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    QuickTime -Single Version- (英語) *NOT RELEASE YET*

    #ニコセイ

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    related works

    実(みのり)

    PROGRESSニコセイドルパロ
    かきかけはここに捨てておきますからね。
    1番書きたいから頑張ります。
    エリチャン☆パニック エリチャン☆パニック
    「お疲れ様でした!」
     スタジオを後にし、扉が閉まると同時にセイジはほっと息を吐いた。今日はバラエティ収録のあと、雑誌の撮影に付随した取材と慣れない中でも特に気を張る仕事が続いた1日だった。スタジオから控え室までの長い廊下を歩きながら、セイジは今日の仕事を振り返った。まだ新人でありながらもこうして様々な仕事に挑戦することの出来る環境には感謝していた。長い下積み時代を経たセイジだからこそ、こうして貰ったチャンスには期待以上に応えたいと思っているし、自分に出来る努力は怠らないつもりだった。だからこそ、こうして仕事の直後の時間は振り返りながら反省点を洗い出し、次回はどのように立ち回るべきか、と考える時間にしている。あまり楽屋を長時間使用しないことを心がけているため、セイジは楽屋に戻ると手早く身支度を整えてから楽屋を後にする。それからはマネージャーに連絡をして迎えを待つ間、自動販売機の前に用意された長椅子へと腰を下ろした。喧騒を横目に自動販売機で購入したボトルのミネラルウォーターを1口流し込んでから、本日の反省点を手帳にまとめていく。最近はスマホでメモする人も多いと聞くが、セイジは自分の手で書くことが好きだった。手を動かすうちに考えが纏まったり、読み返した時に筆跡を見ることで自分がこの時にどう思ったのかを思い出すことが出来るからだ。セイジは常に手帳を愛用し、思いついたことがあればすぐに記入するようにしていた。今日も変わらず反省点やよく出来たと思う点をまとめていると、唐突に電子音が鳴り響いた。その発信源が自分のスマートフォンであることを理解すると、セイジは画面を確認する。どうやらミュートにするのを忘れていたようだ。画面に表示されていたのはプロデューサーであるビアンキの名前だった。セイジは通話ボタンを押しながら、電話ができるエリアを探す。すぐ近くに外に出るための扉をみつけ、開きながらスマートフォンを耳に当てると珍しく慌てた様子のビアンキの声がした。
    1898

    recommended works

    kosuke_hlos

    MOURNINGあのフレーム観て情緒爆発して寝て起きたら浮かんだので形にしたもの。
    フェイディノというかフェ+ディ。
    クラブの朝仕舞いの邪魔をしないよう、すれ違うスタッフと挨拶を交わしながら出口へ向かう。
    その途中で、最近、よく言われるようになった言葉がある。
    「フェイス、忘れもの!」
    また?
    肩をすくめて返事のかわりにする。
    フロアの隅も隅の方で、身体を丸めて膝の間に鼻先を埋めるようにして眠っている人がいた。
    最近メンターになった先輩ヒーロー。その能力と体勢のせいで、ふさふさの尻尾と耳が見えるようだ。
    現場に復帰してしばらくすると、時折クラブの片隅で、こうしてこっそり丸くなっている姿を見かけるようになった。
    普段陽気な人が、喧騒の中騒ぎもせずに、死角で何をしてるのかと思えば、どうやら寝てるらしい。爆睡だ。
    ブラッドの友達と知って、ああこいつもお節介な様子伺い目的なのかと思っていたが、違った。
    音が無いと眠れないんだよねぇ、といつもの明るい声で、ほんの少し疲れた目をして笑うから。

    「ディノ。ディノ、起きて。置いてくよ」
    「それはヤだ!」

    背中を軽く叩くと、パッと空色の目がフェイスを見上げた。

    「おはよ。昨日はちゃんと聴いた?」
    「昨日だけじゃなくて、いつもちゃんと聴いてるってば」

    大きく伸びを 591