けだま
DONE #北友ワンドロお題『天使/悪魔』
多分4hくらい。
絶賛リハビリ中なので温かい目で見てやってください。
#北友ワンドロ 『天使/悪魔』 ライブの打ち合わせを終えた北斗が足早に向かった先は演劇部の部室。今日は新しい台本の読み合わせをする予定で、「俺は先に行ってますね!」と連絡をくれた友也はきっと一人で待っているだろう。話し合いが少々長引いてしまい、北斗は「すまない」と思いつつ廊下を走っていた。
「すまない友也、遅れ……む?」
部室に辿り着いた北斗が走った勢いでドアを開けると、友也はソファの背もたれに体を預けて眠っていた。それを見た北斗は大きな音を立てながらドアを開けてしまったことを後悔し、今度は静かに閉める。友也はユニットだけでなく一人で仕事をする機会が増えていて、疲れが溜まって寝落ちしてしまったのだろう。多忙さから、いずれ演劇部を辞めてしまうのではないかと思っていた北斗だったが、「俺はどんなに忙しくても北斗先輩と少しでも一緒に居たい。なので辞めたいと思ったことも、これから思うこともないです!」とはっきり言われ、そう思うのは見当違いだったと気づいたのはつい最近の事だ。
1857「すまない友也、遅れ……む?」
部室に辿り着いた北斗が走った勢いでドアを開けると、友也はソファの背もたれに体を預けて眠っていた。それを見た北斗は大きな音を立てながらドアを開けてしまったことを後悔し、今度は静かに閉める。友也はユニットだけでなく一人で仕事をする機会が増えていて、疲れが溜まって寝落ちしてしまったのだろう。多忙さから、いずれ演劇部を辞めてしまうのではないかと思っていた北斗だったが、「俺はどんなに忙しくても北斗先輩と少しでも一緒に居たい。なので辞めたいと思ったことも、これから思うこともないです!」とはっきり言われ、そう思うのは見当違いだったと気づいたのはつい最近の事だ。