くぅみ
PROGRESS少し、長い話になりそうなので進捗。需要あるといいなぁ
甘味処 虎杖(仮)毎週、日曜日、しがないOLのわたしには密かな楽しみがある。
それは、近くの公園にやって来る可愛らしいオレンジのキッチンカー『甘味処 虎杖』
甘味処というとあんみつやぜんざいをの餡子を思いだしてしまうけれど、実際には優しい味のするマフィンやクッキーが並んでいる。
そして、わたしのお目当てのジェラート。ここのジェラートを食べると1週間の疲れとストレスが一気に解消されて不思議とまた、元気に働こうと前向きになれるのだ。
そんな、不思議なジェラートを出す、『甘味処 虎杖』はリピーターも多くオープンと同時にたくさんの人がやってくる人気店なので、わたしは必ずオープンすぐに足を向けることにしている。お目当てはジェラートだけでなく、推しに逢いからだったりする。
2108それは、近くの公園にやって来る可愛らしいオレンジのキッチンカー『甘味処 虎杖』
甘味処というとあんみつやぜんざいをの餡子を思いだしてしまうけれど、実際には優しい味のするマフィンやクッキーが並んでいる。
そして、わたしのお目当てのジェラート。ここのジェラートを食べると1週間の疲れとストレスが一気に解消されて不思議とまた、元気に働こうと前向きになれるのだ。
そんな、不思議なジェラートを出す、『甘味処 虎杖』はリピーターも多くオープンと同時にたくさんの人がやってくる人気店なので、わたしは必ずオープンすぐに足を向けることにしている。お目当てはジェラートだけでなく、推しに逢いからだったりする。
enzykkukk
DONEモブ目線小説ネタ多大
犬王の巻を語る最後の琵琶法師私は友有の死後も、魚座の宗有を名乗り続けた。
棟梁はもう居ない。処されとうないので口には出さないが、魚座であり続けたものは確かに多くいた。それだけ、皆、魚座を、愛していたのだ。
私は魚座に人生を変えられた者の一人だった。
盲の父と共に当道座に座していたが、そこが自分の居場所ではないことは、なにとはなく感じていた。琵琶を掻き鳴らすのは好きだ。
だが何かが足りない。
父らは物語をまるまる伝えるだけで、それをより良くしようとは思わなかったらしい。
物足りない、物足りない!
そんな時に奴らに出会ってしまったのだ。橋の上で、まだ幼い犬王が舞い、友一が琵琶を掻き鳴らすのを初めて見た時、あまりの興奮に手足が痺れたものだ。
2866棟梁はもう居ない。処されとうないので口には出さないが、魚座であり続けたものは確かに多くいた。それだけ、皆、魚座を、愛していたのだ。
私は魚座に人生を変えられた者の一人だった。
盲の父と共に当道座に座していたが、そこが自分の居場所ではないことは、なにとはなく感じていた。琵琶を掻き鳴らすのは好きだ。
だが何かが足りない。
父らは物語をまるまる伝えるだけで、それをより良くしようとは思わなかったらしい。
物足りない、物足りない!
そんな時に奴らに出会ってしまったのだ。橋の上で、まだ幼い犬王が舞い、友一が琵琶を掻き鳴らすのを初めて見た時、あまりの興奮に手足が痺れたものだ。
kirche_is_dcst
DONE3/6追記こないだ話してたモブ初恋粉砕ルート需要があったので加筆しました。
フォロワーさんの初恋泥棒ネタイメレスで書かせていただいたやつです。
……僕の隣の席には、魔法使いがいる。
そう言うと、語弊があるかもしれないし、妄想乙!と笑われるかもしれないけど。
それくらい彼はクレバーでミステリアスで。
ふわふわと、不思議な雰囲気のひとだった。
社交的で話し上手で人気者で。
授業中は、いつも手元でなにか他のことをしていて、授業はどこ吹く風。欠席も割と多かったが、それでも成績はいつも上位で。
先生からの評価も上々。
誰とでも上手く付き合うけれど、誰にも踏み込ませない。
誰も、彼のトクベツにはなれない。
皆そう言っていたし、僕もそう思っていた。
ある日。
ふと隣を見ると、彼は教科書を立てて。
手元でトランプを弄んでいた。
ある意味、いつもの光景。
違ったのは、整った横顔をチラチラ見ていたこちらの視線に、彼が気付いたこと。
2666そう言うと、語弊があるかもしれないし、妄想乙!と笑われるかもしれないけど。
それくらい彼はクレバーでミステリアスで。
ふわふわと、不思議な雰囲気のひとだった。
社交的で話し上手で人気者で。
授業中は、いつも手元でなにか他のことをしていて、授業はどこ吹く風。欠席も割と多かったが、それでも成績はいつも上位で。
先生からの評価も上々。
誰とでも上手く付き合うけれど、誰にも踏み込ませない。
誰も、彼のトクベツにはなれない。
皆そう言っていたし、僕もそう思っていた。
ある日。
ふと隣を見ると、彼は教科書を立てて。
手元でトランプを弄んでいた。
ある意味、いつもの光景。
違ったのは、整った横顔をチラチラ見ていたこちらの視線に、彼が気付いたこと。