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    #ブラッドボーン

    bloodborne

    kasai kou(加彩 煌)

    MOURNING何の因果かBloodborneの世界で目覚めたハチワレ。
    狩人の夢の世界で屋敷の主人・ゲールマンとその従者・人形と出会い――……。
    突然”獣狩り”に参加する羽目になったハチワレの短い物語。

    ――可愛さだけを武器に獣狩りの夜に挑む。

    *ハチワレ×ブラッドボーンのクロスオーバーギャクです。数年前に考えたネタを雑ですがSS風にしてみました。他サイトに置いたSSに少し加筆しています。
    ハチワレボーン【ヤーナムへようこそ】――報酬でお菓子を買って、皆で食べる筈だったのに……。どうして。

    憂鬱な霧と重苦しい静寂の中でハチワレは目を覚ました。空気はひんやりと冷えていて、起こした身体の周りから土の匂いがしてはっとした。乾いた土の感触が伝わって来た。どうやらずっと地面に横たわっていたらしい。小さな身体は冷え切っていた。
    起き上がって数秒、何処からか物悲しいメロディーが流れてくるのに気が付いた。クラシックで心に纏わりつくような音色はあまりにも美しい。耳を澄まし、音のする方へとハチワレは歩き出した。まるで見えない何かに誘われているようだった。
    花嫁か被るヴェールのような霧が徐々に薄れ、土と緑で埋もれた小道が現れた。小道には高い木が植えられていて、その下に灰色の石造りの墓石のようなものが並んでいた。大きさはどれも同じぐらいだが、ひとつひとつの装飾が異なり、彫られている文字も違っていた。中は空っぽだが、平らな器や聖水盤に似た作りの像が置かれているところもあった。墓石はきちんと手入れはされているが、不気味だった。ハチワレはそこで初めて怖気づいた。
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    猫の助

    MENU※夏コミ詳細更新※
    ◯プロローグ アリアンナを
    少女から女性そして…に変更。
    ◯ヘンリックという男
    ◯妄執たる血の聖女

    上記を加筆後、1冊に纏めて新刊として発行致します。
    もう1冊連盟員のギャグ小説は篝火4にて新刊として出します。
    ◯Xにも書いたので詳細は伏せますが諸事情により
    52頁→34頁に変更し新刊発行します。文庫版サイズ
    タイトル=Thoughts of a certain man
    以上となります。当日会場にお越しの皆様宜しくお願い致します(⁠*⁠´⁠ω⁠`⁠*⁠)
    ヘンリックと言う男ヘンリックと言う男


    獣狩の夜家々は門戸を固く閉ざす。

    ただの人の身では獣の餌食にしかならない。
    そんな事は誰もが分かっていた。だから獣除け香を焚き震えて嵐が過ぎ去るのを今か今かと待つ。

    狩人達以外は。

    ヘンリックは何時も相棒と共に獣を狩っている。
    彼とて最初から相棒と共に狩りをしていた訳では無い。
    相棒…ガスコインは外から着た余所者だ。この街では余所者には酷く手厚い歓迎をする。
    獣を狩れない者達が狩人…特に余所者の狩人をどの様に悪様に対応をしようがヘンリックには関係が無かった。

    ガスコインが自分の娘ヴィオラと結婚する迄は。

    ある獣狩の夜が明ける頃、自宅に戻ると娘が起きて待っていた。
    不安で眠れないと昔から言う娘だったので今回もそうだろうと思っていた。
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    猫の助

    INFO冬コミ103で出したブラッドボーンの小説のショートストーリー。小さい女の子のプロローグです。

    ※※夏コミ C104(初日)に受かりましたので、
    ◯プロローグ アリアンナを、少女から女性そして…に変更
    ◯ヘンリックという男
    ◯妄執たる血の聖女
    上記の3点を加筆し1冊の本に纏めて新刊として発行致します。
    もう1冊連盟員のギャグ小説は篝火4で新刊として出します。

    上記の理由によりポイピクでこの作品の更新はストップ致しますが、プロローグ アリアンナだけはこの話単品のみでも読んで頂けますが、ヘンリックという男、妄執たる血の聖女は単品では読みきれませんのでご注意下さい。
    サンプルとしてお読み頂けましたらして幸いです。
    小さい女の子プロローグ アリアンナ



    パチ…パチパチッ…

    暖炉の薪が音をたてている。

    ずっと雪に覆われたお城
    綺麗だけどよく消えちゃうお姉さん達
    おじいちゃまのお顔をした鳥の様な人達
    何時も床磨きをしているお掃除のおじいちゃん達
    変な兜を被ったお兄ちゃん達


    物心が付いた時から周りに居る皆は優しかった。
    (お外に居る大きいお腹の虫は苦手だけど)


    暖かいお部屋
    ふかふかのベット
    優しいお母さま
    ちょっと怖いお父さま

    だけど幸せだった。

    お父さまは怒るとちょっぴり怖いけれど、大きな手で頭を撫でてくれるのが大好きだった。
    お母さまは好き嫌いをするとお父さまより怖いときが有ったけど、寝る前に抱っこをして色々なお話をしてくれるとふわふわ温かくて気持ちよくて…幸せだった。
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    猫の助

    PAST昔別のアプリで書いたBloodborneの小説もどき。
    ヴァルトールとヤマムラの様な、自狩の様な
    其処は敢えて暈してます。BL要素無し。
    決められた文字数で書こうとして書ききれなかった小説もどきです。
    篝火3で告知した通り、完成品を
    BOOTHにて紙媒体にて販売致します。
    ショートショートのストーリー小説。
    詳しい内容は
    https://mibu.booth.pm/

    更新・支部にもこの無題の小説をアップしました。
    加筆後の物は本にしか載せてません。
    無題貴方は何時もそうでした。何時も飄々として自分が苦しい時も、弱音を吐かず見せず何事も無かったかの様に振舞っていましたね。

    それがどれ程周りを傷付けて着たか貴方は分からないでしょう。
    そしてその態度が皆を思うが故だと分かるからこそ何も言って来ませんでした。

    でも今の貴方はどうでしょう?

    死体の山を築き 
    血に酔いそうになる高揚感と
    敵を斃すたびに冷えて行く視線と思考
    そんな相反する中どんな時でも不遜な態度を崩さなかった人。

    そんな貴方が物言わぬ屍となり私の足元に居る。
    不思議ですね。
    貴方の死に顔からは後悔何て微塵も感じない
    上に嗤ったまま逝くなんて… 
    狩人はいずれ血に酔い餐まれ正気を喪う。
    貴方は死の間際に狂って居たのか今では確かめようも有りません。
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