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    #ロン・ベルク

    ronBerg.

    みはいく

    การฝึกอบรม二人の師弟関係の成立を、名工の視点で書いてみました。
    この物語の世界は季節がない、という設定ですので、冒頭に出てくる春は捏造です。
    人嫌いのロン・ベルクさんは命をかけてノヴァ(と人間)を守ったわけですが、出逢って一日かそこらの少年に何かを感じて見いだしたのか、はたまた彼の感情の起伏の激しさでもってノヴァの漢気に一目惚れしてしまったのか、脳内に妄想が溢れかえった次第です。
    君の瞳になりて美しい、と思った。一瞬で心を奪われていた。

    人界に下り、初めて過ごした昼と夜は、ただただ新しい世界の色彩と音に圧倒された。
    木々の隙間から差す幾筋もの清浄な木漏れ日、一葉一葉を優しく揺らすそよ風、頬を照らす温かな陽光、清流が巌に当たり別れる音。見たこともない色とりどりの新緑、野に咲く名も無き花々、その馥郁ふくいくたる香り。春を謳歌する名も知らぬ鳥たちよ。
    魔界にも数は少ないが人界を知らせる風土記が伝わっている。しかしそのどれにも洪水のような音と色彩には触れられていなかった。
    人界に下った時、人知れず奥深い森に住み着くようになったのも、この人界の美しさに惹かれたから、と言っても過言ではなかった。
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