまった。
1278セイジがネットニュースで見つけたお祭りの屋台のこと。ニコに話せば食いつきがよろしく二人で食いだおれデートをすることに。日が暮れて沿道に並ぶ提灯の明かりが灯り出すころにはニコの両手には沢山の戦利品が。見かねたセイジが「一回この先の広場で食べちゃおっか」と言って二人はそこへ向けて歩き出す。
広場を目指し歩みを進めると、人が増えてきた。すっかり夜の帳が降りて、屋台の明かりがなんとも幻想的な時間だった。隣を歩くセイジが「人、増えてきたね」と思わず零してしまうほどだ。短い返事を返しながらニコは右手に持ったかき氷のライトブルーの雫が零れてしまいそうで、少しだけ氷の山を齧ってしまおうかだとか、袋に入れてもらった焼きそばのパックが縦になっているな――なんて考えてしまって。「……逸れないように手を繋いでもいい?」とセイジが言いかけた所で二人は互いに人の波に攫われてしまった。
84moyaya
DONEニコセイ🍳🥧ワンライ
お題:「おはよう」
※3章のネタバレしかない
Rainさすがに、一人前ではなかったかもしれない
ニコは思った。
これだけの量を食べきってしまうのがニューミリオンいちの大食漢であるこの男、ニコなのだが。それでも、両手をいっぱいにして抱えている溢れんばかりの林檎の量はただ事ではなかったし、街行く人が振り返ってまでその様子を凝視するので。マーケットを出てしばらく歩いた後、ニコは躊躇なく【クラックディメンション】を使って家路を急いだ。空を見上げれば今にも降りだしそうだったし、ちょうど良かったのかもしれない。
セイジが目を覚ました。
そう聞いた時、意外と冷静で。仲間と声を掛け合って彼の元へ向かった。一言一句、話した言葉を俯瞰した状態で覚えているのだから理性はしっかりと働いているはずなのに。ダイニングテーブルを埋め尽くす林檎の山のせいで全く説得力が無くなってしまう。
2036ニコは思った。
これだけの量を食べきってしまうのがニューミリオンいちの大食漢であるこの男、ニコなのだが。それでも、両手をいっぱいにして抱えている溢れんばかりの林檎の量はただ事ではなかったし、街行く人が振り返ってまでその様子を凝視するので。マーケットを出てしばらく歩いた後、ニコは躊躇なく【クラックディメンション】を使って家路を急いだ。空を見上げれば今にも降りだしそうだったし、ちょうど良かったのかもしれない。
セイジが目を覚ました。
そう聞いた時、意外と冷静で。仲間と声を掛け合って彼の元へ向かった。一言一句、話した言葉を俯瞰した状態で覚えているのだから理性はしっかりと働いているはずなのに。ダイニングテーブルを埋め尽くす林檎の山のせいで全く説得力が無くなってしまう。