キビ○
MAIKING以前ツイで呟いた狐晴明に道満が正式な嫁が決まるまで代理で嫁入りする話R-18表現が入った場合は指定しますのでご了承ください。
エロばっかり書いていたので今回は違うテイストをのんびり書いていきましょう。
狐晴明に嫁入り(仮)する道満の話鬱蒼と草木の覆い繁る山をひたすらに登り歩く。向かうは山中にある大狐を祀る社である。既に辺りも暗くなりつつあるがもう少しで着くであろうと、持ってきた少ない荷物を道満は抱え直す。
霊山とされるこの山には狐の化け物が住み着いている。道満が住んでいた麓の村ではその大狐を守り神として祀っていた。村にはここ最近飢饉が蔓延しており、村人たちは霊山の守り神を頼ったのであった。そこで提示されたのが人間の嫁を狐に差し出すこと。神に差し出す嫁となれば、そこらの家の女子という訳にもいかず、どのような者がいいかと狐に問うても「私もはじめてのことだから分からないなァ」と返されるばかりで村人たちは困り果てた。いつまでも嫁を差し出さないわけにはいかないが、下手な人間を送り込むわけにもいかない。そこで正式な嫁が決まるまでの間、狐の世話役を兼ねた替わりの嫁として選ばれたのが道満であった。
1337霊山とされるこの山には狐の化け物が住み着いている。道満が住んでいた麓の村ではその大狐を守り神として祀っていた。村にはここ最近飢饉が蔓延しており、村人たちは霊山の守り神を頼ったのであった。そこで提示されたのが人間の嫁を狐に差し出すこと。神に差し出す嫁となれば、そこらの家の女子という訳にもいかず、どのような者がいいかと狐に問うても「私もはじめてのことだから分からないなァ」と返されるばかりで村人たちは困り果てた。いつまでも嫁を差し出さないわけにはいかないが、下手な人間を送り込むわけにもいかない。そこで正式な嫁が決まるまでの間、狐の世話役を兼ねた替わりの嫁として選ばれたのが道満であった。