ImmortalWindil
DONEまさかの続編です。おでラン展示作
前回の話→https://poipiku.com/4542005/9867443.html
◯◯◯味の×××と×××味の◯◯◯②ヒュン&ロン編 ラーハルトくん、ヒュンケルくん、エイミちゃんの三人は、ポップくんたちと別れた数日後、武器の修理のために、ロン・ベルクさんの工房のあるランカークス村に立ち寄りました。
ラーハルトくんとエイミちゃんは旅道具を買い足すために出かけましたが、ヒュンケルくんはロンさんと話をするために工房に残ることにしました。
腕を怪我しているロンさんは、武器の修理を弟子のノヴァくんに任せ、工房の片隅でヒュンケルくんの話を聞くことにしました。
「話とは何だ?」
ロンさんが話を促すと、ヒュンケルくんは神妙な面持ちで口を開きました。
「ロン・ベルクよ、聞きたいことがある。あなたは、ウンコ味のカレーとカレー味のウンコのどちらかを食わなければならなくなった時、どちらを選択する?」
1507ラーハルトくんとエイミちゃんは旅道具を買い足すために出かけましたが、ヒュンケルくんはロンさんと話をするために工房に残ることにしました。
腕を怪我しているロンさんは、武器の修理を弟子のノヴァくんに任せ、工房の片隅でヒュンケルくんの話を聞くことにしました。
「話とは何だ?」
ロンさんが話を促すと、ヒュンケルくんは神妙な面持ちで口を開きました。
「ロン・ベルクよ、聞きたいことがある。あなたは、ウンコ味のカレーとカレー味のウンコのどちらかを食わなければならなくなった時、どちらを選択する?」
sonica0217
DONE小説「ロン・ベルク外伝(一)星に導かれし者たち」のシークレットコンテンツです。特典しおりに記載してあるパスワードを入力するとご覧いただけます。
今回の作中に散りばめている小ネタの数々を解説します。 7
kawaO_1008
DONE10/15・16開催ロン・ベルク&ノヴァwebオンリー「superNOVA」に参加した作品です。ロン・ベルク×ノヴァと言いながら、CP要素はほぼ皆無です。
回復しないロン・ベルクの腕。原因究明に奔走するノヴァ。果たして解決策は……? 17048
みはいく
MEMO名工さんが初めて人界に来たときの感動を、何度か短編で書きました。Feeling good という楽曲の歌詞がもうそのまんま名工さんの気持ちを歌っていると昨日気づいて驚愕した私。よく聴くのに、遅いよ……。
名工さんを想像しながら対訳しました。イメージはエド・シーランよりもマイケル・ブーブレです。
毎度の事ながら、かなりの意訳です。 1863
みはいく
TRAINING『君の瞳になりて』の対になる物語です。どちらから読んでいただいても大丈夫です。故郷を、同胞を護りきれなかった苦しみに、自分を責めぬいて容赦しなかったノヴァ君がいたのではないかと考えました。そして、そんな彼が自分自身を赦してポジティブになるのは、どんな時だろうと想いを馳せました。
黒曜石の夢魔族との出会いは最悪だった。
ダイたちに武器を創って携えてきた魔族の男をひとめ見て、心の中に沸き上がる黒い憎悪を隠すのに必死になった。
故郷は魔王軍の超竜軍団に滅ぼされた。遠征していたオーザムから文字通り飛ぶように帰還したこの目に映ったものは…。あの無惨な光景を、一生忘れる事はできないだろう。
超竜軍団を率いていたのはダイの父親だと知って、どうしたらいいのか分からなくなった。その人もダイを守るために命を落とした。灰すら残さずバーンによって焼き尽くされたという。それでもダイは苦しみと哀しみのさなか前に進んだ。
思考が止まった。
思考が止まると、思い出されるのは故郷の凄惨なあの光景だ。何度も、何度も、それは頭の中で繰り返し再生された。
2660ダイたちに武器を創って携えてきた魔族の男をひとめ見て、心の中に沸き上がる黒い憎悪を隠すのに必死になった。
故郷は魔王軍の超竜軍団に滅ぼされた。遠征していたオーザムから文字通り飛ぶように帰還したこの目に映ったものは…。あの無惨な光景を、一生忘れる事はできないだろう。
超竜軍団を率いていたのはダイの父親だと知って、どうしたらいいのか分からなくなった。その人もダイを守るために命を落とした。灰すら残さずバーンによって焼き尽くされたという。それでもダイは苦しみと哀しみのさなか前に進んだ。
思考が止まった。
思考が止まると、思い出されるのは故郷の凄惨なあの光景だ。何度も、何度も、それは頭の中で繰り返し再生された。
みはいく
TRAINING二人の師弟関係の成立を、名工の視点で書いてみました。この物語の世界は季節がない、という設定ですので、冒頭に出てくる春は捏造です。
人嫌いのロン・ベルクさんは命をかけてノヴァ(と人間)を守ったわけですが、出逢って一日かそこらの少年に何かを感じて見いだしたのか、はたまた彼の感情の起伏の激しさでもってノヴァの漢気に一目惚れしてしまったのか、脳内に妄想が溢れかえった次第です。
君の瞳になりて美しい、と思った。一瞬で心を奪われていた。
人界に下り、初めて過ごした昼と夜は、ただただ新しい世界の色彩と音に圧倒された。
木々の隙間から差す幾筋もの清浄な木漏れ日、一葉一葉を優しく揺らすそよ風、頬を照らす温かな陽光、清流が巌に当たり別れる音。見たこともない色とりどりの新緑、野に咲く名も無き花々、その馥郁ふくいくたる香り。春を謳歌する名も知らぬ鳥たちよ。
魔界にも数は少ないが人界を知らせる風土記が伝わっている。しかしそのどれにも洪水のような音と色彩には触れられていなかった。
人界に下った時、人知れず奥深い森に住み着くようになったのも、この人界の美しさに惹かれたから、と言っても過言ではなかった。
1510人界に下り、初めて過ごした昼と夜は、ただただ新しい世界の色彩と音に圧倒された。
木々の隙間から差す幾筋もの清浄な木漏れ日、一葉一葉を優しく揺らすそよ風、頬を照らす温かな陽光、清流が巌に当たり別れる音。見たこともない色とりどりの新緑、野に咲く名も無き花々、その馥郁ふくいくたる香り。春を謳歌する名も知らぬ鳥たちよ。
魔界にも数は少ないが人界を知らせる風土記が伝わっている。しかしそのどれにも洪水のような音と色彩には触れられていなかった。
人界に下った時、人知れず奥深い森に住み着くようになったのも、この人界の美しさに惹かれたから、と言っても過言ではなかった。