なまず
MEMOたろすけワンライに参加させてもらいました。コスプレとスタンド。ハロウィンに引っ掛けて、もっとスタンドの話もしたかったけど、一時間ではこんなもんでしたー!またちゃんと書けたら書きたい…コスプレエッチも… 4なまず
MAIKINGいつまでたっても書き終わらないヤツ!まだ途中です。今の段階では、とても暗いけど、ハピエン予定ですー。そのうちラブラブになるたろすけ。以前のワンライで書いたものも足してます。【承仗】憎しみを贖うもの(1)そんな瞬間は何度もあった。
きっかけはいつも、些細なことだ。
女の柔らかい衣服の端が肌をかすめる。
承太郎の男らしい匂いが女の鼻先をくすぐる。
その瞬間、二人の間に何かが芽生えて同時に気付く。
始まってしまったことを。
そんな時、承太郎は雄の本能のままに躊躇せずに手を伸ばした。
こんなことは何度もあった。
妻の時もそうだった。
彼女は植物のように物静かな女性だった。
美しいが慎ましやかで、野に咲く花のように可憐だった。
彼女は最初は承太郎の大きさや圧倒的に強い威圧感に慄き怯えて震えていたが、そんな二人の間でも、ふとした瞬間に始まってしまった。
それは恋と呼ぶには、あまりにも原始的で本能的な、男と女の間に昔から普遍に起こる共鳴だ。
4071きっかけはいつも、些細なことだ。
女の柔らかい衣服の端が肌をかすめる。
承太郎の男らしい匂いが女の鼻先をくすぐる。
その瞬間、二人の間に何かが芽生えて同時に気付く。
始まってしまったことを。
そんな時、承太郎は雄の本能のままに躊躇せずに手を伸ばした。
こんなことは何度もあった。
妻の時もそうだった。
彼女は植物のように物静かな女性だった。
美しいが慎ましやかで、野に咲く花のように可憐だった。
彼女は最初は承太郎の大きさや圧倒的に強い威圧感に慄き怯えて震えていたが、そんな二人の間でも、ふとした瞬間に始まってしまった。
それは恋と呼ぶには、あまりにも原始的で本能的な、男と女の間に昔から普遍に起こる共鳴だ。
palalanpa
MOURNINGひとつ前の凌澄、おまけ。書きたいとこだけうわああああってやった。
広まってほしいので全体公開。
拒否はしたくなかった話「俺…もう、子どもじゃないんだよ…」
迫りくる甥の顔面に、ひく、と頬を引き攣らせた。
いけない。これは、いけない。
「なっ……え?……え??、ちょ…」
ずいずいと近づいてくる甥から逃げようとするが、行き止まりだった壁に押し付けられ、体の横に両腕をつかれているので逃げ場がない。そのまま、ずるずると下へ下へと下がっていってしまう。
ドサ、という音とともに、とうとう仰向けになってしまった。転がった床板が冷たくて心地よい。
混乱した頭のまま、どうしたら穏便に逃げられるかを画策する。可愛い甥を傷つけずに、しれっと躱す術は無いものか。
そんな江澄を知ってか知らずか、金凌は請う。
「ねえ。名前で呼ばせてよ」
「はぁ?……だっ、だめだ……不敬だぞっ!」
2571迫りくる甥の顔面に、ひく、と頬を引き攣らせた。
いけない。これは、いけない。
「なっ……え?……え??、ちょ…」
ずいずいと近づいてくる甥から逃げようとするが、行き止まりだった壁に押し付けられ、体の横に両腕をつかれているので逃げ場がない。そのまま、ずるずると下へ下へと下がっていってしまう。
ドサ、という音とともに、とうとう仰向けになってしまった。転がった床板が冷たくて心地よい。
混乱した頭のまま、どうしたら穏便に逃げられるかを画策する。可愛い甥を傷つけずに、しれっと躱す術は無いものか。
そんな江澄を知ってか知らずか、金凌は請う。
「ねえ。名前で呼ばせてよ」
「はぁ?……だっ、だめだ……不敬だぞっ!」