はなむら
MAIKINGニヒルの祝祭/劇中劇派生カプ書きかけ
記念公演 ウヌス国・王位継承権第二位を有するラインハルト王子は、王宮内に広く作られた演習場で自慢の剣技を振るっていた。
「オラオラァッ、死ぬ気でかかってこい!」
王室近衛兵隊隊長を相手にし、模擬刀をもういくつへし折ってしまったことか。はじめこそヒラの隊員たち――ヒラとはいえウヌス国王室の公達を守る近衛隊だ。陸、空、海、各国内軍より選りすぐりの人間が集められている――を相手にしていたが、その誰もがボロボロになり負けを認めてもなお、ラインハルトは満足しなかった。
「戦場でのことを思い出せ、俺を敵軍大将だと思え! 切られる覚悟で向かっているぞ!」
王子の咆哮は相手の闘争心を鼓舞するには十分すぎる。しかし、精神力だけで戦える相手ではない。
2602「オラオラァッ、死ぬ気でかかってこい!」
王室近衛兵隊隊長を相手にし、模擬刀をもういくつへし折ってしまったことか。はじめこそヒラの隊員たち――ヒラとはいえウヌス国王室の公達を守る近衛隊だ。陸、空、海、各国内軍より選りすぐりの人間が集められている――を相手にしていたが、その誰もがボロボロになり負けを認めてもなお、ラインハルトは満足しなかった。
「戦場でのことを思い出せ、俺を敵軍大将だと思え! 切られる覚悟で向かっているぞ!」
王子の咆哮は相手の闘争心を鼓舞するには十分すぎる。しかし、精神力だけで戦える相手ではない。
チビかぬ
DONEスケベ絵があまりにも苦手なので練習に兵摂で48手を描くことにしました。48パターンもスケベ描いたら流石に慣れるやろ!!!まずは比較的描きやすい(と思われる)うしろやぐら。いわゆる立ちバック
msr_at3
DONE本をお求めいただいた方へのいつぞやの無配でした。仙台での地方公演で二人がずんだシェイクを飲む話です。時間が経ったので全体公開のweb再録とさせていただきます。
仙台に地方公演に行った兵摂がずんだシェイクを飲むだけの話 劇団の公演も安定し始め、俺たちは劇場での公演がない時期に地方公演へ出るようになった。新幹線に乗って地方都市を回り、数日間の短い公演を披露する。会場での調整に時間が取りにくいこともあって、そのほとんどは演り慣れた過去作品の再演だ。しっかりと役作りをし、演出面の打ち合わせを綿密に行い、もちろん芝居に手抜かりはない。ただいつもと違う特別な場所に来ているという面では、それぞれが限られた自由時間で何をするかということに思考を裂くのは致し方のないことだと思う。かく言う俺も例に漏れず、行き先が決まってからご当地スイーツの下調べに余念がなかった。
「こうやって一か所に集まってんのは便利だよな」
「ああ、欲しいモンはだいたい買えた」
1853「こうやって一か所に集まってんのは便利だよな」
「ああ、欲しいモンはだいたい買えた」