克水(かつみ)
DONE10/27、スパークで押し付けた突発コピ本なーろっぱ風〇〇パロ
思いついた設定もりもりで入れたので風呂敷広げたとこで終わってます
余裕あったら続き書く……かもしれない
扉を開けた籠で待つ「…………ここ、どこだ?」
そっと開いた視界に自室とは趣の違う調度品が映って、カリムの口から疑問が零れる。ひとりごとになるはずのそれに、静かな声が返った。腹の奥に甘く響くような、知らない声が。
「ここは休憩用に用意してある部屋のひとつだ。廊下のど真ん中で倒れていたから連れてきたんだよ」
「ええ!? 全っ然覚えてない……」
「急病かと思って意識を確認したらぐーすか寝息を立てていたぞ。目に入ったからにはそのまま置いておくわけにもいかないだろう」
「そうなのか? とりあえず助かったぜ、ありあとう!」
今日はこの国の次代を担う若者を一同に集めたパーティだった。特権階級から新進気鋭の商人・芸術家まで、様々な男女が縁を繋ぐためという名目で開かれていたが、足をすくう機会を狙ってくる者も多い。下手を姿を晒すわけにはいかなかった。
4677そっと開いた視界に自室とは趣の違う調度品が映って、カリムの口から疑問が零れる。ひとりごとになるはずのそれに、静かな声が返った。腹の奥に甘く響くような、知らない声が。
「ここは休憩用に用意してある部屋のひとつだ。廊下のど真ん中で倒れていたから連れてきたんだよ」
「ええ!? 全っ然覚えてない……」
「急病かと思って意識を確認したらぐーすか寝息を立てていたぞ。目に入ったからにはそのまま置いておくわけにもいかないだろう」
「そうなのか? とりあえず助かったぜ、ありあとう!」
今日はこの国の次代を担う若者を一同に集めたパーティだった。特権階級から新進気鋭の商人・芸術家まで、様々な男女が縁を繋ぐためという名目で開かれていたが、足をすくう機会を狙ってくる者も多い。下手を姿を晒すわけにはいかなかった。
サハラ(アカン絵)
DOODLE自狩ズ一週目。手。なお二週目。
「ケイ、肉球触りたいです」
「ほい。じゃあご褒美くれ」
「豚肉で」
「違う、ここは等価交換だろ」
「…どこです?」
「全身」
「等価じゃない変態犬!」
「んじゃ俺も全身でいい」
「バカバカバカバカダメ!」
「俺は触れたい。嫌か、アリシア」
「…嫌では…。その聞き方は狡いです」
「だって君の犬だ、構ってくれないと死ぬ」
「この嘘つき子犬」
初夜以降、バカップル。
サハラ(アカン絵)
DOODLEシア2週目1月11日近頃、同僚は獣の時間が増えた
満腹で好意的なら発作より休息優先と、本人が主張した為だ
今宵も悪態合戦の夕食から身支度で目を離した隙、寝床を覆う毛玉が現れる
「寝ますからね」
反応なし。いびきをかく頭を抱き目を瞑る
会話が減ったのは寂しかった
しかし今、前脚が私を包み安心しきった鼓動が信頼を伝える
言葉は忘れても、これが全てなのだと
なら、いい
温かい毛に顔を埋め、眠りについた