こたつ
DOODLEPerfume『コミュニケーション』のパロディ小説。(🤟🛸)突然始まり、突然終わります。聴いてたら浮かんできたものなので…
好きな子「キョウ~!」
上の方からレンの声がする。いつもより高い位置から。
違和感を覚えた俺は上を見上げる
「レン⁉」
レンが空から落ちてきていた。
…なぜ⁉
「ち、ちょっと待ってろ! えっと、えっ~と」
だめだ、これどう受け止めても俺が潰れる!
でも…
「! 眩しっ、月?」
大きな月が出ていた。満月。
すると俺の体が光だす。
「うっ…」
これだ。大きくなった俺はレンに叫び、伝える。
「レンっ!来い」
「えぇ無理だよ~、キョウが潰れちゃう~」
「今の俺ならいける 俺を信じてくれ、レン」
「ぅ、わかったよ…」
(ドンッ)
「っ…!」
お互いの体がぶつかり合う。
「レン、大丈夫か?」
「う、ん。こわ、怖かった…」
すごく震えている。
365上の方からレンの声がする。いつもより高い位置から。
違和感を覚えた俺は上を見上げる
「レン⁉」
レンが空から落ちてきていた。
…なぜ⁉
「ち、ちょっと待ってろ! えっと、えっ~と」
だめだ、これどう受け止めても俺が潰れる!
でも…
「! 眩しっ、月?」
大きな月が出ていた。満月。
すると俺の体が光だす。
「うっ…」
これだ。大きくなった俺はレンに叫び、伝える。
「レンっ!来い」
「えぇ無理だよ~、キョウが潰れちゃう~」
「今の俺ならいける 俺を信じてくれ、レン」
「ぅ、わかったよ…」
(ドンッ)
「っ…!」
お互いの体がぶつかり合う。
「レン、大丈夫か?」
「う、ん。こわ、怖かった…」
すごく震えている。
nig
DONE短文詰め。息抜きがてらに書いたので本当に短いです。前半4つ🤟🛸、後半2つ🐣🛸になっています。
みじかい話嘘つく彼の独白
レンはすぐに「好き」と言う。友だちであれば「××のこと?もちろん好きだよ!」と言うし、犬を見かければ「好き!」、近所のおしゃべりなおばさんのことは「大好き」だし、俺の母親のことも「面白くて優しくて好き」なんだ。あいつには好きなものがたくさんあって、だから彼が俺に向ける「好き」も、その他大勢の「好き」の中のひとつに過ぎない。つまり今、俺の背中に腕を回して肩に頬を押し付けながら「好き」と切ない声で彼が言っていたとしても、アップテンポに合わせたメトロノームのように俺の鼓動が高鳴っているとしても、その「好き」は道端の犬や俺の母親、近所のおばさんに向けるのときっと同等で、だから「俺も好き」だなんて言うべきではないのだ。
3636レンはすぐに「好き」と言う。友だちであれば「××のこと?もちろん好きだよ!」と言うし、犬を見かければ「好き!」、近所のおしゃべりなおばさんのことは「大好き」だし、俺の母親のことも「面白くて優しくて好き」なんだ。あいつには好きなものがたくさんあって、だから彼が俺に向ける「好き」も、その他大勢の「好き」の中のひとつに過ぎない。つまり今、俺の背中に腕を回して肩に頬を押し付けながら「好き」と切ない声で彼が言っていたとしても、アップテンポに合わせたメトロノームのように俺の鼓動が高鳴っているとしても、その「好き」は道端の犬や俺の母親、近所のおばさんに向けるのときっと同等で、だから「俺も好き」だなんて言うべきではないのだ。
nig
DONE🤟🛸inミッションスクールな話。長いのでいったん途中までですが載せておきます。3月11日:加筆修正、続き書きました。
瓶の中、ふたりで この学校は変なやつばかりだ。例えば、今あそこで電子オルガンを弾いているやつ。一見すると普通の人間のようだが、頭には左右非対称の黒い角が生えていて、先端は水色に発光していた。学校から支給された白いブレザーを正しく身に着け、涼しげな顔で流れるようにすいすいと鍵盤を叩いている。もし彼を瓶に詰めてラベルを貼るとしたら何て書くだろう。“品性方向”“誠実”・・それから“王子様”といったところだろうか。“王子様”を思いついたところで、彼はいかにも白い馬に乗ってお姫様を助けに来そうだと思い、笑いそうになる。あるいは・・と“品性方向”と“誠実”に二重線を引き“ヤリチン”と書き直してみる。つまり、“ヤリチン”の“王子様”。清涼剤の匂いでもしそうな澄ました横顔が、下心を裏に隠した甘い表情で見知らぬ誰かを口説いている様を想像し、またも笑いがこみあげる。ありえなくもない。瓶のラベルには“品性方向で誠実だが、ヤリチンの王子様?”と書くのが良いだろう。生徒が全員着席し“ヤリチンの王子様”の伴奏が止まると、俺の思考もそこで霧散した。先生が壇上に立ち(今日は国語の教師だった)、“・・・の福音書26章41節を読みましょう・・”と真剣な表情で言と、あの独特の薄い紙をめくる音が、さざ波のように広がっていく。俺はてきとうにページを開いて膝の上に置くと、説教を始める先生ののっぺりとした声を子守歌にして目を閉じた。
23720🥠☘️✨
DONE【ILUNA】汰舊換新(Asteren、KyoRen) 這個故事的開頭住在你的歌聲裡。
在你的記憶裡,Aster一直有著兩副面貌:面對你時永恆的笑容,和背對你時冷下來的臉龐——其實你從沒看過後者,但還是能從他的語氣推敲出個所以然。
在你的認知裡,Aster是你的看護,也是你的戀人。他幾乎時時刻刻繞著你轉,陪你走過一次次斷層掃描和例行檢查,久而久之,他的字裡行間便隱約流露出某種增生的情愫,自此他不再是你的看護。
在你的印象裡,你的世界一直繞著他轉:你在手術後第一個見到的是他,陪你度過每一天的也是他。他很快便成了你空白人生中的理所當然。
但在你的心裡,他也只是盡責地完成每項職務——關心你大腦的狀況、給你一個早安吻、陪你買幾件衣服或看幾部電影,但他卻始終未能點亮你內心那座燈塔。
12723在你的記憶裡,Aster一直有著兩副面貌:面對你時永恆的笑容,和背對你時冷下來的臉龐——其實你從沒看過後者,但還是能從他的語氣推敲出個所以然。
在你的認知裡,Aster是你的看護,也是你的戀人。他幾乎時時刻刻繞著你轉,陪你走過一次次斷層掃描和例行檢查,久而久之,他的字裡行間便隱約流露出某種增生的情愫,自此他不再是你的看護。
在你的印象裡,你的世界一直繞著他轉:你在手術後第一個見到的是他,陪你度過每一天的也是他。他很快便成了你空白人生中的理所當然。
但在你的心裡,他也只是盡責地完成每項職務——關心你大腦的狀況、給你一個早安吻、陪你買幾件衣服或看幾部電影,但他卻始終未能點亮你內心那座燈塔。