おもち
DONEクラさん♀、三木さん吉田さんの話です。以前書いたノスクラ♀のモブ3人視点の話なので一応ノスクラですが、カプ描写はありません。
たまには外食をしようということで、仕事帰りに駅直結のショッピングモールで便利モブ三人で待ち合わせすることになった。
フロアマップの前で、何を食べようか、とニンニクの入っている可能性のある料理を即座に却下する三木と、なんでも食べられますと言うクラージィに、せっかくなら普段作らない料理が良いかな、と吉田が返し飲食店のある上階へ向かおうとエレベーターへと歩き出す。
だが、クラージィが通路で突然ぴたりと立ち止まり、先頭を歩いていたにもかかわらず三木はすぐに気付き立ち止まり、クラージィの後ろを歩いていた吉田も続いて立ち止まった。
「どうしました?」
「ア、スイマセン。ナンデモナイデス」
クラージィは少し慌てた素振りで視線を三木と吉田に移すが、二人は先ほどまでの彼女の視線の先を見下ろした。
3966フロアマップの前で、何を食べようか、とニンニクの入っている可能性のある料理を即座に却下する三木と、なんでも食べられますと言うクラージィに、せっかくなら普段作らない料理が良いかな、と吉田が返し飲食店のある上階へ向かおうとエレベーターへと歩き出す。
だが、クラージィが通路で突然ぴたりと立ち止まり、先頭を歩いていたにもかかわらず三木はすぐに気付き立ち止まり、クラージィの後ろを歩いていた吉田も続いて立ち止まった。
「どうしました?」
「ア、スイマセン。ナンデモナイデス」
クラージィは少し慌てた素振りで視線を三木と吉田に移すが、二人は先ほどまでの彼女の視線の先を見下ろした。
kidd_mmm
MOURNINGモブ三人衆とノースディンの、畏怖そうで畏怖くないちょっと畏怖い話を書こうと思ったが続きが思いつかなくなったので供養した 出オチの勢いだけでやったらダメだったハハハ畏怖そうで畏怖くないちょっと畏怖い話「畏怖……イワゴウサン? 畏怖ダト思イマシタ。最近」
「イワゴウ……?」
誰だそいつは。ノースディンは眉間にしわを寄せる。吸血鬼の『畏怖欲』について話しているときに、クラージィが挙げた名前である。
コタツに招かれているノースディンの左隣では、目付きの鋭い男が飲んだ日本茶に咳き込んでいる。
「イワゴウさんに?」
一方、正面に座る眼鏡の男は膝の上の猫を撫でつつ同意した。
「あーわかります。ネコ好きのカリスマですよね、あの人」
どうやらイワゴウとやらは高いカリスマを持つ人物らしい。目付きの鋭い男――名前を思い出した。ミキだ――が説明を加えた。
「外国のかたは知らないかもですね-。日本で人気の写真家です」
「写真家」
729「イワゴウ……?」
誰だそいつは。ノースディンは眉間にしわを寄せる。吸血鬼の『畏怖欲』について話しているときに、クラージィが挙げた名前である。
コタツに招かれているノースディンの左隣では、目付きの鋭い男が飲んだ日本茶に咳き込んでいる。
「イワゴウさんに?」
一方、正面に座る眼鏡の男は膝の上の猫を撫でつつ同意した。
「あーわかります。ネコ好きのカリスマですよね、あの人」
どうやらイワゴウとやらは高いカリスマを持つ人物らしい。目付きの鋭い男――名前を思い出した。ミキだ――が説明を加えた。
「外国のかたは知らないかもですね-。日本で人気の写真家です」
「写真家」