茉莉花
MAIKINGいつか支部に上げたいと思っている、途中までの分です。パンケーキの試作で迷走する💧👹と👁️👹のお話。住宅街に構える喫茶店は一部の人間と多数の魑魅魍魎に人気がある。
開店当初こそ、近隣に住む住民やランチに来る勤め人、金に困ったら賄いの握り飯を差し出してくれる炊き出しのような、喫茶店といよりは食堂のような店であった。
それが少しずつネットの口コミにより広がり大手の旅行雑誌に掲載されて一時期は莫大な売上を更新した。
昼は喫茶店、夜はバー。
昼は和食を中心とした定食からパンケーキ、夜はメニューにアルコールが追加される程の違いだ。
店員がえらく色っぽくて可愛らしいとか、店主が男前だとか、客か店員か分からない妙齢の青年が母性を擽るとか。
それでも住宅街の分かりづらい場所、加えて駅やバス停から離れた郊外であることもあり、今は通常に戻りつつある。
2763開店当初こそ、近隣に住む住民やランチに来る勤め人、金に困ったら賄いの握り飯を差し出してくれる炊き出しのような、喫茶店といよりは食堂のような店であった。
それが少しずつネットの口コミにより広がり大手の旅行雑誌に掲載されて一時期は莫大な売上を更新した。
昼は喫茶店、夜はバー。
昼は和食を中心とした定食からパンケーキ、夜はメニューにアルコールが追加される程の違いだ。
店員がえらく色っぽくて可愛らしいとか、店主が男前だとか、客か店員か分からない妙齢の青年が母性を擽るとか。
それでも住宅街の分かりづらい場所、加えて駅やバス停から離れた郊外であることもあり、今は通常に戻りつつある。
ナギナギ
DOODLEげ謎からの沢城くんにハマってしまった腐女子です(笑)6期のサザエ鬼の話の時、アイドル鬼太郎のグッズに抱き枕があって、欲しすぎて自分で描いた(笑)
これ、ねずみ男が作って、それを水木が見つけて没収したやつを鬼太郎に見つかって欲しい←こら
成人済ですか? 2
N_satiwo
DONE裏路地で色を売るゲタ吉くんの話。水ゲタです。スパイス程度のモブゲタあり〼
ハッピーエンドです✌️
*
「悪い子のところにはな」
「悪い子のところには?」
「斧持った水木がやってくるぞ」
「斧」
「食いしばり過ぎて歯が抜けるほど鬼気迫る表情で」
「歯が」
「怖いじゃろ」
「怖……」
愛を乞う者小雨の裏通りを、ボロの唐傘を差して突っ立っている。傘に空いた穴から、ぽたりぽたりと水滴が滴って、色素の薄い傷んだ髪に落ちた。
雨は好きだった。
なにだか世の中の汚れとか未練だとか、そういうものが綺麗に流れてゆく気分だったし、それに。
「やぁ、一晩どうかな」
お互い顔を気にせずに済む。
「宿代だけで結構です」
低く響く良い声だったから、身を任せてみようと思った。軽く瞼を閉じて、あの人の姿を重ねてみる。思い込んでみる。
手慣れたものだった。
だが、薄暗がりの下卑た視線に、一気に興醒めしてしまった。また妄想の中ですら、あの人が遠退いてしまう。
ゲタ吉は、情事の色が濃く残るペラペラの布団に横になったまんま、酷く冷めた心持ちで寝こける男を見遣る。しばしボンヤリしていたが、朝日が昇ったかも分からない曇天の街へ、連れ込み宿から一人、ふらりと抜け出した。
11951雨は好きだった。
なにだか世の中の汚れとか未練だとか、そういうものが綺麗に流れてゆく気分だったし、それに。
「やぁ、一晩どうかな」
お互い顔を気にせずに済む。
「宿代だけで結構です」
低く響く良い声だったから、身を任せてみようと思った。軽く瞼を閉じて、あの人の姿を重ねてみる。思い込んでみる。
手慣れたものだった。
だが、薄暗がりの下卑た視線に、一気に興醒めしてしまった。また妄想の中ですら、あの人が遠退いてしまう。
ゲタ吉は、情事の色が濃く残るペラペラの布団に横になったまんま、酷く冷めた心持ちで寝こける男を見遣る。しばしボンヤリしていたが、朝日が昇ったかも分からない曇天の街へ、連れ込み宿から一人、ふらりと抜け出した。
N_satiwo
PAST💧←👹(〓)のようなものいかに攻めに見えようと受けは受けです、断固として
※謎の力が働いて👹の見た目が急成長した、という設定なので、一人称などは変更していません
※ゲ謎入村後、出村できず、墓場鬼太郎1話と6期鬼太郎数話、インターネットのにわか知識、多大なる幻覚をもとに、アツイ内に打て!と書いたものです
※様々な設定がゴチャゴチャと混ざり合っています
※分からない何も……気が狂いそう
義父が子を押し倒す話*
「ホラ、これで文句は無いですね」
「ひぇ……」
父・水木は困惑していた。
自ら手塩にかけて育てた愛くるしい化け物が、やはり化け物だったのである。ほんの数日前まで小学生ほどのちまこい少年であったのに。どうしたことか、今や立派な青年に育っていた。比喩ではなく。
柳のように何とも不可思議な色香を持った男である。薄く、血色のない瞼に長い前髪がかかり、ツイと耳にかける仕草さえ匂立ちそうな。その流し目で、女の一人二人射抜き殺しそうな艶っぽい男。
ソレに跨られ、壁際に追いやられ、ずずいと迫られている。
「好い加減、腹を決めてください。水木さん」
心中も厭わないとでも宣うように吐息まじりに色っぽく囁かれ、水木は父として、断固として絶叫した。
2099「ホラ、これで文句は無いですね」
「ひぇ……」
父・水木は困惑していた。
自ら手塩にかけて育てた愛くるしい化け物が、やはり化け物だったのである。ほんの数日前まで小学生ほどのちまこい少年であったのに。どうしたことか、今や立派な青年に育っていた。比喩ではなく。
柳のように何とも不可思議な色香を持った男である。薄く、血色のない瞼に長い前髪がかかり、ツイと耳にかける仕草さえ匂立ちそうな。その流し目で、女の一人二人射抜き殺しそうな艶っぽい男。
ソレに跨られ、壁際に追いやられ、ずずいと迫られている。
「好い加減、腹を決めてください。水木さん」
心中も厭わないとでも宣うように吐息まじりに色っぽく囁かれ、水木は父として、断固として絶叫した。