森海月
DONE2025年2月22日開催【ゆるおつきばれんたいん】に公開しました非公式金カム短編小説(尾月)です。全年齢向け。しっとりシリアス。
良ければイメージイラストの方も宜しくお願いいたします。
争奪戦前、二月の雪降る夜に偶然二人きりになった尾形と月島の小話です。
その水の味は。 如月。衣更着(きさらぎ)とも書く時期に相応しい凍てついた風雪が頬や耳の皮膚を刺す。駐屯所の門前は、所々に残った雪が幾度とない人の行き来によって踏まれ、固まって氷へと変貌してしまっている。手を抜いたな…。と、尾形は除雪当直へ苛立ちを感じつつ 「はぁ。」と、白い溜め息は一瞬にして空へ舞い消えていった。
「尾形か」
午後十一時過ぎ。夜勤以外の兵が寝静まった頃に屯所へ戻った尾形は、北海道の厳しい寒夜で凍え切った身体を温めるべく白湯を一杯貰おうと食堂へ足を運ぶと、思いもよらぬ人物に声をかけられた。
「ただいま戻りました。月島軍曹殿」
尾形は食堂のドア越しに、自分へ声をかけてきた人物に対し敬礼した。薄暗い中、尾形の上官である月島は一つの小さなランプが灯されている卓へ腰を落ち着けていた。
4151「尾形か」
午後十一時過ぎ。夜勤以外の兵が寝静まった頃に屯所へ戻った尾形は、北海道の厳しい寒夜で凍え切った身体を温めるべく白湯を一杯貰おうと食堂へ足を運ぶと、思いもよらぬ人物に声をかけられた。
「ただいま戻りました。月島軍曹殿」
尾形は食堂のドア越しに、自分へ声をかけてきた人物に対し敬礼した。薄暗い中、尾形の上官である月島は一つの小さなランプが灯されている卓へ腰を落ち着けていた。
cokorain
DONEこれ https://poipiku.com/10011121/10686416.htmlの続きの、教習所に通うニート勇尾のお話です
勇尾ちゃんを入れてくれる教習所が見つかりました
何でも笑って流してくれる方向けらすけ😻 6